専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
7月8日(水)
ここ数日で、境内のソテツから若葉がニョキニョキと。
先日の広島での法要より、「平和の願い」と題して。
ご門主さまのことばと、「終戦50周年全戦没者総追悼法要」の前門さまのことばを。
50周年と70周年。
この時間の隔たりは大きいなぁ。
今日、『新潮』8月号が届く。
水木しげる氏の『出征前手記』が載っているとのこと。
20歳の時に書いた手記が今年5月に書簡を整理していて見つかったそう。
吾を救ふのは道徳か、哲学か、芸術か、基督教か、仏教か、而してまよふた。道徳は死に対して強くなるまでは日月がかゝり、哲学は広すぎる。芸術は死に無関心である。而して基督教か仏教かゞ吾を救と思へり。仏教にせんと思ふ。
20歳の青年が、「将来は語れない時代だ」と、死に向き合い、毎日毎日哲学、芸術、基督教、仏教の本を読みあさり、こころの動きを書き記している。

90%が実話に基づくとされる『総員玉砕せよ!』と併せて購入。
戦争を知らない世代だけど、戦争を知っている方からいろんな形で伝え聞くことは出来るかな。。。
7月6日(月)
今朝はどんよりと。
広南小学校読み聞かせ、担当は6年生。
読んだ本は、

『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』 (トーベン・クールマン作)
読む前に、
「リンドバーグって人、知ってます?」
と尋ねたら、誰も。。。
読み終わった後、担任の先生が、「リンドバーグといえば、翼よ、パリの灯だ!と・・・」といわれても。。。
リンドバーグは、世界で初めて大西洋単独無着陸飛行をしたパイロット。
でも、物語はリンドバーグの話ではなく、小さなネズミの物語。
どのページを開いても、とってもリアルでカッコいい。
ただ、ちょっと長いので、息切れしそう。。。
大西洋横断した子ネズミを見て、少年リンドバーグは・・・。
帰ってテレビをつけると、なでしこジャパン、4-1。。。
結果は5-2。
負けて残念だけど、準優勝おめでとう。
彼女たちの姿を見て、将来ワールドカップ決勝戦の舞台に立っている人がきっと。
7月3日(金)
今日は午後から広島平和記念公園内の原爆供養塔前にて、専如ご門主をお迎えして、「平和を願う法要」が営まれた。
そして、明日は広島別院にて安芸教区全戦争死没者追悼法要 並びに 原爆忌70周年法要が営まれる。
明日の法要にはお参り出来ないため、今日の法要に出勤させていただいた。
今年が戦後70周年。そして、原爆がこの地に落とされて70年。
戦前・戦後を過ごした前住職3回忌、前々住職50回忌をつとめたこと。
そして、前住職が亡くなったあとに亡くなられたご門徒さんの戦争体験談のことなど。
いろんなことを思うと、この70年。
何か「自分も!」と、ついつい申込用紙をFAXしてしまって。。。
12時30分、広島別院集合ということで、少し前に到着。

すでに明日の法要のため、境内にはテントが張られ、椅子がギッシリと。
到着して、衣体に着替えたら、バスに乗って平和記念公園内の広島国際会議場へ。
そこで、庭儀(供養塔までの行進)に参加させるご門徒のみなさんと一緒に法要の差定説明。
平和公園をずっと広島雅楽会の奏でる雅楽の音色とともに庭儀(行進)。
そして、十二礼作法のおつとめと、ご門主さまよりお言葉をいただく。
法要が終わり、別院に戻って、安穏ホール入口で思わず足を止める。

ジェフリー・S・ブラウン(1984年~)作、『2000羽の折鶴 佐々木貞子さんを記念して』という作品。
何とこの作品、折り鶴。。。
ゆっくりする間もなく、大急ぎでお通夜に直行。
帰宅すると、インターネットのUstreamでライブ中継をしていたのを写真に撮ってくれていた。


ご門主さま越しにカメラがこちらを向いているのが分かったので、周りを見渡すことも出来ずに緊張した面持ちで。
まさか、ご門主さまの近くで、こんなに大きく映っているとは。。。
お言葉のなかにもあったけれど、戦後70年経っても、消えない痛み・苦しみが残ってる。
それでも、「正義」という名のもとに再び。。。
昨年広島を訪れた外国人観光客の数が、初めて100万人を超えたのだそう。
今日も公園のなかは、たくさんの外国人観光客の姿が。
そして、カメラや携帯電話で、こちらの写真を撮っている姿を見かけた。
こうして、たくさんの方々の目に触れ、その情報が世界中にわたっていくかと思うと、寺の中だけの法要でなく、外での法要もいいものだなぁと。
明日の法要。
専徳寺からは4名の方が参列。
よいご縁となりますように。