ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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仏教壮年会 8月納涼会

8月8日(金)

今夜は仏教壮年会の納涼会。

夕方打ち水をし、6時30分より重誓偈をおつとめ。そして少し法話をしてから納涼会。

去年も暑かったけど、今年も暑い。。。
それでも、去年は33℃。今年は29℃。ただ、湿度かな。。。

今朝、鹿児島県霧島市に大雨特別警報。

昨日久しぶりにこの辺りも降ったけれど、それまでずっと雨が降っていないので、少しくらいはと思うけど、特別警報が出るほどはと、自分勝手なことばかり。

 

今年は冷風機2台と扇風機2台、そして天井のファンが4機フル回転。
その甲斐あって会食中、汗はほとんどかかなかった。

そして、いつも仏教壮年会ではこちらばかりが話している。
でも、今日の懇親会は、こちらはひたすら聞き役。
いろんな話を聞かせていただいた。

 

ただ、明日は9時から6件の法事。内5件が本堂で。
それを思うと、どうしても控えめに。。。

いつもお開きは8時なのに、今年は9時にお開きに。

みなさん暑い中お元気で何より。
ようこそのお参りでした。

 

 

2025年8月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

久しぶりの雨

8月7日(木)

今日未明より朝方まで雷雨。

久しぶりの雨。

雨が降ると、毎度のことながら、ヒマラヤスギの落ち葉が排水口に溜まる。

いつもホウキで掃いても取れない枯れ葉が、雨で一気に。

 

午前中には雨が上がり、今度は蝉時雨。

そして、今夜はお通夜。

葬儀屋さんから葬儀のことで連絡があった際、「明日が友引に当たるのですが、浄土真宗では友引は関係ないことをご遺族に説明していただけますでしょうか?」と尋ねられたので、「お通夜の前に控室でお話したらよろしいですね」と答えたら、「お通夜の時にみなさんにお話いただけたら」と。

初めてのリクエストだったけれど、六曜の話、「共引」が「友引」になった話を交えながら。

「友を引く」

浄土真宗の立場で「友を引く」とすれば、お浄土へと一緒に参らせていただくのだから、本来喜ぶことかも。
それを喜ぶことができないのは、「まだ死にたくない」「まだ生きたい」という気持ちがあるから。

「生きたい」という気持ちは大切。
日の良し悪しに振り回されず、その命を生き抜く。

そこには阿弥陀さまの願いが届いてる。

と。

原爆の日

8月6日(水)

今日も朝からクマゼミの声。

いつもよりも早く境内に水撒きし、午前8時15分、例年通り鐘楼の鐘を撞き、本堂でおつとめ。

広島に原爆が投下されてから80回目の8月6日。

昨日のキジバトの姿はどこにも見当たらないので、無事どこか安全なところに移ったのかな。

 

先日発刊されたばかりの『1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは』(言葉:原爆を体験した子どもたち 絵 :いわさきちひろ)を読む。

少数者の利益とその思想とを貫くために、広島の人々は父母・兄弟・姉妹、さらに親類縁者を奪われ、家は焼かれて、ただ茫然として肉親の骨をかき抱き、土まみれの頬に涙を流してわが家の焼け跡に立ったのである。この姿を貴方が見られた時どんな気がしますか。戦争の結末はいつもこうしたものなのです。鋼鉄のような心を持った人でさえ、この時の広島の有様を見るならば、目をそむけずにはいられなかったでしょう。ましてその肉親を奪われた人々にとっては、百万遍の慰めの言葉も、いかなる行為も、その頬をつたわる涙を乾かすことは決してできなかったことでしょう。  (竹内健二「お父さん 水を一杯ちょうだい」より)

毎日毎日思い続けることは難しいけれど、今日一日は目を背けず。

 

本日、「おてらおやつクラブ」(https://otera-oyatsu.club/)に登録。

LINEでしか登録ができないので、ずっと躊躇していたけれど、今年の夏はおそなえが。。。

最初iPadのLINEアプリで登録しようとしたが、《画面下のメニュー》というのが見当たらず、???となって、スマホのLINEアプリを見ると、ちゃんとそこには《メニュー》が。
何とか登録完了。

老眼が進んでくると、iPhoneよりもiPadを使うケースが多いので、どちらのアプリでも使えるようになるとありがたいのに。。。と思いながら。

LINEでポチポチッと集荷の手配をして、段ボールに箱詰めすると、明日にはクロネコヤマトさんが取りに来て、贈り先へと送ってくれるそう。

思っていたよりも簡単にできるかも。

それから、登録したばかりなのに、すぐに賛同寺院に記載されてる!と、その速さに驚き。

 

そして、久しぶりに共命鳥を折り紙で。

 

五角形の作り方も覚えていた。

今年のピースナイターは8月13日阪神戦。
昨年は8月14日。

お盆期間中なので、去年同様以前のように折り鶴のお手伝いはできず。

 

ただただ平和を願う。
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ。

 

 

2025年8月6日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

キジバトのヒナ

8月5日(火)

夕方、車で戻ってきて、境内への坂を上ると、

何か落ちてる?

すぐにその黒っぽいかたまりがキジバトのヒナと分かったので、すぐに車を止めて安全な場所に移そうと、ちりとりに入れて移動。

写真を撮って、そのあと水撒きをしている間に、姿が見えなくなった。

自分で移動できる力はあるみたい。

 
 
 
 
 
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7月にキジバトの姿を久しぶりに見るようになり、また子育てが始まるのかと思ったけれど、しばらく姿を見なかったので、いなくなったのかと思っていたら。

本堂の屋根の上にキジバトの夫婦がいたので、上から見守っているよう。

 

先日、ヘビを久しぶりに見かけたし、ネコやカラスも頻繁にやって来る。
ちょっとそれが心配だったけれど、元気に飛び立ってくれたらいいな。

 

明日は朝8時15分より鐘を撞き、おつとめ。

明日8月6日は80回目の原爆の日。

ハトは平和の象徴。

『旧約聖書:のノアの方舟に由来するそう。

何はともあれ、世のなか安穏なれ。仏法ひろまれ。

 

浄土の蝶

8月3日(日)

暑い暑い8月の土日を終えた。

昨日は安芸高田市で40℃。
広島で観測史上最高の気温だとか。

蓮如上人の『御文章』2帖目第12通に、

それ、人間の五十年をかんがへみるに、四王天といへる天の一日一夜にあひあたれり。またこの四王天の五十年をもつて、等活地獄の一日一夜とするなり。これによりて、みなひとの地獄におちて苦を受けんことをばなにともおもはず、また浄土へまゐりて無上の楽を受けんことをも分別せずして、いたづらにあかし、むなしく月日を送りて、さらにわが身の一心をも決定する分もしかしかともなく、また一巻の聖教をまなこにあててみることもなく、一句の法門をいひて門徒を勧化する義もなし。ただ朝夕は、ひまをねらひて、枕をともとして眠り臥せらんこと、まことにもつてあさましき次第にあらずや。しづかに思案をめぐらすべきものなり。このゆゑに今日今時よりして、不法懈怠にあらんひとびとは、いよいよ信心を決定して真実報土の往生をとげんとおもはんひとこそ、まことにその身の徳ともなるべし。これまた自行化他の道理にかなへりとおもふべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。
  時に文明第六、六月中の二日、あまりの炎天の暑さに、これを筆にまかせて書きしるしをはりぬ。

「あまりの炎天の暑さに」と、御文章をお書きになっている。
人間の50年は四天王の天の一日一夜。この四天王の50年が等活地獄の一日一夜だそう。

地獄に墜ちたら、今の何倍もこの炎天の暑さを味わうことになるのに、いまをむなしく過ごしていていいのかと。

 

暑くなると、これは現実だろうか?幻だろうか?と思うようなことも。

午後4時からの今日最後の御法事。
本堂の温度計は31℃超え。
お内陣は扇風機を回しても、それよりもっと暑く感じる。

汗をかきながらおつとめをしていると、お内陣の中をクロアゲハが舞っている!!

これは幻覚?

後からお内陣の映像を見返すと、確かにクロアゲハが。

 

お浄土の六鳥は『阿弥陀経』で知られるけれど、蝶はお浄土に?

そう思って調べたら、京都国立博物館のWebに『極楽浄土と蝶』という読物が。

『極楽浄土と蝶』よみものWeb(https://www.kyohaku.go.jp/jp/learn/home/yomimono_data/0125/)

舞楽の蝶鳥の舞手らは、法会において衆生を仏の浄土へと繋ぐ伝供の役割を担う。日本においては蝶も仏の世界へと導いてくれるはずなのである。

地獄・餓鬼・畜生のない世界、お浄土。

お盆をご縁に、蝶が導いてくれた。

 

昨日つぼみが膨らんでいた風蘭が一つ花咲く。

 
 
 
 
 
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ちょうどNHKの大河ドラマで『べらぼう』を放送中だが、ちょうどその時代、富貴蘭としてもてはやされた花。

ほんのりと香も。

明日あたり、他のつぼみも開けば、香ももっと感じるかな。

香に誘われ、導かれ。