12月31日(水)
午後から雨。
今年は最後まで雨か・・・と思いながら、ふと、
ともかくも あなたまかせの 年の暮れ
小林一茶の『おらが春』を。
今年もいろいろあったけど、それでも阿弥陀さまのお慈悲のなかで、今を迎えてることにおかげさま。
つぼみのようにおさまっている蓮の花が、今宵はどうなることか。
寒くなってきたので、暖かくしてお参りを。
今年も、ようこそようこそ。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
12月15日(月)
今朝も冷え込んだ。
今年最後の読み聞かせ。
今日の担当は2年生。
読んだ本は、
『もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし』の2冊。
まず最初に、「この本(もったいないばあさん)、知ってますか?」と尋ねると、「知ってる!」と答える子がチラホラ。
「知らない人もいるだろ・・・」と、ぼそっとつぶやく子も。
そう。
知らない人もいるだろうから、『てんごくとじごくのはなし』をいきなり読んでも、分からないかな?と思って、10年くらい前に買った『もったいないばあさん』を引っぱり出してきた。
2冊読み終わって、「何か感想ありますか?」と尋ねると、予想以上に手があがる。
せっかくだから、ひとりひとり順番に感想を。
印象に残っている場面が、それぞれ違っていて面白い。
何だか、心地よく今年最後の読み聞かせ。
12月8日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は5年生。
久しぶりの高学年で、今日読んだのは、
『からすたろう』。
第二次世界大戦中、反戦活動による投獄。
そして、日本を去り、アメリカへ渡ったこの本の作者やしまたろうは、アメリカで日本人に向けて反戦ビラを作っていたそう。
そのやしまたろうの、何ともいえない画風の絵本。
学校ではみんなから無視され続けていた“ちび”。
6年生になって、担任のいそべ先生との出会いによって、この子の持っている才能が認められ、やがては“からすたろう”と呼ばれるように・・・。
しーんと静まりかえった教室で、この本を読む。
「よき先生」との出会い、「よきひと」との出会い。
本当に出会いって大切だなとしみじみ。