専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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10月16日(木)
お寺にとって一大イベント、報恩講法要。
昔とはずいぶん様変わりしているとは思うけれど、今のご縁を大切に。
特に変わっているのは、気温。。。
とにかく暑い。
去年同様、夏用衣体なのに汗だくになる。
昔のようなお斎を続けていたら、何かしら事故が起こっていたかも。。。
お参りが減ったというのも、致し方ない。
でも、お参りくださった方がよろこぶ姿を大切に。
このたびは安藤秀明師をお招きし、法話と人形説き。
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さすがの人形説き。
それもそのはず。以前、NHKの連続人形活劇 新・三銃士(三谷幸喜脚本)の主役、ダルタニアンの人形を操っていた方。
このたびは布教使として、前半を法話。後半を人形説き。
迫力ある生き生きとした姿に、みなさん食い入るように。
しばらく御法座にお越しになられなかった方もお見えになり、「いいご縁だった」とよろこんで。
朝席が終わり、昼席の準備をしている時、今回は準備万端かと思っていたのに、CDデッキのリモコンを押しても動かない!
電池切れ。。。
しかもこのリモコンのボタン電池が!!
また、焼香用のお香が足らない?
大急ぎで仏具や電気屋を回り、バタバタと。
それでも、このたびの報恩講、特に今日は雨予報だったのに、御満座が終わり、みなさんが家路につくまで雨も降らず。
総代さんに幕の後片付けをしていただいて、そのあとザーッとひと雨。
本当におかげさまで。
御講師を駅までお見送りし、ホッとする間もなく、お通夜!
急いで支度をして向かうと、会館が真っ暗。
会館を間違えた!
今日は最後の最後までずっとバタバタではあったけれど、何とも心地よく。
さぁ、明日ゆっくりと後片付けかな。
ようこそのお参りでした。

10月15日(水)
今日明日と報恩講法要。
報恩講に備え、一昨日から準備。
月曜日は寺での法事がなかったため、朝から法事の合間を縫って打敷、御絵伝を掛ける。
午後から花の仕入れ。
平生の荘厳と違うので、広島市内まで仏華を求めて。
そして、昨日は朝から幕を張り、午後坊守の活けた仏華を運んで荘厳を整える。
お通夜からの帰り、空の色が不思議な色に。
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そして、朝席より報恩講法要。
このたびの御講師は、本願寺派布教使 安藤秀明師。
10年前にひとり人形説き『野州花見ヶ岡大蛇経鱗』を。
現在は布教使として布教をしながら人形説きも。
講題は、『何に遇ったのか それによって その人生は決定する』
梯實圓和上のことばだそう。
そのようにお聞きしていたので、このたび床の間には梯和上が安居本講師をされた時に頂戴した書を。
朝席は、報恩のお話。
ピザの譬えが何とも分かりやすく。
そして、称=となえる たたえる
いくら最高のレストランであっても、食した人の称讃の声があってこそ世に弘まるのかな。
昼席はいよいよ人形も登場。
開始の合図を知らせる喚鐘を叩く支度をしていると、後ろから「私が叩きましょうか?」と。
振り返ると、御講師。
なかなか御講師の喚鐘は聞けないのでパチリ。
昼席は、余間に掛けてある御絵伝の三幅目『弁円済度』。
親鸞聖人と弁円の話より、何に出遇われたかというお話。
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前半ご法話で、後半は人形説き。
流石になかなかの迫力。
明日は鬼も幽霊も出ますよと、御講師より告知。
ようこそのお参りでした。
明日もお誘いあわせてお参りを。
10月10日(金)
朝はちょっとひんやり。でも、日中はまだまだ汗ばむ。
15日、16日と報恩講法要に向けて、朝9時から仏教婦人会の本堂清掃。
お内陣修復以前は、報恩講前におみがきをお願いしていたけれど、修復後はおみがきをしなくてもよくなった。
ただ、本堂外陣は平生の掃除だけでは追いつかず、報恩講前にお掃除をお願いすることに。
1時間ほどかけて、本堂のサッシ、外陣、講師部屋の掃除を。
私はいつものように、バケツの水替え。
汚れた水を新しい水に入れ替えて、とにかく運ぶ。
お百度参り?と思うくらい、100往復くらいはしたかも。
おかげできれいになりました。
いつもありがとうございます。
午後3時から、そのきれいになった本堂で総代会。
来週の報恩講等、もろもろの議題。
いつもありがとうございます。
10月15日(水) 朝9時~・昼13時~
10月16日(木) 朝9時~・昼13時~
御講師 本願寺派布教使 安藤秀明師
10年前に人形説き『野州花見ヶ岡大蛇経鱗』にお越しいただいて以来。
どうぞお誘いあわせてお参りください。

10月8日(水)
通り報恩講が始まって1ヶ月。
いろいろとありながらも、何とか明日で当山報恩講までの通り報恩講が修了。
最近は一緒に正信偈のおつとめをされる方が少なくなってきた。
昨日、後ろから久しぶりに一緒におつとめの声が聞こえてくる。
一緒におつとめすると、何とも心地よい。
何と、一緒におつとめしてくださったのは、今年百一歳を迎えたお方。
それを聞くと、さらに心地よく。
今夜は仏教壮年会例会。
正信偈のおつとめをするのだけれど、で少し声がれ。
それでも、後ろから一緒におつとめする声が聞こえてくると、自然と声が出る。
いよいよ『歎異抄』後序。
『御伝鈔』にも登場する信心諍論よりたまわりたる信心の話。
ようこそのお参りでした。
10月5日(日)
昨日の雨が上がり、何だか蒸し暑く感じる日曜日。
今日は阿賀~焼山~小坪、そして再び小坪と、あっちこっちへ御法事に。
そして、夕方臨終勤行で阿賀へ、夜は郷原浄光寺にて法中会。
阿賀から焼山へ向かう道をGoogleマップのナビを使うと、県道174号線を指示。
平原浄水場の横を通り抜け、山の中をひたすらくねくね。
初めての道は何だか新鮮。
このまま向かうと20分ほど前に到着してしまいそうと思ったところで、灰ヶ峰登山口の案内が。
灰ヶ峰には行ったことがないので、ちょっと時間潰しにと灰ヶ峰に向かい、10分くらい走ったところで車を止め、Googleマップを見ると、まだまだ先が長い。。。
途中でUターンしてお参り先に。
おかげで時間通りに到着。
また、いつか。
夜の法中会では、DX推進についても話が。
安芸教区のDX推進。
昨年初めて見たときは、デラックス推進って何?と思ってしまったが、DXとは〈デジタルトランスフォーメーション〉の略。
業務の効率化(IT化)と異なり、組織の文化や企業全体のあり方を変革することが目的とされているそう。
その前段階として、教務所にメールを登録し、これまで寺院宛に郵便で送られてきた案内や書類をすべてWeb上で確認できるようになった。
ただ、メールの登録状況を見ると、登録数は安芸教区全ヶ寺の3分の1ほど。
そんな中、呉東組は16ヶ寺中15ヶ寺がメール登録済みで、教区の中でも断トツ1位だとか。
全体のあり方を変革するには、まだまだ時間がかかりそう。