専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月10日(金)
日中気温が20度まで上がるほど、ちょっと汗ばむ一日。
久しぶりに専徳寺で呉東組聞名講開催。
朝から境内に水撒きをし、掃除をしてから花手水の準備。
3月はこの一年間にお亡くなりになった講員の方々の追悼法要。
おそろいの聞名講衣体を着けて『仏説阿弥陀経』のおつとめ。
御消息は、1月に頂いた『御巧の御消息』。
組長より講長へ拝受し、そのあとはテーブルに広げて皆さんに見ていただく。
宝徳寺住職のご法話があり、そのあと御示談。
今日、役員の用意してくださった質問は、
私たちは、「本願力不思議の信心」を聴聞させてもらいます。
この信心をあなたは、どのようにいただいてますか?
孫に伝えようと思うところからこの質問になったとか。
皆さん、いつもながらすばらしい回答を寄せてくださった。
最後に花手水を紹介させていただいた。
重誓偈の最後の御文にある、
斯願若剋果 大千応感動 虚空諸天人 当雨珍妙華
阿弥陀さまの願いが果しとげられるなら、大千世界がそれに感動し、空からさまざまな天人が美しい花を降らすことでしょうと。
お帰りの際、お浄土の姿を。
ようこそのお参りでした。
3月9日(木)
穏やかな日が続くので、早くしなければと思いながらも、何だかんだと。。。
今日こそはと、午前中お葬式にお参りし、午後から蓮の植え替えを。
昨年はそれまでと違う土を使ったせいなのか、花がつかない蓮もあった。
そこで今年は前の土に戻すことに。
昨年、素手で作業をして大変なことになった。
泥の匂いがしばらくずっと残って。。。
今年はしっかりと袖まで隠れるビニール手袋を用意。
いいところだけを切り取って再び鉢の中に。
これまで植え替えをする時にはいなかったものがこのたび。
ヤゴが何匹か見つかったので、水槽に入れて写真に撮って調べたら、シオカラトンボかな?
鉢を並べ、ヤゴも鉢に返し、何とか無事作業も終了した。
しかも、手から泥の匂いもしない。
そのあと、明日の聞名講の準備。
お内陣に打敷を掛け、支度をしていると、来客。
「1月のコンサートに来させてもらって、とっても楽しかったから」
と、箱いっぱいのいろんな種類のミカンを。
このたびはそのミカンを急遽お供えすることに。
ありがたいご縁。
明日は午後1時30分より専徳寺にて呉東組聞名講。
この1年でお亡くなりになられた講員の追悼法要もおつとめするので、どうぞお参りを。
3月8日(水)
暖かい日差しの中で、今日は広南中学校の卒業式が行われたそう。
翁草に早くもつぼみが。
今夜は今年度(令和4年度)最後の仏教壮年会の例会。
今日は今年の総括も交えながら。
仏教壮年会では、ただ話をするのではなく、文字を追いながら、後でも読むことが出来るように、『学仏大悲心』と名付けた新聞をお配りしている。
昨年、プロジェクターを使って話した寺院建築に関すること。
これを『学仏大悲心』では残していなかったので、改めて寺院建築のことについてまとめて。
寺院建築の名称には、水にまつわるものの名前が多い。
懸魚・猪目・海老虹梁・亀の尾・樽の口・鯱。
ほとんどのものが火除けにまつわるもの。
浄土真宗ではまじないや迷信にたよらないので、寺院建築はこれに矛盾していると言うのではなく、これだけあらゆるものに火除けの名称がついているは、注意しても注意しすぎることはない。油断のないよう、いつまでもみ教えを受け継いでもらいたいとの先人の願いと受け止めることが出来るのでは。
こうして守られてきたお堂をいつまでも大切に。
そのためにはその願いをこころに。
ようこそのお参りでした。
3月6日(月)
青空の広がる良いお天気。
いつもなら月曜日はゆっくりしているのに、今日は朝からお葬式に年回法要、臨終勤行に遷仏法要と、午前中いっぱいお参りに。
お昼前、ようやくお参り先からの帰りに石泉文庫に。
今日から石泉文庫の土塀の修理が始まった。
昨年4月にクロガネモチが倒木し、土塀と向かいのお宅の屋根が崩壊。
向かいのお宅は早急に修理していただいたけれど、土塀は県の史跡のためすぐには修復出来ず、ようやく。
まずは瓦の修理をするそうで、瓦が外されていた。
長い間、通行止めとなり、ご不便をおかけしましたが、これでようやくきれいになりそう。
午後から広島別院へ。
令和4年度最後の〈御同朋の社会をめざす運動(実践運動)安芸教区委員会 組重点プロジェクトリーダー研修協議会〉へ。
どうやら一番乗り。
「広島における生活困窮者支援の取組み」と題して、NPO法人 反貧困ネットワーク広島の弁護士先生の話。
緊急避難場所シェルターの話など、知らなかった話をいろいろと。
そのあと、協議会があったけれど、お通夜のために途中で退席。
とりあえず、一つ一つ年度末の後片付け。