専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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12月8日(日)
午後は仏教壮年会境内清掃。
そして、今夜は仏教壮年会の12月例会。
今日は会員以外の女性も参加して、除夜の鐘の蓮の花作り。
昨年、初めて試みた蓮のキャンドル。
初めてということもあり、住職がコツコツと1人で用意した。
そして、今年はみんなで作りましょうとの声により、仏教壮年会の例会で作ることに。
おつとめの後、作り方をレクチャーし、ストーブを囲んで4つのグループに。
最初は力加減が難しく、力いっぱいやると紙が破れ、逆に力を抜きすぎると花にしわが寄らず、うまくできない。
ちょうどいい加減を見つけるのに苦労されたようだ。
弦は締めすぎても緩めすぎてもいい音が出ない。程よく締められてこそいい音が出る。
今日12月8日はお釈迦さまがさとりを開かれた日、“成道会”。
明日また家で作りたいからと、器具を持ち帰られた方も。
除夜の鐘、どんな蓮の花が境内に咲き並ぶことだろう。
ご協力、ありがとうございました。
12月2日(月)
今日は青空がひろがり、少し気温も緩んだよう。
広南小学校の読み聞かせ、今日は6年生を担当。
6年生には、少し大人向けの絵本をと思い、『百年の家』。

1656年に建てられた家も、無住になり、朽ち果てていたのを、1900年にクリとキノコを探しに来た子どもたちに見つけられ、再び家としての歴史を綴ることに。
その家が見た1900年から100年間を描いた作品。
日々の生活と共に、結婚があり、葬式があり、旅立ちがあり、戦争・・・、そして誰もいなくなり、壊されて新しい家へと生まれ変わる。
静かな静かな絵本。
ちょっと難しかったかな?と思いながら、
「何か感想ありますか?」と問うと、「・・・」
「感想がなければ、これで読み聞かせ終わります」というと、「日直さんが感想をいうことになっています!」と。
日直さんがちょっと考えて、「最後、新しい家に建て変わって、人が住んでいて良かったなと思います。」
「長浜にも百年の家のように古い家がありますが、どう思いますか?」
「え?あのオバケ屋敷のことかな!?」
いままでの暮らし方を継がない。それが新しい世代だ。
だが、若さだけでは、この家の古い石は、とりかえられない。
この家がわたしだ。けれども、わたしはもうだれの家でもない。
運命をたどってきたわたしの旅の終わりも、もうすぐだ。
この家の語ることばが、何とも今を物語ってるような気がした。
専徳寺のイチョウは、何百年もこの寺を、この長浜を何度も葉っぱを散らしながら見てきたことだろう。
この時期、ご近所へはいろいろ御迷惑をおかけしているが、とりかえられない命を今年も黄色く色づいて見せてくれる。
何世代も前の人の目にも映っていた色で。
何となく、そんなことを思いながら帰宅して、今日もお参りに。