専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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8月8日(水)
今日の朝席で、盂蘭盆会の法座も御満座を迎えた。
昨夜は卓球団体の女子が銀メダル。
そして、そのあとサッカー男子。
なでしこジャパンと一緒に決勝進出!とはいかなかったが、これまでのがんばりにせめて銅メダルを。
とはいうものの、3位決定戦の相手国、韓国も同じことをいっているだろう。
今朝は『観無量寿経』のアジャセの物語を通して、お話を聞かせていただいた。
来たる9月13日(木)、呉市民ホールにて、川崎麻世主演『親鸞 わがこころのアジャセ』が再演される。そのことにちなんで。
この暑いさなか、ようこそお参りくださいました。
そして、夜は仏教壮年会の納涼懇親会。
いつもより早い18:30より例会。
重誓偈のおつとめのあと、少し話をし、会場を移して懇親会。
1月の新年会と夏の納涼会。
今年は一段と暑く感じるが、親睦を深め、夏を乗り切って参りたい。
8月7日(火)
今日も暑いなか、盂蘭盆会の法座が朝席・昼席・夜席と。
昨夜というより早朝、なでしこジャパンのサッカーを観戦。
3時間ほどの睡眠で、一日法座。
今夜もおそらく。
本当の自分に気づくことの大切さ、導かれて今のご縁に出遇っているということを聞かせていただく。
そのなかで出てきたことば
我以外皆我師也
この言葉は吉川英治の『新書太閤記』のなかに出てくる言葉なのだそうだが、今のオリンピックを見ていると、頷ける。
全力を出し切って、すばらしい成績をおさめた選手、力を出し切ることの出来なかった選手、無気力だということで失格となった選手などなど、いろんな姿すべてがいろんなことを教えてくれる。
明日の朝席が御満座。
お誘いあわせてお参りを。
8月6日(月)
昭和20年8月6日午前8時15分、原子爆弾が広島に投下された。
あれから67年。
全国の被爆者の平均年齢が78歳を超えたそう。
午前8時15分、専徳寺の鐘を長男 碧流が撞く。
鐘を撞いた後、本堂にておつとめ。
毎年行われる8月6日の光景。
以前、私が撞いていた鐘を今は息子が撞いてくれている。
こうして何かが伝わっていけばと思う。
まだまだ戦争の怖さ、原爆のすさまじさを知るところまではいっていない。
そのうち、平和学習を通して、いろんなことを知っていくだろう。
ただ、知ることのないこころもある。
この日のことを何一つ語ることなく、そっとこころにしまったままお浄土へと往かれた方々のこころ。
伝えていくことも大切であるが、伝えることの出来ない方の思いもこころにとどめておきたい。
今夜から盂蘭盆会の法座。
御講師は、呉市本通の法眼寺 黒田順真 師。
原爆の日に始まった盂蘭盆会の法座。
暑いなか、ようこそのお参りでした。
法座は、8日の朝席まで。お誘いあわせてお参りを。
8月3日(金)
今日、お電話をいただいた。
それは、明日放送予定(22:00~22:50)のNHK-FM オーディオドラマ「FMシアター」に、長浜を舞台にしたドラマが放送されるということで。
ドラマのタイトルは『八月六日 上々天氣』。
NHKオーディオドラマ ホームページ
長野まゆみ原作、昭和20年8月6日を迎えるまでの珠紀と史郎の物語。
原作では、舞台が長浜ではないそうだが、このたびのオーディオドラマでは「広長浜」が舞台に。
事前に長浜のことを取材に来られたとか。
どんなふうに描かれているのか分からないが、耳で聞く長浜の風景。
ラジオがなくても、インターネットを通して聞くことも出来るので、興味のある方はどうぞ。
NHKねっとラジオらじるらじる
知らせていただき、ありがとうございました。
8月2日(木)
連日、猛暑続きのなか、連夜のオリンピックをテレビで観戦。
そのため、このブログも少し停滞。
さすがに寝不足ではあるが、すばらしい活躍に拍手。
体操総合の金メダリストとなった内村航平選手をはじめ、競技を終えた選手たちの口から出てくるのは、「感謝」と「恩返し」ということば。
自分ひとりの力ではなく、いろんな方のサポートによってたどり着いたこの舞台。
そのことを知る人から出てくることばは、こころに響いてくる。
6月に崩れた瓦の修理も終わり、明日ようやく足場がとれる。
この工事に関わった方も、連日暑い瓦の上で作業をしてくださった。
こちらも感謝である。
まだまだオリンピックは続く。
体調だけは崩さないよう、もうしばらく応援したい。