専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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1月27日(火)
今日は朝から春のような陽気。
呉東組仏教婦人会連盟の新年会が専徳寺にて。
20単位の婦人会で構成されている呉東組仏教婦人会連盟。
新年会は、各単位が持ち回りで担当というわけで、20年に一度回ってくる。
今年は専徳寺仏教婦人会担当。
朝8時には当山婦人会メンバーが集まって、準備。
9時をまわると、次々と各仏教婦人会の皆さまも集まって、まずは甘酒でおもてなし。
10時から開式。
開会式に続いて、午前中は歌唱指導。
ソプラノ独唱に続いて、仏教讃歌『やさしさにであったら』『しんらんさま』など、明るく楽しく教えていただく。
お昼は、お弁当と婦人会メンバーが作ったうどん豆腐。
そのあと、“おたのしみ会”ということで、毎回担当の仏教婦人会がおもてなしをするのだが、先日の役員会で、午前中が歌ということもあり、歌や踊りのおもてなしでなく、ご法義のおもてなしをということに。
そこで、ビデオでジャータカ物語『湖のひかり』(すねいる)を観ていただくことに。
今日は新年会ということもあり、、お内陣に除夜会の蓮のキャンドルでお荘厳。
来月の呉東組若婦人連続研修会も専徳寺にて。とはいえ、新年会は20年に一度のご縁。
お天気にも恵まれ、無事終わってホッと。
ようこそのお参りでした。
1月26日(月)
ごきげんよう。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
今日の担当は4年生。
読んだ本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の主人公、村岡花子訳、『ごきげんならいおん』。
ロジャー・デュボアザン(絵)・ルイーズ・ファティオ(文)夫妻の第一作目の絵本。
パリの動物園にいる一匹のごきげんなライオンに、みんな、「おはよう、ごきげんなライオンさん」と毎日あいさつしてくれる。
ある日、檻の戸の鍵をかけ忘れていたことで、ライオンはいつも来てくれるみんなの所へあいさつに行こうと出かける。
ライオンにあいさつされた人はみんな驚き、悲鳴をあげ、逃げ去っていく。挙げ句の果ては消防車がやってきて・・・。
そんななか、飼育係のこども、フランソワが学校帰りにライオンを見かけて、「やあ、ごきげんな ライオンくん」と声をかけ、近づいてきて、2人は・・・。
とってもほのぼのとしたお話。
読み終わって、感想を尋ねると、「・・・」。
先生が男子と女子を1人ずつ指名。
男子は素直な感想。女子はちょっと困った感じで・・・。
そこで、「ライオンが近づいてきたら、逃げますか?あいさつをしますか?」と尋ねると、「逃げます!」と。
そうでしょう。ライオンが近づいてきたら、みんな逃げるに違いない。
ただ、垣根があってもなくても関係ない。そんな大切な友だちがいるといいね。
帰る頃に雨がポツポツと。
1月22日(木)
今夜は法幢寺にて久々の我聞会。
輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(176)(177)。
(176)では方便の話が出て来る。
「嘘も方便」と言われるが、「方便は真実に導くための手だて」。
ただ、大切なのは「私にとって」の真実・方便。
私にとっての真実が、浄土真宗。阿弥陀さまの願い(救い)。
そこをはき違えると、対立しか生まれないなぁと・・・。
法話では、「願われている私」という話を聞かせていただいた。
ホームステイ先での話に、NHK連続テレビ小説『マッサン』のある場面をふと思い出した。
幸子は早くに亡くなった母のことを想うばかりに、本当は大好きな継母を「由紀子さん」としか呼べず、そのことが原因で離縁の話が・・・。
いろいろ考えるばかりに、素直に「お母さん」と呼べずに苦しむ幸子。
はからいを超えたところにある世界。
いろんなところにあるご縁。
そんなことを思いながら・・・。
1月22日(木)
昨夜降った雨も朝には上がり、午後2時より予定どおり石泉文庫の消防訓練。
第61回文化財防火デー(1月26日)を前に、呉市教育委員会主催で、地域の方、広南小学校3年生が集まって。
午後2時に石泉文庫より火災発生。
まずは、「火事だ!火事だ!」とまわりに知らせて、地域の方が消火栓からホースを引っ張って初期消火。
消防署への連絡は、石泉文庫の火災報知器から自動的に。
今年は地元の消防団が参加。
消防署から駆けつけるまで、消火活動に当たる。
ホースを延長しての消火活動なので、後片付けも一苦労。
引き続いて、専徳寺境内で消防署署長のあいさつと、消火器の講習。
まずは、「火事だ!火事だ!○○さん、119番にお願いします!」
そして、消火器での初期消火。
日頃からの心がけを大切に。
ようこそのご参加でした。