メダカ

2月28日(月)

日中はポカポカ陽気。

蓮の鉢にいたメダカ。

ずっと見かけなかったので気にはなっていたのだけれど、春の陽気に誘われて姿を見せるようになった。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

元気に泳いでいたので一安心。

でも、去年の夏に見たのは、

左側の黒っぽいメダカ。
でも、今日見たのは右側の白っぽいメダカ。

そんなことがあるのかなぁと思って調べたら、何と!
メダカは環境によって色が変わるのだと。

左側の黒っぽいのは、夏に撮ったメダカなので、日焼けして黒く。

メダカが日焼けするって、初めて知った。。。

 

今日は午後から広島別院で今年初めてのサンガ部会。

当初予定されていた3月13日の「お寺時間 ~謎解き脱出ゲーム いにしえの秘薬の謎~」。
これについて。

予定どおり3月6日にまん延防止等重点措置が解除されても、まだまだ開催は厳しいということで、次年度に延期と決定。

 

明日から3月。

2022年2月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

2月27日(日)

今夜は今年初めての呉東組法中会が光明寺にて。

1月はまん防(まん延防止等重点措置)を受けて組長会が中止になり、法中会も中止。

久しぶりに呉東組法中と顔合わせ。

 

法中会で、『本願寺派寺院と戦争』調査報告書をいただいて帰った。

その中をパラパラと見ていて、ふと目に止まったのが、

何と、当山専徳寺の本堂にそっくり!!

昔、同じようなお寺が他所にもあると言うような話を何となく。。。

 

鹿児島教区川内組真光寺

残念ながら、昭和20年7月30日の空襲でこの本堂は焼失したそう。

もっこ屋根

と呼ぶのだそうだが、その名前の由来は調べてみたけど不明。

寺院ホームページがあったので、そちらを拝見すると、

明治26年(1893)11月に本堂落成法要

とある。

当山の記録では明治22年に専徳寺本堂は建立されているので、そのあとの建立となるのかな。

大洲順道がいつ頃からいつ頃まで鹿児島別院におられたのか、それは定かではないけれど、

専徳寺に伝わる鹿児島別院の本堂が描かれた薩摩焼の壺。

その裏には、

「感謝
 明治29年2月11日
 鹿児島教区各寺住職各布教員」

その頃まで鹿児島へご縁があったとしたら、何かしらご縁があったのかなぁと。

不思議なご縁。

2022年2月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

兵戈無用

2月26日(土)

今のウクライナのことを思うと、ふと。

兵戈無用ひょうがむよう

『仏説無量寿経』に説かれている

仏所遊履 国邑丘聚 ―中略― 国豊民安 兵戈無用

ぶつ遊履ゆりしたまふところの国邑こくおう丘聚くじゅこうぶらざるはなし。天下和順てんげわじゅん日月清明にちがつしょうみょうなり。風雨ふううときをもつてし、災厲さいれいこらず、くにゆたかにたみやすくして兵戈ひょうがもちいることなし。

この言葉を。

「兵戈無用」とは、軍隊(兵)も武器(ほこ)も必要ないという意味。

 

上の写真は安芸教区平和・環境部会のピンバッジ(2011)。

広島が被爆77年を迎える今年。

改めて、

世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

ウグイス初鳴き

2月24日(木)

今日も呉市に低温注意報。

でも、日ざしは暖かく。

朝、裏の螺山からウグイスの声が聞こえてきた。

昨年と同じくらい早い。

 

今、ヒヨドリがクロガネモチの実を食べにやって来る。
手水鉢のまわりに最近糞が落ちていて、何だろうと思っていたら、どうやらヒヨドリがクロガネモチの実を食べ、ハナミズキで一休み。
そして、手水鉢で水を飲んでいくようだ。

 

また、大洲順道を讃えた頌徳碑の前に、ピンク色の花が咲いている。

何の花かな?と思ってアプリで調べたら、「ヒマラヤユキノシタ」というそう。

原産はヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)。

シルクロードを渡ってきたのか、それとも違ったルートを辿ってきたのか。

いずれにしても、シルクロードを旅して天竺へ向かった三蔵法師たちは、この花を見かけただろうか。

 

藤袴

2月23日(水)

呉市に低温注意報が出ている中、昨年植えた宿根草の内、フジバカマが新芽第1号!!

昨年5月に植えたフジバカマ。
アサギマダラが旅の途中に飛んで来たらいいなと植えたのに、そこには来ないでツワブキに一度だけやってきた。(11/2)

今年ここで新芽が出たということは、ちゃんと根付いてくれるのかなと期待しつつ。
そして、今年はゆっくりアサギマダラを見ることが出来るかなと期待しつつ。

 

やどりせし 人のかたみか 藤袴 わすられがたき 香ににほひつつ

『古今和歌集』に紀貫之の詠んだフジバカマ。

去年咲いたフジバカマは、そんなに香がしなかったけど。。。

 

ひとはいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

こちらは『百人一首』に詠まれている紀貫之の歌。

紀貫之は、花の香をいろいろと楽しんでいたのだろうか。

紀貫之と言えば、三十六歌仙。

三十六歌仙と言えば、本願寺飛雲閣。

飛雲閣が聚楽第から移設されたという前提で、当時の飛雲閣を想像で3D再現したブログを見つけた。↓
3D京都(聚楽第に在った頃の飛雲閣を想像してみた 内部編

歌仙の間にいたら、三十六歌仙のような歌が詠めるようになるのだろうか。

 

花のそばにいるから、花の香を感じる。

何もないところでは、それを感じることもない。

そう思うと、感じるご縁を大切に。

 

 

 

雪柳

2月21日(月)

北京オリンピックが昨日閉幕。

そして、当初昨日までの予定だった広島県のまん防(まん延防止等重点措置)は、3月6日まで延長。

今日も時々雪の舞う、冷たい一日。

そんな中、鐘楼南の薄墨桜のまわりの雪柳がチラホラと咲き始めた。

親鸞聖人像の前に植えた雪柳は、また違う状態。

植えた場所で、育ち方が全然違う。

雪柳は痩せ地でも丈夫に育つらしいのだけれど、昨年は今ひとつ。。。

 

植える前にイメージしていた姿になるには、まだまだ時間がかかりそうだけど、昨年植えたいろんな宿根草がちゃんと育ってくれたら良いな。

日当たり良すぎて草も生えなかったようなこの場所で、植物の生長が持続可能となれば、いろんなご縁がここから生まれてきそう。

春が少しずつ近づいて。

2022年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(193)

2月14日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

 

「今日は何の日ですか?」

「バレンタインデー!」

「バレンタインデーと言えば?」

「チョコレート!」

ということで、今日読んだ絵本は、

『こねこのチョコレート』 (B・K・ウィルソン 作・小林いづみ 訳・大社玲子 絵)

 

明日は、弟のクリストファーの誕生日。ジェニーは、おこづかいで「こねこのチョコレート」を買います。
「ひとつ食べたいな・・・・・・ひとつくらいなら・・・・・・」
その晩、ジェニーは眠れなくなってしまいました。

長い間 お話会で語られ、子どもたちに愛されてきたお話が、初めて絵本になりました。
子どもたちの共感を呼ぶ、心あたたまる物語。(絵本の帯より)

 

贈る側の気持ち、贈られる側の気持ち。
周りの気持ち。

最後、黒猫ティブルからのプレゼントがなかったら。。。

 

初めて2月14日の読み聞かせとなったので、このご縁にチョコレートの出てくる心温まる絵本を。

 

2022年2月14日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

巣箱設置

2月9日(水)

まだまだ朝晩冷えるけれど、日に日に光が暖かく。

一昨年はエナガやシジュウカラが境内で巣作り。
昨年はキジバトが巣作りして、3回試みたけれど、結局雛が孵らなかった。

一昨年のシジュウカラも4月に1回巣作りをしたけれど、そのあと大雨が降ったため、放棄。
それでも6月に二度目の巣作りで、一羽巣立つ姿を見届けることができた。

その時にシジュウカラが巣を作ったのが、経堂の巴蓋ともえぶたという獅子の瓦の中。

逆立ちしてるような獅子の尾が欠けてしまって、獅子のお尻から瓦の中に。
ただ、雨が降ると中に雨が入ってしまう。

そんなこともあったので、このたび経堂前のクロガネモチの樹にシジュウカラの新しい家を用意。

巣箱は国産杉の既製品に、止まり木をつけたもの。

思った以上に溶け込んだ。

 

あとは入居者募集。

 

 

 

2022年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

聖徳太子

2月7日(月)

今日、2月7日は聖徳太子の誕生日。

〈聖徳太子〉か〈厩戸王うまやどのおう〉かで一時期教科書問題ともなった聖徳太子。

親鸞聖人は〈和国の教主〉と大変大切にされ、多くの和讃をお作りになった。

皇太子聖徳奉讃こうたいししょうとくほうさん』には、

大慈救世聖徳皇だいじくせしょうとくおう

 父のごとくにおはします

 大悲救世観世音だいひくせかんぜおん

 母のごとくにおはします

と、聖徳太子を親のようにお慕いに。

 

昨年4月、聖徳太子1400回忌が本願寺でも営まれたが、コロナ禍でひっそりと。
各地でさまざまな聖徳太子展が催されたようだけど、ひとつも観れず。。。

 
京都にいた頃、お彼岸に奈良法隆寺聖霊院のお会式にお参りさせていただいたことがある。
お供物がとにかく凄かったということと、普段はお目にかかれない聖徳太子摂政像(国宝)を間近に観ることが出来たことを今でも思い出す。

 

専徳寺には、本堂内陣の左余間(外陣より向かって右側)、御厨子のなかに聖徳太子孝養きょうよう像が。

父である用明天皇の病気平癒を願い、柄香炉を持って仏さまに香を献げる16歳の時のお姿だそう。

孝養

専徳寺には中国の親孝行の物語を集めた二十四孝の彫刻があったり、この本堂を建立した時の住職、大洲順道の想いがそこにあったのかなぁと、ふと。

 

節分

2月3日(木)

今日は節分、明日が立春。

暦の上ではもう春。

まだまだ寒いけれど、光が春めいて。

一昨年、鐘楼の南に植えた薄墨桜。
今年もつぼみが付いていないので、この春も恐らく葉桜スタート。
それでも去年倍くらい大きく育ったので、今年はどれくらい?と楽しみに。

昨年このまわりにいろいろと植えてみたものの、冬場は落葉して何とも寂しい限り。。。

一昨年はスナゴケを桜の根元に植えてみたけど、ネコに荒らされたり、日当たりも良すぎて、ここでは無理なのかなと。

そこで、日当たりの良いところでも育つ植物をいろいろと調べて、たどり着いたのが

サギゴケ(ムラサキサギゴケ)

名前はコケだけど、コケの仲間ではなく、地を這うように広がっていくのでコケの名が付いているとか。

日本にも自生する丈夫な植物なので、グランドカバーとしてもおすすめだそう。

 

グランドカバーとして地面を緑で覆うことで、少しくらい違ってくるかな?


13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう

このスペースでは微々たることかも知れないけれど、とりあえず小さなことから。

 

先日、植物のまわりに〈まくだけで蘇る〉という土を撒いてみた。

そして、本日届いたサギゴケを桜のまわりやあちこちに。

これが這うように広がっていくのだそう。

乾いた場所に緑が加わると、やっぱりいいな。

 

今日は午後、職人さんに本堂のお内陣を見ていただいた。

御本尊の阿弥陀如来、足下の蓮台のまわりにさらに花があるのは、なかなか珍しいお姿なのだそう。

また、衣に絵が施され、よく見ると

蓮の花が。

この角度から仏さまの姿をしげしげと見ることがないので、聞いてびっくり。

 

専徳寺の阿弥陀さまは蓮が描かれた衣を着け、蓮台には蓮と牡丹?

今年も花を楽しんで。