専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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12月31日(月)
今年の年末は、お葬式が続き、昨日も法事が3件。
ようやく、大晦日になって年始の準備。
午前中、年賀状。
午後から除夜会に向けて準備。
境内に竹灯籠を並べていたら、総代さん2名、仏教壮年会会員1名が照明を設置するために来てくださり、いろいろとお手伝いしてくださった。
竹灯籠を拭き、ライトをつけ、そして竹灯籠に蝋燭をセッティング。


それほど寒くなく、準備完了。
お世話になりました。
そして、本堂での準備が夕方まで。
最後のお夕事を本堂とお内仏でおつとめし、夕飯をいただいた後、紅白歌合戦を見ながら、最後の蓮作り。
とりあえず、一休み。
もう少ししたら、除夜会の準備に。
たくさんの蓮の花が親鸞聖人の足元を照らしますように。
どうぞ、暖かくしてお参りを。
今年も一年、ありがとうございました。
12月19日(水)
今日は青空のもと、午後から今年最後の報恩講つとめあい、大広真光寺報恩講法要へ。

去年までと違うのは、今年の7月豪雨災害で全国ニュースにまで流れた真光寺橋の姿。。。

以前は、素敵な歩行者専用橋。(2年前の報恩講に撮影)

昨日、中学生の長男に今年の重大ニュースを調べる宿題が出ていたので、「豪雨災害は?」と尋ねたら、何と!ランキング10位以内に入ってないと??
1位が安室奈美恵引退。2位がカルロス・ゴーン日産自動車会長逮捕、3位がTOKIO山口メンバー事務所を退所。。。
時間が経つと、どんどん忘れられて。
今夜は安登浄念寺にて今年最後の法中会。
組内行事も残すところ忘年会のみ。
ともかくも あなたまかせの 年の暮れ (一茶)
12月18日(火)
晴れあがった朝。
今日は朝9時より仏教婦人会のみなさんが集まって、本堂の清掃。
きれいにしていただいた本堂で、そのあと報恩講。
正信偈のおつとめをし、法話。
今日は、昨日読み聞かせで読んだ、かこさとしさんの遺作、『みずとはなんじゃ?』より話を。
今朝のNHKのニュースにもこの本のことを紹介されていて、とってもタイムリー。

ちきゅうの いきものの ひとりとして、
うみや かわを よごさないようにしましょう。
みずの もっている すぐれた せいしつを しった わたしたちは、
せっかくの みずの ちからを まもり、いきもの みんなが
いきてゆけるよう つとめましょう。
かこさんの最後のメッセージ。
ご門主さまが、秋の法要に「私たちのちかい」についてのご親教を。(⇒本願寺HP)
私たちのちかい
一、自分の殻(から)に閉じこもることなく
穏(おだ)やかな顔と優しい言葉を大切にします
微笑(ほほえ)み語りかける仏さまのように一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
しなやかな心と振る舞いを心がけます
心安らかな仏さまのように一、自分だけを大事にすることなく
人と喜びや悲しみを分かち合います
慈悲(じひ)に満ちみちた仏さまのように一、生かされていることに気づき
日々に精一杯(せいいっぱい)つとめます
人びとの救いに尽くす仏さまのように
仏さまの願い、仏さまのこころを知った私たちは、せっかくの仏さまのこころをいただき、いきもの みんなが生きていけるよう、つとめましょう。
何だかそんなふうに味わって。
婦人会のみなさまには、今年もいろいろお世話になりました。
ようこそのお参りでした。
12月17日(月)
今日は家の解体や遺品整理をされている会社で遷仏式。
遷仏式(せんぶつしき)とは、引っ越しとか家の解体にともなって、お仏壇の仏さまを遷す法要。
「魂抜き」とか「性根抜き」と言われる方が多いが、浄土真宗では仏さまを遷す(うつす)《遷仏(せんぶつ)》。
ちなみに、新しくお仏壇をお迎えするときの法要は、「入仏式(にゅうぶつしき)」。
本来、そのお宅の方が遷仏式をされて、そのあと業者の方が解体されたりするのだが、最近ではなかなかそれも難しくなっているそう。
そこで、解体をする時に遺品やお仏壇を業者の方が大切に預かって、そして遷仏式をして最後のお礼を。

「墓じまい」に「仏壇じまい」という言葉をよく聞くようになり、初めてこうしたご縁をいただいたが、これからこうしたご依頼も増えてくるのかな。
時代は変わっても、大切にするこころを。
12月17日(月)
昨日の雨が上がり、青空が広がる。
でも、青空の下、パラパラと雨の降る冷たい朝。
今朝は広南小学校、今年最後の読み聞かせ。
担当は4年生。
今年最後に何を読もうかと、何冊か候補を読んでみて、ちょっと長いけど、これしかない!と選んだのが、
『みずとはなんじゃ?』 (かこさとし 作・鈴木まもる 絵)
作者のかこさとしさんは、今年5月2日に92歳でお亡くなりになった。
その1ヶ月後、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、「最後の記録 絵本作家かこさとし」を放送。
てっきり追悼番組だと思って観たら、いきなり冒頭に、
これは“追悼番組ではありません。
最後まで絵本作家として生き抜いた
一人のプロフェッショナルの記録です。
と。
放送は、今年の3月11日から1ヶ月の密着取材の様子。
命を終えるギリギリまで「ただ、こどもたちのために」、その思いで絵本作り。
その放送の中で、最後に絵を鈴木まもるさんに委ね、制作していた絵本が『みずとはなんじゃ?』。
小さなこどもにも分かるよう、やさしいことばで。
そして、最後に、
ちきゅうの いきものの ひとりとして、
うみや かわを よごさないようにしましょう。
みずの もっている すぐれた せいしつを しった わたしたちは、
せっかくの みずの ちからを まもり、いきもの みんなが
いきてゆけるよう つとめましょう。
と。
今年は、豪雨災害のあとの断水で、「水」の大切さを改めて知った。
地球を大切にできていないツケがまわってきたようなこのたびの災害。
先日、あのきれいな沖縄の辺野古の海にもとうとう。
自分たちのため、自国のため、〇〇ファースト、、、、
「いきもの みんなが いきてゆけるよう つとめましょう」
かこさんのメッセージが、少しでも伝わるといいなと思いながら。