くれ情報ステーション

10月30日(火)

昨日、広島ホームテレビで、毎週月曜日午後18時56分から放送されている「くれ情報ステーション」に、隣寺の住蓮寺が登場。

第265回 文化財訪ね歩き ~宇都宮黙霖誕生・終焉の地~

先日、報恩講で住蓮寺にお参りしたときにその話を聞いていたのだが、思い出したのは放送後・・・。

今日、ホームページを見ると、バックナンバーに放送分が掲載。

そればかりか、これまでのものが動画で。

さかのぼってみると、第127回(2010年1月23日放送)にも「吉田松陰に影響を与えた時代の先駆者 宇都宮黙霖」と題して放送されている。

興味のある方はどうぞ。

我聞会 10月例会

10月25日(木)

今日で横路地区の報恩講が修了。

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新しい道路が開通して初めての報恩講。
口を揃えて騒音の話をされる。
何ごとも「便利=良いこと」ではないようだ。

 

今夜は住蓮寺にて我聞会。

今日の輪読は『蓮如上人御一代記聞書』の(132)(133)。

念仏するにも、よい評判を求めているかのように人が思うかもしれないので、人前では念仏しないように気をつけているが、これは実に骨の折れることである。と、ある人が言いました。普通の人と違った尊い心がけです。(現代語版より)

何とも難解な話であった。
念仏が口からこぼれ出るのを我慢するのが尊いのか、我慢するほど念仏が口からこぼれ出そうになるのが尊いのか。
いろいろと話が出たが、短い文章のなかで、どうも??という御文であった。 

 

(133)は、つねに仏がお見通しになっていることを、恐れ多く思わなければならないとの御文。

この例会が終わって、長男から呉の公園でネコに対する残虐な事件が起こっているという話を聞いた。

仏が見ている。
お天道様が見ている。
昔からそういわれているように、そういう思いが自らの行動につつしみを持たせた。
それが無くなると、こんな理解できないような奇っ怪な事件も生まれてくる。

大切なことを大切にしていきたいもの。

 

法話では、地獄と極楽の長い箸の話を聞かせていただいた。

これは調べてみると、「三尺箸の譬え」というのだそうで、山田無文師の法話のなかに出てくるのが始まりのよう。

ただ、西洋でもスプーンで喩えられたりするらしいので、元々の出典は分からないが、誰もがうなずいて聞ける姿。

 

先日から寺に菊の花が咲き始めた。

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これは、一生懸命育てた方が、お寺に供えてくださった。
いのちの限り、精一杯咲いてる姿に力をいただく。

2012年10月25日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

住蓮寺報恩講法要

10月24日(水)

専徳寺の報恩講が終わり、小坪臨海地区、広両谷地区と終え、今日から2日間、横路地区の報恩講。

コスモスの咲く黒瀬川の側道を、衣の袖をはためかせながらバイクに乗ってお参りに。

 

お参り先で、今年は横路では柿が不作で、そのお宅では2つしか実らなかったと聞く。
寺にある柿の木は豊作なのだが、ところによってはそうらしい・・・。

そして、午後1時より隣寺の住蓮寺報恩講の御満座に。

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これから浄円寺・呉専徳寺・善通寺・広真光寺と、専徳寺報恩講にお参りいただいたお寺の報恩講にそれぞれお参りさせていただく。

その最初が住蓮寺。
本日は導師。

十二礼の節譜で唱える「正信偈」第二種。

 

その正信偈を絵本にした『絵ものがたり 正信偈 ひかりになった、王子さま』を本日入手。

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10日ほど前に知ったが、その時Amazonでは在庫切れ。
セブンネットで注文していたのが、ようやく長浜のセブンイレブンに届いたので、午前の報恩講が終わった後に購入。

さらさらっと読んだ後に、住蓮寺で正信偈のおつとめ。

ナモアミダブツ

この本を読んだ後のお念仏は、何となくカタカナ。

いろんな可能性を感じる本に出遇った。

 

【住蓮寺本堂の獏】

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2012年10月24日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組 ご縁の会 第3回

10月21日(日)

16:00よりクレイトンベイホテルにて、呉東組 ご縁の会。

昨年10月に1回目。
今年4月に2回目。

そして、このたび3回目の開催。

 

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このたびは男性21名、女性22名の参加。

呉東組のみならず、お隣の安芸南組のご門徒の方も参加されるように。

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会場に御本尊が置かれ、最初に皆さんで「讃仏偈」のおつとめ。

そして、5分ずつ順番に自己紹介カードをもとに全員と話をしていく。
そしてその後、食事をしながらのフリータイム。

最後帰られる時に意中の方がいれば、紙に書いて提出。
その結果は後日発表。

最初は緊張した感じでのスタートも、だんだんと場も和やかに。

 

こうしたことから良いご縁が生まれてくれたら。

次回は来年4月に開催予定。

2012年10月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 ふれあい参観日

10月20日(土)

今日は広南小学校のふれあい参観日。

1時間目は、各学年、各教室で授業。
2時間目は、地域のみなさんが先生となって、昔遊びをはじめ、いろんなことを。
3,4時間目は、呉ポートライオンズクラブ主催の「小学校防犯教室」。

もりだくさんの参観日となった。

 

1時間目、長男の3年生の教室では、道徳の時間。

自分の生まれた時のこと、自分の名前の由来など、親が書いたものを用意しての授業。
親の願い、家族の願いのなか、生まれてきた“いのち”ということを学ぶ時間となった。

 

9年前の10月21日の夕方京都から連絡があり、新大阪止まりの最終新幹線に乗り、新大阪で飛び乗った京都行きの“はるか”は、事故のために1時間遅れで着いた列車だった。
誰一人乗っていない“はるか”に乗って小雨の降る京都へと向かった。

京都の病院で、翌4時44分、碧流は誕生。
尊いいのちの誕生に立ち会えた瞬間であった。

 

そんなことをふと思い出す。

 

今日と明日、小坪では祭。

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広南小学校となって、小坪のことをいろいろと学んだ長男と一緒に夕方見に行く。
初めて訪れた小坪の祭。
神楽の始まるところを少しだけ見せていただく。

 

明日はいよいよ呉東組ご縁の会。
ようやくさきほど準備が一段落。

 

2012年10月20日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

報恩講法要 第3日目

10月16日(火)

今朝は早くからお斎の準備。

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昨日作ったお煮染めのパック詰め。
そして、おむすび。

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用意されたのはおむすび3個と煮染めが約1000パック。

法要にお参りできない方も、この日はこのお斎をいただく。

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そして、広南小学校2年生のみなさんが、長浜の郷土料理“うどん豆腐”作りの見学に。

初めて見る地元の光景にどんなことを感じただろう。

 

昼席で御満座。

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善通寺住職を導師に迎え、住蓮寺・広真光寺・呉専徳寺の御法中とともに法要が勤まる。

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ご法話のなかで、昔は学校で解剖をしたあと、その生きものを校庭の片隅に埋め、花を供え、御講師はお経をとなえたと聞かせていただいた。
そういうことから“いのち”の大切さを身につけたのだと。

今はどうだろう。ビニール袋に入れられ、ゴミと一緒に・・・?

それはどうかわからないが、今日長男 碧流が学校へ行くと、友だちからお経を唱えて!といわれたのだそう。
理由を聞くと、朝タヌキが死んでいたからだと。

まだまだ、今の子どもたちも“いのち”を大切に感じてる。

 

いのちのつながり、人と人のつながり、いろんなことに気づかせていただくご縁。

“おみがき”からはじまり、今日のお斎。
御満座までたくさんの方にお手伝いをいただいた。
多くの方に感謝、そしてずっと受け継いで伝えてくださった方へも感謝。

ようこそのお参りでした。

2012年10月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

報恩講法要 第2日目

10月15日(月)

報恩講法要2日目。

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朝席が終わると、明日のお斎(とき)のための準備。
煮染めがどんどん作られる。

昼間は暖かいが、夜になると冷え込んできた。


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今夜は逮夜。

200年前の550回大遠忌の時にお迎えした御絵伝を前に『御伝鈔』も拝読。

 

今日は、親鸞聖人の御生涯を通して、いろんなお話を聞かせていただいたが、最後に出てきたのが七仏通誡偈の話。

諸悪莫作 (もろもろの悪を作すことなく)
衆善奉行 (もろもろの善を行い)
自浄其意 (自らそのこころを浄くす)
是諸仏教 (これがもろもろの仏の教えなり)

お釈迦さまを含む過去の七仏が、共通の教えとして説かれたのがこの偈文。

悪いことはせず、良い行いをし、自分のこころを清く保つ。

それを唐の時代の白楽天が、「こんなことは3歳の子供でもわかるではないか!」というと、禅僧 道林が「3歳の子供でもわかるが、80歳の老人でもできないであろう」とたしなめられた故事を聞かせていただいた。

 

わかっちゃいるけど やめられない (スーダラ節

植木等さんが真宗大谷派の住職であった父から、「親鸞聖人の教えに通じている」といわれ、歌う決心をした話を思い出した。

 

明日の昼席で御満座。
ようこそのお参りでした。

2012年10月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

報恩講法要 第1日目

10月14日(日)

今夜から報恩講法要。

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親鸞聖人のご命日が1月16日。
その1月には御正忌報恩講が勤まるが、それまでに各寺院、各家庭で報恩講を取り越してお参りする。
この報恩講を「お取越し」とも呼ぶ。

各家庭でつとめる報恩講を、このあたりでは「通り報恩講」と呼ぶが、それが訛って「とおりぼんこう」とも。

 

専徳寺の報恩講は例年10月14日から16日。

ちなみに大谷本廟では、毎年10月15日、16日の2日間、大谷本廟の報恩講『龍谷会』がおつとめされる。

 

このたびの御講師は、伯父、三原市大和町 明圓寺の内藤良範師。

本願寺の御遠忌での話を聞かせていただく。

 

明日の朝席が終わると、明後日のお斎の準備に。
専徳寺のお斎は、昔から大きな塩むすびと煮染め。

今年も900食が用意される。

明後日、お寺でいただかれる方には、長浜名物の“うどん豆腐”も。

今年は広南小学校2年生が、長浜の郷土料理の学習で見学予定。

 

天気予報では、17日が雨の予報。
16日は大丈夫かな。

 

お誘いあわせてお参りを。

2012年10月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

呉東組親鸞聖人讃仰会 仏教文化講演会

10月13日(土)

広の真光寺にて、呉東組親鸞聖人讃仰会の仏教文化講演会。

講演会に先立って、総会が開かれ、午後2時30分より講演。

 

このたびの御講師は、本願寺派勧学寮頭 徳永一道和上。

講題は『浄土真宗の信心の課題 -聖典英訳をとおして-』

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「ありがとう」を一般的に英訳で“Thank you”としているが、「ありがとう」と「Thank you」は違うのだと。

英語では必ず主語がある。
「私があなたに感謝します」というのが“Thank you”。

日本語の「ありがとう」は、「有難う」。
あなたのされたことは、とても有り難い。
無いことをしていただいたことへの感謝の意。

同じ感謝でも、「私が」の主語が抜ける「ありがとう」に日本人のこころが現れているのだそう。

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また、「ご縁」という言葉も、英語では訳せないのだそう。

日本語と英語、似たようなニュアンスで翻訳されるが、そこには文化の違いが大きく見られる。

 

そして、「信心」。
この言葉を英訳する時、「ゆだねる心」と表すのだそう。

 

今日はたくさんの方がお聴聞してくださった。

ようこそのお参りでした。

 

今週続いた組内の行事も一段落。
明日の夜から専徳寺報恩講。

 

【真光寺本堂の獏】

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2012年10月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 第2回研修会

10月12日(金)

今夜は7時から広の法謙寺にて、呉東組仏教壮年会連盟の第2回研修会。

年に2度ある研修会、このたびのテーマは、『若手僧侶の話を聴いてみませんか!』。

専徳寺仏教壮年会から6名。全体で74名の参加。

 

若手布教使2名を御講師に迎え、「阿弥陀さまとの出遇い」と題し、お話を聞かせていただく。

一人目は、呉東組で一番若い住職、西光寺の藤瀬和亮師。

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前住職の父が別れの前に、「あんたらのお念仏になる」との言葉を遺されたそう。
亡くなっても、今なお父の願いが「父」としてお念仏に生きているという話。

 

もうお一方は、呉の西岸寺の長岡正信師。

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こちらは母との別れの直前のお話を聞かせていただいた。

 

「阿弥陀さまとの出遇い」

それぞれの話を聞いて、わが身をふり返る。

 

ようこそのご参加でした。

 

 

2012年10月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku