専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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3月24日(金)
今日は広南中学校の離任式へ。
今週月曜日の朝刊で次男の担任の先生が離任されることを知り、PTAのクラス代表として花を準備しなければと。
一つの花束を代表の人が渡すより、一人一人が一輪ずつでもそれぞれのお礼の言葉を添えて渡す方がいいかなと考えたけれど、お店で一輪ずつ花をラッピングしてもらうとそれなりの価格に。
そこでお花だけを購入し、ラッピング作業は一つずつこちらですることに。
いつもより1時間早く起床し、せっせと切り口に保水処理してラッピングとリボン結び。
価格を抑えながらも、なかなかいい感じに出来たような。
離任式の後、教室では子どもたちが一輪一輪、先生にちゃんとお礼が出来たそう。
いいお別れをサポート出来て一安心。
いろいろとお世話になりました。
3月21日(火)
春のお彼岸。
朝からパラパラと雨模様。
朝9時より春季彼岸会。
このたびはお内陣修復の日程が決まったので、遷仏法要を併修。
多くの方より御懇念をいただいて、いよいよ4月より修復作業開始。
今日お配りした『念佛日和』早刷り版。
正式なのは来週にでも、世話係の方よりお届け予定。
その中で紹介した新年お寺でコンサート。
その時に出演してくださった皆さんのコンサートが先日の日曜日、呉信用金庫ホールにて。
『第22回 呉市立呉高等学校 吹奏楽部定期演奏会 SPLENDOR』
演奏あり、ミュージカルありと、もりだくさんの演奏会。
久しぶりに音を楽しませていただいた。
また、その直前には専徳寺にTVクルーが嵐のように駆け抜けて。
朝からあれやこれやとすること終えて、ようやくWBCメキシコ戦を観るととすでに終盤。
最後まで諦めない姿、サヨナラ勝ちには何とも言えず。
明日の決勝は観れそうかな。
ようこそのお参りでした。
3月13日(月)
昨夜の雨が上がり、久しぶりに肌寒い朝。
今朝は今年度最後の広南小学校読み聞かせ。
担当は5年生。
「みなさんは2000何年生まれでした?」
と尋ねたら、
「2011年、東日本大震災のあった年です」
と。
そう、今の5年生は2011年生まれ。
みんな、東日本大震災のあとに生まれた子どもたち。
今日読んだ絵本は、
『なべになった鐘』 (堀込光子 文・堀込 亘・堀込光子 絵)
先日、自費出版のこの絵本があることを知ってお取り寄せ。
宮城県石巻市長面の龍谷院というお寺で実際にあった出来事を絵本に。
長面って何だか聞いたことのあるような。。。どこだろう?と思って調べたら、あの大川小学校から2キロほど離れたところに。
2013年5月、大川小学校へ立ち寄った後、その近くを車で通ってるんだなぁと、当時のいろんなことを思い出しながら。
この本に登場する鐘とは、「大鏧」とも呼ぶ。
3月11日、大きな地震のあと、地域の方々がお寺へと避難。
そのお寺にも津波が迫ってきたため、みんな裏山へと避難。
そこで一夜を明かし、翌日変わり果てた町の姿を。
そこにピカピカに輝いた鐘を見つけた住職が、それでおかゆを作ることを思いつく。
「ばちとか当たりませんか?」
と誰かが言うと、
「もし、ばちが当たるなら、私が引き受けます」
お寺の蔵にあった玄米と、湧き水のパイプから水を引き、みんなでおかゆを。
80名ほどがほんのわずかのおかゆで3日間を過ごしたというお話。
みんな静かに聞き入って。
終わったあと、今年度最後ということで、
子どもたちからのお手紙を。
1年生は『ねこのるすばん』が面白かったと。
今年度最初に読んだ絵本。
やっぱり最初が肝心。
6年生はさかなクンの『ハコフグのねがい』。
次年度も1冊1冊大切に。