ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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フレデリック・バック展 ~広島県立美術館

9月15日(土)

午後から長男と一緒に、広島県立美術館に行った。
17日まで開催されている『フレデリック・バック展』を観るために。

夏休みに行ければ良かったのだが、なかなか行く機会が整わず、何とか閉幕前に。

『木を植えた男』

小学校の読み聞かせで読もうかと思ったが、時間内に読み終えるのは難しいので、諦めた絵本。

 

たくさん展示された絵の何とも言えない色が印象的だった。

自然を愛し、動物を愛し、平和を愛したバック氏の絵には、強いメッセージが込められていた。

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夕方、車で帰る途中、雨が突然降り出し、クレアラインで前が見えなくなるほどに。

安全運転で何とか通り抜けたが、ここはどこだろう?と思うほどのスコール。

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環境破壊がこんなところにも現れているのかな?

 

9月18日、東京で第32回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要が営まれる。

このたび、この法要の平和の鐘に合わせ、全国の本願寺派寺院に梵鐘を鳴らすよう依頼があった。

専徳寺でも、午後1時15分より鳴らす予定。

もし君が平和を望むなら、どうかアニメーションで平和を用意してほしい。絆を結び、愛し、理解するために作られるアニメーションで。

今日の『バック展』に展示されていたメッセージカード。

アニメーションは作れないが、当日の鐘は、寺院より発信するメッセージ。

 

平和を願う鐘の音。みんなのこころに届きますように。

2012年9月15日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

親鸞 わが心のアジャセ ~呉公演~

9月13日(木)

今日は創作劇『親鸞 わが心のアジャセ』の呉公演。

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午後3時開演ではあるが、午前8時45分に会場となる呉市文化ホールへ集合。

呉で開催ということで、組内の寺院はお手伝い。
9時から荷物の搬入作業、そして舞台の設営。

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昼からはエキストラとして出演するため、衣姿に着替えリハーサルに参加。

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エキストラとは言っても、ラストの場面で僧衣姿で舞台に上がり、役者の皆さんと一緒に念仏を称える僧侶役。

呉東組から総勢11名のエキストラが参加。

 

リハーサルが済むと、今度はスーツ姿に着替えて、観客の場内整理。

そして、舞台を観させていただき、ラストシーンに備えて再び衣姿に着替え、スタンバイ。

 

何とか出演し、無事幕を閉じる。

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この後、この舞台は鹿児島、大阪(枚方)とまわり、最後仙台公演。

その仙台では、東日本大震災により被災された方々を招待することを、最後に主演の川崎麻世さんにより告げられると、場内どよめき。

その声に応え、たくさんの方が会場を後にする際、募金に協力してくださった。

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その後、再び着替えて、後片付けの手伝い。

 

本当に長い長い一日であったが、カーテンコールに手を振って、幕が下りたとき、目の前にいた川崎麻世さんや音無美紀子さんから「お疲れさまでした」の言葉を聞いた時、「舞台」という非日常的な空間にご一緒させていただいたことに感謝。

 

ようこそのご来場でした。

2012年9月13日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

我聞会 9月例会

9月9日(日)

今夜は広駅前の浄円寺にて呉東組我聞会。

『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は、(129)(130)(131)の3条をみんなで読み、その内容について担当者が発表。

「灯台もと暗し」

(129)に出てくるこの言葉。
案外、岬に立つ灯台だと思われがちだが、蓮如上人の時代にすでに使われていた。
実はこれ、昔のロウソクなどを使った照明器具のこと。

言われてみると、なるほどと・・・。

 

次の2条は「つねに初めてのように聞くこと」という聴聞の心得について。

なかなかこれが難しい。
ただ、同じことを何度も聞いても、時には左から右へ・・・という話が、すっとこころに届いてくることも。

日々、いろんなことを経験し、その話がこころに入ってくるご縁がととのったとき、同じことでもすっとこころに。

 

そのあとの法話では、語りかけ育児の話から、阿弥陀さまの“はたらきかけ”について聞かせていただく。

 

帰るとすっかり秋の虫の声。
まだまだ日中は暑いが、確実に秋はそこまで。

2012年9月9日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

講演とビデオの夕べ

9月8日(土)

今夜は年に一度の仏教壮年会と仏教婦人会共催行事。

講演とビデオの夕べ

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講演は、浄円寺若院 桑原昭信師。

“親のよびごえ 子のよびごえ”
保育所のお迎えの一場面から聞かせていただく。

 

そして、ビデオは没後60年を迎えた金子みすゞさん。

お仏壇

お背戸でもいだ橙(だいだい)も、
町のみやげの花菓子も、
仏さまのをあげなけりゃ、
私たちにはとれないの。

だけど、やさしい仏さま、
じきにみんなに下さるの。
だから私はていねいに、
両手をかさねていただくの。

家にゃお庭はないけれど、
お仏壇にはいつだって、
きれいな花が咲いてるの。
それでうち中あかるいの。

そしてやさしい仏さま、
それも私にくださるの。
だけどこぼれた花びらを、
踏んだりしてはいけないの。

朝と晩とにおばあさま、
いつもお灯明(あかり)あげるのよ。
なかはすっかり黄金(きん)だから、
御殿のようにかがやくの。

朝と晩とに忘れずに、
私もお礼をあげるのよ。
そしてそのとき思うのよ、
いちんち忘れていたことを。

わすれていても、仏さま、
いつもみていてくださるの。
だから、私はそういうの、
「ありがと、ありがと、仏さま。」

黄金(きん)の御殿のようだけど、
これは、ちいさな御門(ごもん)なの。
いつも私がいい子なら、
いつか通ってゆけるのよ。

家の中心にお仏壇のある生活。
大切なことを伝えてくれ、そして育ててくれる。

それが過去形となりつつある時代。
過去形にしてしまわないよう、家庭の中で伝えていきましょう。

ようこそのお参りでした。

2012年9月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

長浜~小坪 通学路

9月7日(金)

小坪から長浜へと向かう道。

これまでとは違った光景に気づく。

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海岸沿いの工場の壁に

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通学路 やさしい運転 ありがとう

そして、もうひとつ

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思いやる 心ひとつで 事故はゼロ

これは、広南小学校学校だより9月号によると、中学生のボランティア活動で地元企業の工場の壁に描かれた交通安全メッセージ。

 

学校と地元が協力し合って、お互いが気持ちよく走れる道づくり。

道だけでなく、何でもそうでありたい。

2012年9月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku