専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
1月29日(日)
今日は午後から広島県総合体育館 武道場に、「五色百人一首 広島県大会」の応援に。
広島県内の小学校から254名。そのなか、長浜小学校から11名がエントリー。
呉市の小学校からは、何と長浜小学校のみ。
そんななか、低学年を中心に、高学年と良い勝負。
長男(2年生)も出場。
その組は、同級生のKくんと2人だけが2年生で、後は高学年ばかり。
残念ながら、3勝4敗で予選敗退。
それでも、初出場で高学年相手に3勝は立派なもの。
本人は負けた悔しさよりも、ズルをされて負けたというのが悔しかったらしい。
世のなかの厳しさを少し経験したようだが、来年も出る気満々。
百人一首の意味は恐らく分かっていないだろう。
それでも、この時期に覚えたことばは、これから先、頭に残っているだろう。
昔は「素読(そどく)」が大切にされた。
「素読」とは、文章の意味は気にせず、暗誦できるまで繰り返し声を出して読むこと。
宮沢賢治も、3歳で『正信偈』や「白骨の御文章」を暗誦していたともいわれ、16歳の時、父に宛てた手紙のなかで、
小生は道を得候。歎異鈔の第一頁を以て小生の全信仰と致し候。
と書き記している。
長浜小学校としては最後の出場となったが、良い経験をさせていただいた。
1月27日(金)
今夜は浄円寺にて、今年初めての我聞会の例会。
輪読は『蓮如上人御一代聞書』(115)(116)。
ご門徒が安心の心得ちがいを改められたことを聞き、蓮如上人が大変よろこばれたという話から、蓮如上人がご門徒と大変親しく接しておられることをうかがった。
そして、そのあと先日の御満座の御消息をみんなで拝読し、いろいろと話を聞かせていただいた。
今、次々と注文しておいた本が到着。
ご門主さまの『願いの力』を読み終わり、ちょっと違った本を読んでみようと。
先日届いた『本願寺新報』に、『加越能 真宗かるた』の紹介がされていた。
北國新聞社が御遠忌を記念して製作したもので、俳優の西村雅彦さんと女優の田中美里さんが読み手を担当されたCD付き。
調べてみたら、夕刊に諸宗派の僧侶の連載したものが本になっていることを知り、これも注文。
北陸地方は浄土真宗の熱心な土地柄であるが、なかなかご縁がないので、これを機会に読んでみようと。
そして、もう一冊。
これはコピーライターで知られる糸井重里さんの事務所が出版した変わり本。
いろんな方向、いろんなかたちのものを読んでみないと、自分の位置が分からなくなることも。
これから、しばらく読書三昧。
1月25日(水)
今日は朝10時30分より善通寺にて呉東組仏教婦人会の新年会。
この冬一番の冷え込み。
大変寒いなか、呉東組20単位の仏教婦人会より各3名ずつ会員が出席。
会長のあいさつのなかで、仏教婦人会のダーナ活動を通して集まった募金が、東北教区仏教婦人会連盟に支援金として贈られたことが報告された。
そこから、東日本大震災被災者支援を行っている東北教区災害ボランティアセンターへ、このたび車“ぶっぷ号”が寄贈されたそう。
東北教区災害ボランティアセンター活動者ブログ2012/1/20より
一人の力では出来ないことも、たくさんの方々の志が集まると、こんな大きな力に。
続いて、豊島 登照寺住職 服部法樹氏の法話。
食事をはさんで、善通寺仏教婦人会会員の方によるお楽しみ会が開かれたそうだが、私は午前中で失礼し、午後から長浜小学校の持久走大会に。
海風の冷たい、大変厳しい寒さのなか、みんな完走。
足の速い子も、走るのが苦手な子も、参観日に来た親、地域の方々の声援のなか、最後まで一生懸命に走りぬいた。
「○○くん、がんばれ!○○くん、がんばれ!」と、みんなで最後まで手拍子しながら応援している姿に、寒いながらもこころが和む。
勝負のなかにも、相手を思うこころを忘れずに。
1月23日(月)
今夜は7時から専徳寺門信徒会総代会の新年会。
総代・特別総代にお集まりいただき、まずはおつとめ。
そして、住職、総代長があいさつをし、そのあと会食に。
先日の「新たな始まり」を期する消息を受けて、会食しながらこれからのお寺のあり方について、いろいろと総代方にご意見を頂戴した。
また、特別総代のT氏より、珈琲愛飲会の案内を頂戴した。
T氏はこのぶろぐを開設当初から見ていただき、いろいろとご意見を頂戴している。
私が基本的に珈琲がからだに合わないようで、体調次第では飲むと・・・。
紅茶や緑茶は大丈夫なので、カフェインとは関係ないように思うのだが。
それで、お誘いを受けても参加できないのだが、こうした場でのちょっとした話が大きなご縁となることも。
何も、別れ、苦しみ、悲しみ、そんな大きな出来事だけがご縁でない。
何気ない一言、何気ない一瞬に仏さまとの出遇いがある。
「あぁ、そういうことか。」と。
せっかくのご縁ではあるが、25日は呉東組仏教婦人会の新年会。
午後から小学校の参観日。そして、夜はPTA役員会。
今年も1年、それぞれに、いろんなご縁にあわせていただきましょう。
1月22日(日)
今日は呉市文化ホールにて、呉市PTA連合会のコーラス発表会が開かれ、長浜小学校は1番目に登場。
“Sing”と、“遠い日の歌”。
初めて衣装を着て、遠い舞台の上で歌う母の姿に、次男 蓮(3歳)は戸惑い、「おかあさん、おかあさん」と。
歌っているあいだは、我慢して小さな声で呼んでいたが、合唱が終わり、何も言わずに退場していく後ろ姿に、抑えきれずに大きな声で泣き叫ぶ。
名前を呼んでも返事が返ってこない寂しさ。
甲斐和里子さんの詠まれた、
御仏(みほとけ)をよぶわがこゑは 御仏のわれをよびます御声(みこえ)なりけり
御仏の御名(みな)をとなふるわが声は わが声ながらたふとかりけり
この歌を思い出す。
よびごえに応える。その応える声は尊い。
11時から法務のため、長浜の出番が終わったら、泣き叫ぶ我が子を抱いてさっさと退出。
練習の甲斐あって、大変良い出来だったよう。
長浜小学校PTA最後のコーラス、ご苦労さまでした。