「みんなで作ろう ひろしま自慢」発表大会

11月29日(木)

広市民センターにおいて、ただいま『平成24年度 「みんなで作ろう ひろしま自慢」発表大会』を開催中。

子どもたちの郷土ひろしまに対する理解を深め、郷土愛の育成を図る(広島県教育委員会ホームページより)ことを目的として開かれている大会だそうで、広南小学校と広南中学校が、展示発表の部に参加。

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広南小学校は、小坪神楽・宇都宮黙霖・「ありがとう」ソング。

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広南中学校は、「ありがとう」ソング・防波堤のオリジナルアート・広南小学校児童との交流活動。

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長浜と小坪の伝統、そして、長浜と小坪が一緒になって新しく築いている今を、それぞれに発表。

ふるさと 広南 ぼくらのばしょ
たしかなぬくもり しんじて
未来へ未来へ つないでいこう

「ありがとう」ソングの歌詞のように、未来へ未来へ・・・。

今週末は、広南小学校の学習発表会。

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「ありがとう」ソング、元気に体育館で響かせて。

2012年11月29日 | カテゴリー : 地域, 長浜 | 投稿者 : sentoku

我聞会 11月例会

11月27日(火)

今夜は仁方の浄徳寺にて、今年最後の例会。

 

今日の輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(134)(135)。

蓮如上人は、たとえ正しい教えであっても、煩わしい理屈を並べることはダメだとおっしゃられた。また、世間話ばかりもよくないと。

何ごとも簡潔に。
そして、何ごとも仏恩報謝の営みだと。

 

それから、法話では『白骨の御文章』のことばより、身近に起こった大変な事故の話。

車の助手席に乗っていた奥さんが、大変な交通事故に。
そして、一命を取り留めた後、医師から、もし・・・だったら、もし・・・だったら、もし・・・だったら。そのなかの一つでも欠けていたら、奥様は亡くなっておられたでしょうと告げられた。

いろんなご縁が重なって、今のいのちがある。

それなのに、今日を無事生かされていることに感謝することが出来ない愚かな私がいる。
 

そんな話を聞かせていただいた。

2012年11月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

真徳会館報恩講

11月27日(火)

11月も最終週。

昨日・今日と、長浜沼田地区の報恩講。

昨日は雨の降るなか、お参り。そして、今日は寒いなか。

昨日は、どこのお宅へ行っても、「今日は足もとの悪いなか・・・」と暖かい声をかけていただく。

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確かに足袋が濡れて冷えるのだが、瓦に散った紅葉の濡れ姿は、雨の日だからこその光景。

また、こうして雨の日があるから、晴れている日をありがたく思う。
そう思うと、この雨もありがたい。

 

今日は昼から真徳会館の報恩講に。

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「東福浦説教所」と呼ばれていたが、地名から「東福浦」の名前が消え、それにともない「真徳会館」と呼ばれるように。

この真徳会館、「真」は真光寺、「徳」は専徳寺から一字ずつ取って付けられたと、教えていただいた。

この報恩講は、真光寺と専徳寺が隔年でお取り次ぎ。

 

お昼に伺うと、まずはお斎(とき)

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自治会の班ごとにその年の当番をされるそうで、今年も心のこもった手作りのお精進のお斎。

そのお斎を美味しくいただいて、みんなで正信偈のおつとめと、その後1席法話。

 

この地域は自治会が昔から熱心にお世話してくださり、終わった後も控え室でいろいろと聞かせていただく。

地域の方が声をかけあい、昔ながらの姿が残っている。
その姿を大切に。

2012年11月27日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南学園 中国新聞に

11月23日(金)

今朝の『中国新聞』呉・東広島版に、昨日の広南学園小中一貫教育研究会のことが掲載される。

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人間は必ず死ぬ。今日をきちんと生きることということが生きること。

 

今日、101歳の女性の方のお葬式に。

先日、報恩講でお参りさせていただいた時、一緒にお参りさせていただいた。
ずっと元気に過ごしていたのに、突然・・・。

苦しむこともなく、最後を迎えた。

 

亡くなり方は人それぞれだが、それまでの人生をいかに生きるか。

それは、「死」を意識するからこそ、生まれてくること。

 

有り難い「いのち」に、「ありがとう」。

2012年11月23日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

広南学園 「ありがとう」

11月22日(木)

今年新しく小中一貫校となった『広南学園』(旧 長浜小学校・旧 小坪小学校・旧 長浜中学校)で、「小中一貫教育研究会」が開かれた。

教育委員会、各小・中学校の関係者の方々が来校し、地域・保護者にも開放されたので、参観に。

 

研究会の報告があり、引き続いて全校児童・生徒も一緒に、長浜出身のサックス奏者 坂田明先生の特別授業「広南の後輩たちへ」。

サックスの音色を披露したあと、御自身のミジンコのビデオを通して、誕生から死まで、ユーモアを交えながら聞かせていただいた。

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その後の御自身の話のなかで、

今考えていることは、どうやって死ぬかを考えている。どうやって死ぬかということはどうやって生きるかということなんです。

有名であるから幸せであるということはありません。親がいてくれた方が、妹がいてくれた方が、よっぽど幸せです。

いのち、つながり、いろんなことを聞かせていただいた。

その後、全校生徒による『「ありがとう」ソング』の合唱。
途中から坂田明氏のサックスも加わり、「ありがとう」が会場の体育館に響いた。

(この編集のため、とうとうブログを更新するのに日にちが変わってしまった。)

 

午後から長男の3年生のクラスを参観。

3年生は「しょうぼうだんのおじさん」。

地元広南消防団の池庄司氏をお迎えし、地域のために働いてくれている人たちがいるから、安心して暮らせるということを学んだ。

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今日はいろんな「ありがとう」。

仏教壮年会法座 3日目

11月22日(木)

今日の朝席で今年最後の法座、仏教壮年会法座が御満座。

このたびのご縁は、今年の宗門のポスターに書かれていたスローガン、『本願に遇えた喜びを行動に』より。

願以此功徳 平等施一切 同発菩提心 往生安楽国

行動に移すことは、“みんな一緒に”というこころ。
ひとり喜ぶだけでなく、ともに・・・。
そんな世のなかとなりますように。

ようこそのお参りでした。

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法座が終わり、今日は胡子地区の報恩講。
下から寺の黄色く色づいたイチョウが見える。

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昔のイチョウを知る方によると、このイチョウはもっともっと高さのある木だったと。

 

このイチョウの葉。
調べてみると、認知症などの脳障害の予防、アトピー性皮膚炎の改善、糖尿病予防、高血圧予防などなど、大変な効能があるのだそう。

石泉文庫の蔵書を虫干しするとき、茶色くなったイチョウの葉がヒラヒラと本から舞い落ちることがある。
イチョウの葉を挟むことで、防虫効果も?

来月2日が仏教壮年会の境内清掃。
それまでに全部散ることはないかな・・・。

2012年11月21日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会法座 2日目

11月20日(火)

仏教壮年会法座、2日目。

昨夜は清誓寺前住職 土肥煌峰師、今朝から現住職 土肥泉州師が御講師。

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朝席が終わり、西光寺前々住職の葬儀に。
呉東組法中、色衣・七条袈裟の礼装で。

お天気の良いなかでの葬儀で何より。

法座では、昨夜の前住職は「必」というキーワード。
そして、今夜の現住職は「即」。

親子でのお取り次ぎをいただくことはそうないので、お互いの味わいを興味深く聴聞させていただいた。

 

明日の朝席で御満座。
お誘いあわせてお参りを。

 

それから、今日ご案内をいただいた。

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広地区自治会連合会・地域に根ざす健康づくり事業の「ウォーキング大会」のお知らせ。

このたびは“長浜史跡めぐり”。

2012年11月20日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会法座 1日目

11月19日(月)

今朝、阿賀の西光寺前々住職が85歳でお亡くなりになり、今夜お通夜。
呉東組全ヶ寺法中が参列し、おつとめ。

本堂に響く正信偈。

前住職が亡くなられて7年。
若住職が大学等で不在の間、身を粉にしてお寺を守って来られた。

若住職の継職法要を楽しみにされていたかも知れないが、法灯はしっかりと受け継がれていると感じさせていただくお通夜だった。

今夜から今年最後の法座。
仏教壮年会主催の法座。

自坊に帰ると、おつとめには間に合わなかったが、少しだけご縁に。

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このたびの御講師は、黒瀬 清誓寺の土肥泉州師。
ただ、今夜は事情により、前住職の土肥煌峰師が代わりをつとめてくださった。

ストーブで暖を取りながらのご縁。

生きた 生きた
一生懸命生きた
あーよかった
ありがとう

奥様が亡くなられる前に遺したことばだそう。

人間として生まれたことの尊さ。そして、つながりあったいのち。
今日は一日そんなご縁に。

ようこそのお参りでした。

2012年11月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

長浜の郷土料理 うどん豆腐

11月16日(金)

広南小学校の給食に、「長浜のうどん豆腐風」が初登場。

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これまで呉市の郷土料理がいろいろと出ていたが、このたび初めて長浜の料理が学校給食に。

ちょうどJA呉発行の『くれだより』秋号(38号)にも、紹介されている。

 

この料理は、2001年に『くれえばん』にも紹介された(専徳寺ホームページ参照)ように、元々は法事の後のお斎(とき)に振る舞われていた精進料理。

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「精進料理」をいただく風習は次第になくなり、大人数の食事を用意することもなくなってきたので、この料理も・・・。

 

そんななか、こうして取り上げられ、伝えられ、いろんな方に知っていただく。

これも一つのご縁。

 

そして、また一つご縁が。

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これは何と、南極の石。

昔南極観測隊として行かれた方からいただいた石を寄贈したいとの話をいただいていたが、それはてっきり小さな石だと思っていた・・・。

それが今日届けられ、大きな石だこと。

 

調べてみると、この南極の石はカンブリア紀のもの。
長浜で見られる古い石と言えば、第一公園(三角浜)裏の花崗岩。
ジュラ紀のものらしいのだが、それよりももっともっと昔の石。

先日訪れた蒲刈の弘願寺にある円識和上を讃える石碑は、この黄幡山の自然石が使われているそう。

 

こうして、何か一つのことをご縁に、いろんな世界がひろがっていく。
そのご縁を大切に。

2012年11月16日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉 専徳寺 報恩講

11月14日(水)

朝10時、呉中通の専徳寺の報恩講法要に。

“つとめあい”

こちらの報恩講の時、善通寺・住蓮寺・真光寺・浄円寺、そして呉中通の専徳寺にお参りに来ていただく。
そして、こちらから各寺院の報恩講にお参りさせていただくのを、“つとめあい”と呼んでいる。

 

今日は導師をつとめ、その後のお取り次ぎも1席。

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そして、自坊へ戻ると、頼んでおいた本が届いていた。

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先日の弘願寺仏教壮年会との交流会で見せていただいた紙華。
和紙で作られた花の姿にちょっと興味を持ったので、早速取り寄せてみた。

奈良の薬師寺では、紙の花で作った造花を御供えし、「花会式」という法要が勤まるそう。
【参考】薬師寺ホームページ

いろんなことをイメージしてみるのだが、何はともあれ一度作ってみないことには何とも・・・。

これもご縁。

何かしら考えてみたい。