専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
7月12日(火)
今日は、午後から校区内の各自治会長、民生委員、保護司、そしてPTAの役員が集まって、広南学園第1回校区内補導及び防犯連絡協議会 兼 長浜駐在所連絡協議会。
小学校1年生から6年生までの授業を一通り参観。
特に1年生の音楽の時間。
蒸し暑い中を元気いっぱいに歌ってたのが印象的。
中学校は、消防士の方が来られて、防災の研修。
煙中体験、消火器の使用法、そして蘇生法を。
参観後に、夏休みに向けて、地域の子どもたちの様子をそれぞれに聞かせていただく。
地域ぐるみで子どもたちを守り、そして、中学生になると、今度は次第に地域を守る立場へと変わっていくんだな。
それが終わると、急いで子どもたちを連れてマツダスタジアムに。
今日は、毎年恒例となっている呉東組納涼会のカープ観戦、巨人戦。
到着したら、1回裏。
すでに、1-0で巨人が先制。。。
ところが、今年はちょっと違う。
あっという間に同点。逆転、そしてだめ押し。
これまでの納涼会では、ため息の方が多かったような気も。。。
7回裏の風船を飛ばす頃にはすでに9時前。
今日は呉東組から25名の参加。
座った席は、25列目。
そして、大活躍の25番、新井さん。
次の日、息子たちの学校もあるので、楽しいところで帰宅の途。
今日は天気予報が雨の予報だったのが気がかりだったけど、傘もいらず。
でも、帰ってみたら、呉地方に大雨警報。
明日の夜席から石泉文庫の虫干し法座。
夜席には止んでるかな。
お誘いあわせてお参りを。
7月11日(月)
今日は午後から善通寺にて呉東組聞名講の7月例会。

今日も御示談に向けて、講の役員の方がアンケート用紙を用意してくださった。
教章には、「宗名」の項に「浄土真宗」、「宗派」の項に「浄土真宗本願寺派」と示されています。「宗名」の「浄土真宗」という言葉の意味とは何でしょう?
と。
聞かせていただくことの大切さをいろいろと。
足もとの悪いなかをようこそのお参りでした。
帰宅して、永六輔氏がお亡くなりになられたとのニュース。
『くれえばん』主催の以前講演会で専徳寺にもお越しになり、その時の話が『親と子』(岩波新書)に収録された。
懐かしく思って、その後届いたお礼のハガキを引っぱり出した。
あっ!『上を向いて歩こう』の切手だった。。。
8月9日、ちょうど原子爆弾の話をされていたときに、消防署からの町内放送で、「長崎に原爆が落ちた11時2分、サイレンが鳴るので黙祷をしましょう」とのアナウンスが流れ、サイレントとともに講演を途中で止めて、みんなで黙祷を。
そんなことがあったなぁと思い出す。
ありがとうございました 合掌
7月11日(月)
今朝は小雨。
1学期最後の広南小学校読み聞かせ。
担当は5年生。
読んだ本は、
先日、78円で購入。(送料800円)
2012年、豊橋市で当時小学6年生だった作者が書いた作文。
同市の話し方大会で最優秀賞に選ばれ、その後同市の道徳の授業でも取りあげられるようになった。
その作品に共鳴したメンバーが集まって「78円の命プロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングで寄付を募り、このほど78円のこの絵本が出来た。
近所の野良猫キキ。
赤ちゃんを産んだけど、ある日、その赤ちゃんを預かっていた鈴木さんから、「〇〇センター」に連れて行ったよ」と聞かされる。
誰かにもらわれていって幸せに暮らしてるんだと思って、友だちにそのことを話すと、「保健所」に連れて行かれて殺されるんだと知らされる。
家に戻ってインターネットで調べたら、1匹につき、殺されるのにかかる値段が78円。。。
6年生の「いのち」を思う気持ちが綴られている。
読み終わって、感想を聞くと、近所に野良猫が住んでいるそうで、そのネコのことを思いながら、一生懸命感想を述べてくれた。
「殺処分ゼロ」って言葉を時々目にするなぁと思って調べてみたら、何と広島県の2011年度犬猫殺処分数が全国一!
その後、殺処分ゼロを目指し、ボランティア・ふるさと納税・そしてTNR活動(ノラネコの避妊手術)などを。
避妊手術をしたノラネコは、どちらかの耳の先を目印としてカットされると。。。
えっ?あのジバニャンも??
今日は、広南中学校が一昨日の土曜日参観の代休で休み。
せっかくの休みだけど、読み聞かせのボランティアに参加してくれる人を全校生徒に呼びかけてもらったら、1年生7名が申し込んでくれた。
1名、風邪で来れなくなって、6名の中学生が1年生から4年生までの教室で読み聞かせ。
7月8日(金)
昨日までの暑い青空はなくなり、朝から雨。
今夜は仏教壮年会の7月例会。
テーマは、折り鶴を通して『祈り』。
安芸教区では、昨年に続いて、ただいま首位独走中の広島カープとのコラボ折り紙を製作。
8月6日のピースナイターでは、来場された方に折り鶴を折っていただくことに。
「折り鶴」といえば、5月末に広島を訪れたオバマ大統領の折り鶴。
そして、その原点ともなった佐々木貞子さんの折り鶴。
今日は雨の降るなか、広島平和記念公園へ。
原爆の子の像。
その像の下には、
これはぼくらの叫びです
これは私たちの祈りです
世界に平和をきずくための
の石碑。
平和記念資料館には、たくさんの外国からの観光客。
佐々木貞子さんのお葬式で、形見として参列者に配られた折り鶴。
そして、オバマ大統領の折り鶴。
最後に国立広島原爆死没者追悼平和祈念館。
ここに来ると、「祈り」が溢れている。
いろんなところで、少し「祈り」について考えた。
浄土真宗は、「祈りなき宗教」(本願寺HP参照)。
「祈り」とは、「神などの人間を超える神格化されたものに対して、何かの実現を願うこと」と。
自分の欲求を満たすための祈りであれば、浄土真宗の御法義とは違うので、「祈りなき」となるのであるが、親鸞聖人は御消息の中で、
それにつけても念仏を深くたのみて、世のいのりに、こころをいれて、もうしあはせたまふべしとぞおぼえ候ふ。
と、「いのり」の言葉を使っておられる。
大谷派の親鸞仏教センターの英訳「教行信証」研究会HPに、ケネス田中先生の指摘として、「本願」を一般的には“original vow”、“primal vow” と翻訳されているのを、鈴木大拙氏は“orignal prayer”と翻訳している。アメリカでは、“vow”よりも、“prayer”の方が多くの方に受け入れやすいと。
また、東日本大震災や熊本大地震の際、よく見かけた“Pray for Japan”。
直訳では「日本のために(神に)祈りましょう」。
でも、ニュアンスとして、日本の人たちに同情しているよとか、日本の人たちに心を寄せようという感じの言葉でもあるらしい。
そんなことや、「小さな祈りプロジェクト」のようなサイトをうかがっていると、どうやら「祈り」という言葉の概念と、現代使われている「祈り」って、ちょっと違うのかな。
自らの欲求を満たすための祈りではなく、世の中、他の人に心を寄せる祈り。
ただ単に「祈り」を否定的に見るのでなく、今日は「祈り」を少し考えて。。。
雨のなかをようこそのお参りでした。
7月6日(水)
今日は青空いっぱいの夏空。
午後から長浜女性会の総会が本堂にて。
長浜女性会は、仏教婦人会が母体となっていて、社会的には「女性会」として活動。
今日は2年に一度開かれる総会。
まず、おつとめ『讃仏偈』。
「こーげんぎーぎー」と始めたら、外から負けじとセミの声。
法話は、先月仏教壮年会の例会でした『童心寺』を。
絵本では後ろの人にまでお見せできないので、このたびもプロジェクターを使って。
どなたも初めて聞く名前だったようで、ここに込められたいろんな思いが伝わったかなぁと。
戦中戦後と、婦人会・女性会先達の方々が中心となって、この長浜でもいろんなことを守り、伝えてくださっていることを改めて。
暑いなかをようこそお参りくださいました。