専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
5月14日(月)
週末ごとに雨が降り、週明けの今朝は雨も上がって。
昨夜から螺山にもホトトギスが戻ってきた。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は6年生。
読んだ絵本は、

『からすのパンやさん』 (かこさとし作)
「かこさとしさんが亡くなったというニュース知ってる?」 と尋ねると、さすが6年生。
「からすのパンやさんの・・・」、「だるまちゃんの・・・」と。
そこで、『からすのパンやさん』と、昨年出版された『コウノトリのコウちゃん』の2冊を取り出し、どっちがいいか尋ねてみた。
圧倒的に『からすのパンやさん』。
「コウノトリの方も気になるけど。。。」とのつぶやきも聞こえてきたけど、『からすのパンやさん』を読むことに。
いずみがもり、くろもじ3ちょうめにあるからすのパンやさん。
そのパンやさんに白・黄・赤・茶の4色の赤ちゃんが生まれた。
それぞれオモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん と名づけられたパン屋一家の物語。
たくさんのパン、そして、たくさんのカラスが出てくる出てくる。
読み終わったあと、「1年生の時に読んでから、久しぶりに『からすのパンやさん』を読んでもらって、改めて素敵なお話だと思いました」と感想を。
この絵本が生まれた背景、作者かこさんの願いを知って改めて読むと、何とも。
5月10日(木)
青空の広がる中、今日は大広真光寺にて呉東組聞名講の5月例会。
正信偈のおつとめに続いて御消息拝読、そして浄念寺御住職による法話。
そのあと、御示談。
今日も役員の方が作ってくださった質問に対する回答より。
今日の質問は、
私たちは、生まれ難いと言われる人間に生まれさせてもらいました。 そこで、あなたの「人間に生まれてよかったなあ。」は何ですか? 何故ですか?

念仏者としての模範解答のような回答がずらり。
もし、お念仏に出遇えなかったら、どんな回答だったろう。
お念仏に出遇えってよかった。
そして、次に出た質問は、最近畑作りをはじめて、害虫を殺さなくてはならなくなった。
孫からは「いつもなんまんだぶつとなえてるおばあちゃんが。。」と言われるし、どうしたものかと。
なむあみだ 仏の方より 鳴蚊哉 蠅一つ 打ては 南無阿弥陀仏哉
平気でパチンと殺せる命もあり、その命に気づかされるご縁もありと。
ようこそのお参りでした。
5月8日(火)
今朝は雨が止んで、9時から仏教壮年会の境内清掃。
雨のせいでか、草が生い茂り、キノコが境内に。
1時間ほどで無事終了。

そして、今夜は7時30分より例会。
昨日のニュースで知ったかこさとしさんが92歳で亡くなられた話より。
かこさとしさんは、『からすのパンやさん』『だるまちゃんとてんぐちゃん』などで知られる絵本作家。

戦時教育で育ち、飛行機乗りに憧れ、航空士官を志したけれど、近視が進んで断念。
ともに目指した友人たちは特攻隊で戦死。
19歳で終戦を迎えると、手のひらを返したような大人たちの言動に嫌気がさし、東京大学工学部卒業後、仕事の傍ら、焼け野原にバラックが並ぶ川崎市でセツルメント活動に参加。
そこで、子ども会活動に力を注いだ。
その時に、自ら紙芝居を作って子どもたちに見せたことが、絵本作家の原点だそう。
そんなことを知って、絵本を昨日読み返すと。。。
という話から、戦後、専徳寺の梵鐘を迎えた時の話を。
専徳寺の梵鐘は、国家総動員法に基づく金属類回収令により供出された。
戦争が終わり、昭和28年4月26日に新しい梵鐘を迎える。

広駅から牛車に梵鐘をひかせ、たくさんのお稚児さんと一緒に専徳寺まで運ばれる。
この梵鐘には、たくさんの方の願いが。
「正覚大音 響流十方」 雨の降るなか、ようこそのお参りでした。
5月7日(月)
ゴールデンウィークが終わった。
先日出没したサルも、その日小坪で見つかったのを最後に何の情報もなく。
今朝は雨の降るなか、広南小学校の読み聞かせ。
担当は5年生。
読んだ本は、 『空をつくる』 (村尾 亘 絵・作)

絵の上手なサルが主人公。
まずは、
おかしくて腹立たしくて哀しくて・・・ 絵本を読み終えたら、どうしてもほんとの空を見上げたくなる 谷川俊太郎
と、帯に書かれた推薦のことばを紹介。
自らの欲望を満たすため、空間を奪い合い、背高のっぽの家がどんどん建てられ、空はどんどん小さくなっていく。
そこで住民たちは考えた。
「空をつくろう」
絵の上手なサルに、至るところに空の絵を描いてもらった。
サルは人気者になり、生活は豊かになっていくけれど、 「ぼくたち、空をつくることなんて、してよかったのかな。」 とつぶやいて。。。
現代の飽食・飽和の社会に投げかけた絵本。
読み終わった後、先生が「ゴールデンウィーク中、空を見上げた人!」と尋ねたら、一人だけ。
「フライを捕るときに。」と。
みんな、忙しいんだな。
ああ そうだ。 これが 空だ。 失ってはじめて、ぼくは気づいた。
はてしない空は あたりまえにあるわけじゃなかったことに。
なくしちゃいけないものだった、ってことに。
4月30日(月)
先週金曜日が広南小学校の参観日とPTA総会。
土曜日が広南中学校の参観日とPTA総会。
そして、今夜は専徳寺にて法中会。
年度初めはいろいろと。
小学校と中学校のPTA総会で、少し時間を頂いて、読み聞かせのことについてお話をさせていただいた。
これまで読み聞かせのスタッフ募集のチラシは毎年配ってきたけれど、なかなか新しく参加いただける方がいないので、まずは知っていただくことからということで。。。
10年くらい前、長浜小学校の時に、絵本の大好きなお母さんが、絵本のすばらしさを子どもたちに伝えたいということから始まったそう。
そこに有志が集まって。 そして、ずっと続いてきているから、いろんな素敵な出来事も。
中学校で紹介したのは、読み聞かせに参加してくださっている中学生のお母さんからの話。
週末に風邪をひいて、週明けの読み聞かせで子どもたちに風邪をうつしたらいけないから、誰かに代わってもらえるよう連絡があった。
すぐに代わりの方が決まったのだけど、
そのあと、そのお母さんから、中学生の娘さんが、
「お母さん、代わりがいなくても心配しなくていいよ。代わりがいなかったら私が先生にたのんで、朝のその時間だけ学校抜けて私がするから」
と言ってくれたと。
こんなすてきな話があるので、ぜひ続けていけたらな。
今日は呉東組法中会。 今日は盛りだくさんで、いつもよりも遅くまで。

今日の法中会で、本願寺からの華葩をいただいた。
「今 あなたに 伝えたい言葉」
伝灯奉告法要の協賛事業で募集のあった作品の中から。
それを見ながらほっと。