専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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12月6日(土)
風がないせいか、寒さはマシな気もするけれど、朝の本堂の温度計は7度。。。
今日も目一杯。
今年の流行語大賞は、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」。高市早苗内閣総理大臣のことばになったそうだが、
総理大臣ほどではないと思うけれど、こちらも働いて働いて働いて働いて働いてますよ、と。
朝9時 月忌
朝10時、11時、12時 法事
13:30 呉専徳寺報恩講(導師&講師)
16時 法事
18時 通夜
さすがにすべてが終わるとお腹が痛い。。。
昔はこの時期喉を痛めていたけれど、お腹の底から声を出すようにしてから喉を痛めることはほぼなくなったけれど、腹筋を痛めるように。
呉専徳寺の報恩講では昨日までの白石説教所の2席を短縮バージョンでお取り次ぎ。
ようこそのお参りでした。
本堂横のトイレ案内を新調。
サンプルでは中国語や韓国語の表記もあったけれど、JR東海が日本語と英語だけで表記しているのは、「多言語表示は限られたスペースの中で文字が小さくなり、見づらくなるおそれがある」との記事を見て、なるほどと、雑多な表記を極力省いて作ってもらった。
なかなかいい感じ。
明日も朝9時から法事、法事、法事、法事、葬式、法事。。。
師走。。。

12月5日(金)
今日は昨日ほど風もなく、寒いけれども穏やか。
午前中、通り報恩講の予定を入れずにいたけれど、法事とお葬式。
それまでにイチョウの掃除。
そして、午後から白石説教所の報恩講、2席目。
先日入手した『妙好人因幡の源左』の絵本との出会いから。
10年ほど前、妙好人のことについていろいろと調べていたら、因幡の源左同行の「ようこそようこそ」の絵を販売しているサイトがあり、残り1点となっていたことから思わず購入。
それが届いて初めて人間国宝 芹澤銈介氏の作品の複製だということを知った。
そこから、「芹澤銈介」って?何故源左さんの作品を?複製ということは元は?と、いろいろと疑問に思って調べていった。
そして、その価値も知らないから、古本屋で売られている価格を見て驚いた。
そのあと、民藝の柳宗悦との関わり、そして民藝自体のこと、いろいろと興味をもって。
柳宗悦著『妙好人 因幡の源左』など古本で購入し、芹澤銈介美術館オンラインショップで「ようこそようこそ」の暖簾も購入。
いろんなことを知るうちに、いつかは本物を見てみたいと思うように。
それが、たまたまAmazonで出品されているのを見つけ、思い切って。
小さいのが10年前の複製で、大きいのが本物の外箱。
そのなかに立派な木の箱。
そして、和綴じの絵本が収まって。
見たことのない綴じ方だと思ったら、因州和紙井上紙店のサイトで〈麻の葉綴じ〉だと。
そして、右が複製、左が原本。
源左さんの50回忌法要を記念して作られたこの絵本には、民藝への思いもたっぷりと。
10年間、ずっとではないけれど、折に触れては登場してきた絵本が今ここに。
ようこそ ようこそ
そんなことからのお味わい。
ただ、持ち歩くにはちょっと大きくて重い。。。
ようこそのお参りでした。
報恩講が終わると、すぐに還骨へ。
帰りに仁方から小坪を通って海岸線を走ると、今日の中国新聞1面に紹介されていた
浮島現象。
ようこそ ようこそ なもあみだぶつ
12月3日(水)
寒波到来。
朝月忌参りを終えて、イチョウの葉っぱを吸塵機で掃除。
終えたと思っても、次々と降ってくる。。。
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あきらめて、今日は夕方の報恩講参りまで時間が空いたので、ひろしま美術館で開催中の柿本幸造『どうぶつ大集合』展に。
『どうぞのいす』や『どんくまさん』。
たくさんのどうぶつの絵にホッと。
高度経済成長期のころ、世の中の流れに反してゆったりとした生き方や世の中を望み、いつまでも子ども心を持ち続けることを大切に考えた柿本は・・・・
「ゆったりとした生き方や世の中」って、何だかいいなぁ。
夕方、報恩講参りのあと、近くまで来たついでに長浜第一公園(三角浜)へ。
ベンチが二つ。
手前が虹恋ベンチ。
奥にあるのが、先日土曜日に除幕式があったという「二つの花ベンチ」。
ゆったりと、どうぞのベンチとなりますように。

11月30日(日)
11月最終日は日曜日。
今年から土・日、祝日は13時~14時まで予備時間として空けている。
急な予定が入ることもあるため。
ただ、予定が入らなければ、その時間は昼休憩に。
このシステムを取り入れて、かなり楽になったような。
今日はその時間にオーストラリアからのお客さまが。
本堂の中を案内出来たのも、そのおかげかな。
そのあと午後からの法事を終えて、今夜の法中会準備。
今夜の会所は当山専徳寺にて。
先日届いたテーブルと椅子を早速。
インフルエンザが流行っているので、出来るだけ間隔を空けて。
先日届いたといえば、
御本典(『顕浄土真実教行証文類』)板東本の影印本。
このたび東本願寺出版から出版された、親鸞聖人御真筆の御本典がすべてカラー写真で。
本願寺の所蔵する御本典は、親鸞聖人のご往生から13年後(文永12年)に書写されたものといわれ、清書本と呼ばれるもの。
総合研究所のサイトで、デジタル版『教行信証』として閲覧可。
どちらも報恩講が終わってから、じっくりと。