専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
1月30日(木)
今日は小雨の降るなか、真徳会館(東福浦説教所)にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。
呉東組の各寺院・各地域の仏教婦人会20単位より、3名ずつ参加しての新年会。
今日のメインは、安藤圣一師のひとり人形芝居『弁円のなみだ』。
その前に、称名寺様による『御伝鈔』下巻第三段「弁円済度」の拝読と解説。
そして、安藤圣一師のひとり人形芝居。
阿弥陀さまの願いと親の願い。阿弥陀さまの声と母の声。
スポットライトの当たる人形に引き込まれ・・・。
拍手・拍手。そして、お念仏。
昨年、住蓮寺様の御正忌で見せていただいた『弁円のなみだ』。
何度見てもライブはこころに響く。
温かい豚汁とお弁当をいただき、会所の方による舞踊のプレゼントでお開きに。
今年もよいご縁を。
1月29日(水)
今夜は当山専徳寺にて、平成26年最初の法中会。
最初?
もういろんなことがありすぎて、まだ1月かと・・・。
御正忌報恩講が終わり、防火訓練に津波訓練。
大きな行事が一段落して、法中旅行に参加するはずが、家族が流行のノロウィルスでダウンしてキャンセル。
そして、姉の嫁いだ上下の専教寺、前坊守さまが89歳でお亡くなりに。
年を重ねていけばいくほど、別れを次々と。
以前読んだ養老孟司さんの『死の壁』という本の中に、死には一人称の死、二人称の死、三人称の死があると書かれてあったのを思い出す。
身近な方が亡くなられることを機縁として、“いのち”のことを深くこころにいただくことができるのだなぁと。
今夜の法中会では、これからの組内行事の確認事項等が議題に。
明日は真徳会館にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。
ちょっと天気が心配なところ。
雨が降ったら、それは「弁円のなみだ」かな?
明日は安藤けいいち氏の人形説き、『弁円のなみだ』を楽しみに。
1月27日(月)
今朝はずいぶん冷え込んだ。
今年初めての読み聞かせ。
今朝の担当は1年生。
年の初め、1年生には楽しい絵本を。
ペッタンペッタン、叩かれ、のばされ、引きちぎられ、しまいには食べられてしまうおもち。
かがみもちは、決心して逃げ出して・・・。
何ともユーモラスなお話。
「お正月におもちを食べましたか?」と尋ねると、「しょうゆを付けて!」「きなこもち!」と元気な答え。
でも、おもちの気持ちなんて考えて食べてる子はいないかな。
そういえば、先日、某コンビニで、フォアグラを使ったお弁当が、飼育方法が残酷だとの意見を受けて、発売中止になったとか。
読み終わった後、面白いことに、表紙の絵を見て、この顔が怒った顔に見えるという子と、怒ってるようには見えないという子が意見を交わす。
相手の気持ちを考える。
大切なことではあるが、
「さーてね。それは おもちに きいてみんと わからんのう。」
最後の言葉が頭をよぎる。
何はともあれ、食事の後は「おかげでごちそうさまでした。」
1月21日(火)
今朝、広南小学校の津波を想定した避難訓練を実施。
南海トラフ地震による津波が発生した場合、海に面した広南小学校は波にのまれてしまう可能性が大きい。
昨日も広島県一斉防災訓練が行われたそうだが、今日は上級生が下級生の手をとり、先生の指導の下、自治会・警察・消防・赤十字奉仕団など、地域の方々と一緒に専徳寺境内まで避難。
先日、東日本大震災の津波で、全校児童の7割が犠牲になった大川小学校の一件は、避難開始の意志決定の遅れが最大の要因との最終報告があったばかり。
緊張感のある、キビキビとした避難の様子を見ながら、日頃からの心がけ、そして、「みんなで」という思いがなければ!と、つくづく。
総評があった後、児童から日頃お世話になっている地域の皆さんへ「ありがとうソング」のプレゼントと、ひとりひとりに児童の書いた感謝の手紙が手渡された。
寒いなか、大きな大きな「ありがとう」が境内に。
自分で守る みんなで守る 大切ないのち。