専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
2月21日(金)
今週初めは雪。それがあっという間に春のような陽気。
今日は浄円寺にて、呉東組やわらか真宗。
呉東組仏教婦人会連盟主催、若手僧侶の我聞会が担当する年3回の連続研修会。
令和元年度もこのたびが3回目。
専徳寺仏教婦人会からも3名が参加するため、送迎がてら開会式と閉会式に出席。
今回は新型コロナウィルスの影響か、欠席者もチラホラ。
(欠席された方は、次年度に3回目を受講して修了。)
3回受講された方には、やわらか真宗オリジナルの門徒式章が贈られる。
無憂樹(アソカ)の柄なのだが、これを見た時、初めて〈無憂樹ってこんな花が咲くんだ〉と正直思った。
見たことがない。。。
昔は見たことのないものは、身近にあるものに喩えられたり、また、代わりのものをそれに見たてたりしたのだろうけど、それは昔の話。
仏教壮年会の例会のため、お釈迦さまのことを調べていて、
無憂樹(お釈迦さまが誕生された時の樹)
菩提樹(お釈迦さまが悟りを開かれた時の樹)
沙羅双樹(お釈迦さまがお亡くなりになった時の樹)
仏教の三大聖樹。
何と、その種を販売しているサイトを見つけて、お取り寄せ。
無憂樹は、マメ科の植物で、土の中に大きなごろっとした豆のような種が。
菩提樹(インドボダイジュ)は、お念珠の玉をイメージしていたけど、ちっちゃい!
菩提樹は、クワ科イチジク属。
イチジクの種を思い浮かべて納得。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。
日本で見られる沙羅双樹はナツツバキ。
インドの沙羅双樹は、フタバガキ科。
はねつきの羽根を連想。。。
どんどん温暖化が進んでいるので、元々温暖な長浜でなら、ひょっとして育てられるかも?と、淡い期待を持ちながら、もう少し暖かくなるのを待って。
10時から昼食をはさんで15時まで。ご苦労さまでした。
修了、おめでとうございます。
2月15日(土)
今日は涅槃会。
お釈迦さまのご命日。
涅槃会
旧暦二月十五日は、お釈迦さまの命日「涅槃会」である。この日は「お釈迦さんのはなくそ」または「おいりはなくそ」と呼ぶ菓子をつくって仏前に供え、子どもたちに配る風習がある。名前を聞いただけでは何か見当もつかないが、米や豆を炒ってあめをからませたお菓子で、子どもたちは楽しみに待っている。まことにひょうきんで、安芸門徒の人たちの仏さまへの親しみが感じられる呼び名である。●お釈迦さんのはなくそ
あられや大豆、干し飯などを香ばしく炒っておく。砂糖と水を煮詰めた中に水あめを入れて蜜をつくり、炒った材料をからめる。これを熱いうちに手で一口大に丸めて固める。
餅米の玄米をほうろくで炒って花のように開かせて蜜に混ぜる家もあり、黒砂糖を煮溶かした蜜でからめる場合もある。みなそれぞれに甘くて美味しい。
(『聞き書 広島の食事』農文協 広島湾沿岸の食 93頁より)
広島湾沿岸部でも、「はなくそ」の伝わっているところもあるみたい。
このあたりでは、聞いたことがないのだけれど。。。
「はなくそ」とは、「花供御」が訛ったものだそうで、京都でも「はなくそ」がお菓子がお供えされ、配られるそう。
それから、信州の「やしょうま」が気になって、本をお取り寄せ。
『信州 やしょうま レシピ帖』 松本博子 しなのき書房
「映え」る、やしょうま。
天然素材の著色にこだわって、見て楽しく、食べておいしい、誰でも安心して食べられる“やしょうま”だそう。
いつまでも受け継がれますように。
南無釈迦牟尼仏
南無阿弥陀仏
2月14日(金)
暖かい日が続いているけど、週明けには寒さが戻るとか。
今日は午後から安登浄念寺にて、呉東組勤式研修会と同朋研修会。
毎年開かれるこの研修会。
前半は勤式推進委員による研修会。
後半は同朋研修会。
本日は、組内16ヶ寺より22名の参加。
勤式研修会は、お経の読み方の変更箇所等について。
【讃仏偈】
諸仏法海(しょぶつほっかい) ⇒(しょぶつほうかい)
斉聖法王(さいしょうほうおう)⇒(ざいしょうほうおう)
【重誓偈】
天光隠不現(てんこうおんぷげん) ⇒(てんこうおんふげん)
常於大衆中(じょうおだいしゅちゅー)⇒(じょうおだいしゅぢゅー)
など。
経本によって、ふりがなが違っているらしい。
また、我流になってしまうので、注意するところを聞いて、気をつけなければと改めて。
同朋研修会では、教区より出向者を迎えて、このたびは「み教えと差別の現実」と題し、『観経』の「是旃陀羅」の問題について。
研修会に向けて、このたびの参考資料『み教えと差別の現実』を読んだけれど、ちょっと分からないところもあり、インターネット上の情報を求めたりしているうちに、『宗教と部落差別―旃陀羅の考察―』という本に行き当たる。
その著者が「仲尾俊博」。
仲尾俊博和上は、平成5年、指導教授の浅野教信先生が初めて安居で副講『西方要決』をされ、そのご縁で安居に初めて聴講させていただいた時の本講和上(『玄義分』)。(ちなみにその年の宗乗副講が霊山勝海司教『西方指南鈔』、典議が山田行雄司教)。
仲尾和上のことは存じ上げないのだけれど、この問題について本願寺派勧学の和上の書かれた本と言うことと、その当時のことを懐かしく思い、古本ではあったけれど読ませていただいて、今日の研修会に。
「さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし」(歎異抄)
久しぶりに、こうした本を読ませていただくご縁。
ほんとにご縁がなければなかなか。
2月13日(木)
先週末、お隣の住蓮寺で開かれた長浜日曜学校で、「花まつりの絵」募集のチラシを配っていただいた。
ここ数年、花まつりの絵をキットカットに。
その前はチロルチョコの包み紙。
お釈迦さまのお誕生をお祝いして、子どもたちが笑顔になれる何かを。
先日、ネットで見つけた商品が届いた。
フェリシモおてらぶの「しゃかしゃか花舞う 花まつりスノードーム」。
ブログに掲載された商品誕生までの話に、「花まつりを祝うグッズがない!!」と。(⇒フェリシモおてらぶ)
もっと楽しく、もっと仏教にご縁が出来たらと。
それと、見つけたのが、三条獅子さんのねこ如来(ガチャ)。
そのシリーズで、
こちらは、右手に施無畏印、左手に与願印を結んだお釈迦さま。
このお姿は、お釈迦さまが「心配いらないからね。何でもお聞きしますよ」とやさしく迎えてくださっている。
こちらは、お釈迦さまがお亡くなりになった時の涅槃像(頭北面西右脇臥)。
お釈迦さまは亡くなられる前に、「自灯明 法灯明」のお話をされたそう。
自らをともしびとし、自らをよりどころとしなさい。
法をともしびとし、法をよりどころとしなさい。
と。
こちらは、京都東山、紅葉の名所としても知られる永観堂の見返り阿弥陀。
永観が阿弥陀さまのまわりを念仏行道していると、阿弥陀さまが下りてこられて先導された。呆気にとられて立ち尽くしていると、阿弥陀さまが「永観おそし」とふり返られたとか。
こちらは、ふざけてるのではありません。
五劫思惟阿弥陀仏。
弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり。されば、それほどの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ。(歎異抄)
阿弥陀さまは五劫という長い長い間、私を救うためにずっと思惟してくださった。
それがどれだけ長かったかというお姿。
2月15日は涅槃会。
北陸では「涅槃団子」、信州では「やしょうま」。
そして、京都では「花供御(はなくそ)」。
いずれもいずれも、よいご縁となりますよう。
2月12日(水)
今朝、螺山からウグイスの声。
いつもより1ヶ月くらい早くない?
午前中、広南小学校3年生が総合の時間に専徳寺へ来山。
「地域の人・文化について知ろう」
先月石泉文庫防火訓練に参加してくれた3年生が、石泉文庫のこと、宇都宮黙霖のことについて学ぶ。
まずは御行儀よく靴を脱いで、
本堂に上がって話を。
虫干しの話から、紙魚(シミ)のことを話すと、みんな興味津々。
虫食い問題って知ってる?
何ですか??
「広□小学校」、□に当てはまる字は何ですか?って問題。
あとで、今は「虫食い問題」でなく、「穴埋め問題」と言うのか。。。と。
そのあと、パラパラと小雨が降り出したけど、せっかくなので石泉文庫へ。
石泉文庫2階への階段を恐る恐る上って、「斜めってる!!」。
薄暗い文庫内で、黙霖さんの本を手に「軽っ!!」。
虫干しは何年生でするんですか?
6年生です。
それじゃ、また3年後に来ます!
と、うれしい言葉を残して雨のなかを元気に学校へ。