専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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10月29日(木)
今日は秋晴れ。
隣寺の住蓮寺様報恩講法要に、つとめあいでのお参りに。
法要が終わって、石泉社の規則の書かれた額が掛かっていたので、写真に納めさせていただいた。

てっきり石泉社の名簿に書かれていた規則と同じ内容かと思っていたけど、帰って見なおすと。。。





専徳寺に残るのが寛政12年(1800)、石泉社を構えた年のもので、住蓮寺様にあったのは、「文化丙子」文化13年(1816)。
僧叡和上が文化14年に安居の本講で『無量寿経』を講じ、「称名正因の邪義」を主張していると問題視されたその前年のもの。
内容は少し変わっているけれど、最初の「朝夕の勤行をおこたることなかれ」は不変なんだなぁ。
江田島等に残る常朝事の原点。
それにしても、いつ見てもこの「絶交」と書いてある結びの文には。。。
ようこそのお参りでした。
10月24日(土)
今日は広南小学校のふれあい参観日。
順序が逆になるけれど、午後からのことを先に。
午後からはPTA主催行事。
例年、ゲームなどのお楽しみの時間だったけれど、今年はちょっと趣向が違う。
戦後70周年ということで、呉空襲の体験談を紙芝居にした『ふうちゃんのそら』を鑑賞。
原案者の中峠房江さん、作者のよこみちけいこさんをお招きしての読み語り。
みんな、シ~ンと静まりかえって。
昨日、縁あって墓を探し歩いていて、いろんな見たことのないお墓を見つけた。
その由来を聞くと、戦争で亡くなられた方のお墓。
聞いてみないと分からないことって、まだまだいっぱいあるなぁと。。。
子どもたちも、いろいろと大切なことを学んだみたい。
『ふうちゃんのそら』のあと、ルイ・アームストロングの名曲『What a Wonderful World』を絵本にした『すばらしいみんな』を読んでくださった。
この歌は、ベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て作られた歌だそう。
この絵本にもいっぱい大切なことが。
午前中、1、2時間目は各学年ごとに参観。
3、4時間目は地域の方を先生に昔遊びをしたり、学校の畑で取れた作物でピザを作ったり、6年生は地元の郷土料理『うどん豆腐』をアレンジした『うどん豆腐NEO』を作ったり。
ちょっと本家『うどん豆腐』とは違うけれど、そこから興味を持ってくれたら。
10月19日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は2年生。
今日読んだ本は、
このストローのようなチューブで豆を飛ばす女性、これを仕事にしていた実在の人物。
「ノッカー・アップ」という仕事が、イギリスにあったそう。
目覚まし時計が安く手に入るようになる前、こうした「ノッカー・アップ」と呼ばれる目覚まし屋という人が存在した。
多くは、寝室の窓を外から長い棒で叩いて起こしていたそうだが、このメアリー・スミスは、チューブで豆を飛ばして窓に当てて起こしたのだそう。
何でも、その道を極めるって凄いことだなぁと思いながら。。。
「でも、ぼくの目覚ましの方がうるさいと思うけどね」と、一番前の席からつぶやきが。
今日から通り報恩講が再スタート。
10月18日(日)
今日はクレイトンベイホテルにて、呉東組ご縁の会。

春と秋に開催されてきた「お寺の婚活パーティー『ご縁の会』」も今回で9回目。
今回はいつもより少なめの参加となり、男性7名、女性6名。
それでも、少なければ少ないなりの良さもあるみたい。
それぞれに用意していただいた自己紹介票を交換し、そのあとで一人5分間ずつ順番にお話を。
そして、軽食をつまみながらのフリータイム。
最後に意中の方がいれば、その方を記した紙を提出していただいて、後日カップリングの結果を報告。
今回もカップリングは成立。
近々、参加された方に郵送にて御報告。
成立したカップルにはホテルより御食事券もプレゼント。
良いご縁となりますよう。
10月16日(金)
朝早くからみなさん集まって、お斎の準備。

釜番の方、おにぎりを担当する方、お煮染めを担当する方、帳場をされる総代のみなさん。それぞれにその仕事を。
みなさんがそれぞれに担当していただけるので、住職は朝席と昼席の間にお葬式にお参りすることが出来るのだなぁと、しみじみと。
昼席で御満座。

今日はバタバタとしてたので、ゆっくりお聴聞することはできなかったけど、昼席に十二光のお話をされる中、「無辺光」のお話がこころに。
「辺」がないということは、「真ん中がない」ということ。
その話を聞かせていただいて、ふと、子どもの運動会や発表会のことを思い出した。
たとえ、かけっこで一番最後を走っていても、ビデオに映っている我が子はいつも真ん中。
舞台の端に立っていても、ビデオに映っている我が子はいつも真ん中。
ほとりも真ん中も関係なく、仏さまのこころはいつも真ん中。
老少・善悪のひとをえらばれず (歎異抄)
ようこそのお参りでした。