呉東組法中会

12月27日(火)

連日お葬式。

今日は瀬戸内葬祭の会館にて午前中お葬式。

お葬式を終えて外に出ると、あれ?
耳慣れた鳥の声が上から。
でも??? 

上を見上げると、数羽のツバメが飛ぶ姿。

越冬つばめ?

暖冬とはいいながらも、さすがに先日の寒さは。。。

ヒュルリ ヒュルリララ

無事春を越せますように。

 

今夜は今年最後の呉東組法中会が法謙寺にて。

5時と6時、久しぶりに2件のお通夜をつとめて。

1月31日に呉東組実践運動研修会開催予定。

組の重点目標に掲げた「郷土の歴史のなかにみ教えを求めて」をテーマに、妙好人を研究されている神英雄先生をお招きして、長浜の九右衛門の息子の話を。

2019年5・6月号の『自照同人』に「岩見の妙好人に学ぶ 神祇護念を説く僧純 ――芸州九右衛門男――」と題して紹介されていたそうで、組長さんより拝借。

長浜には真宗の御教えを大切にする土徳が形成されたとみられる。長浜で暮らす同行が御恩に感謝し、それを次世代に伝えるべく祭りを生んだとしても不思議でない。

神先生の話は、取材に同行した方々から断片的に聞かせていただいたことがあったが、実際にお話を伺うのは初めて。

良いご縁となりますように。

 

 

2022年12月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

新年に向けて

12月26日(月)

先週末の法座直後にやってきた寒波もおさまり、今日は穏やかな週初め。

今朝は広南中学校へ。

今年は急な寒波到来により、なかなか大変だった広南イルミネーション。
HMⅡエイチエムセカンド企業企画は、地域貢献を大切にしている。
このたびの広南イルミネーションに今年は竹灯りをすると聞き、専徳寺でも大晦日の除夜会に竹灯りをここ数年しているので、そこに子どもたちが作った竹灯りを飾らせていただけますか?と、先日学校に問い合わせたら、快くお貸しいただけることに。

 

冬休みに入り、今日はその片付けをするので、一部をお借りしに学校へ。

子どもたちの地域に思いが届くといいなと願いながら。

 

午後から呉市文化振興課、呉東消防署より担当の方にお越しいただいて、年明けの文化財防火デーの打ち合わせ。

県の史跡、石泉文庫の防火訓練に向けて。

1月27日(金)午後1時30分に石泉文庫へ集合。
午後2時に出火通報予定。
呉東消防署より消防車がやってきて消火活動。

そのあと、石泉文庫から専徳寺境内へ場所を移し、例年通り水消火器を用いての消火訓練、天ぷら油の火災実験。

総代さんから南海トラフ地震に備え、文化財だけでなく、どうしたら我が家を、また地域を火災から守れるか、それを消防署の方より伝えていただきたいとの意見。

その道のプロから話を聞く。

これが一番効果があるのだと。

 

今年もあと少し。
まだまだすることが山積しているけれど、一つ一つ。

 

 

2022年12月26日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会・仏教婦人会法座

12月22日(木)

昨日の雨が上がり、今日は今年最後の法座、仏教壮年会・仏教婦人会法座。

 

朝、花手水の準備。

 

 

そして、9時からの朝席と13時からの昼席の2席。

今年最後の法座は、みなさんの笑顔で締めくくることが出来たらいいなぁと、御講師は三次市善徳寺 長谷川憲章師。

「あなたに会えてよかった」

以前、本願寺新報に紹介されていた御自坊の遺影撮影会の話を。

毎年遺影撮影会をされて、もう4回目になるそう。

笑顔で毎年撮り重ねていく話を、なかなか興味深く聞かせていただいた。

年を重ねていくと、だんだんと自分の写真も家族の写真も数が減ってくるので。

ここ最近、遺影の話にまつわることを最近いろいろと聞かせていただいたので、それとも重ねながら。。。

 

また、このたびはこちらの希望もあり、朝席も昼席も歌を聴かせていただいた。

デリケートな話も笑顔を交えながら、楽しく笑顔で。

最後に披露してくださった自ら作詞の『桜杜人』。

専徳寺に植えた薄墨桜。
ふと、そのことを。

ご縁が整う。
整わない方が良いご縁も時にはあるけれど、ご縁が整って良かったと思うご縁を。

広島はこれから寒くなるそう。
どうぞお気を付けて。

ようこそのお参りでした。

 

 

2022年12月22日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

呉東組同朋研修会

12月21日(水)

今日は曇りのち雨。

朝から明日の仏教壮年会・仏教婦人会法座の準備。
そして、午後からは呉東組同朋研修会へ。

同朋委員の法幢寺ご住職より、これまでの歴史的な背景など、いろいろと分かりやすく聞かせていただいた。

教区の研修会資料をもとに、ここまでまとまったことを学ぶ機会はなかったので、大変貴重なご縁に。

明日はいよいよ今年最後の法座。

今を一歩ずつ。

 

 

2022年12月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

お葬式 広南イルミネーション

12月19日(月)

今日は親戚のお寺、府中市の明浄寺前住職のお葬式に。

天気予報では雪だったため、昨日冬用タイヤに交換。
雪のチラつく中を府中市へ。

こちらのお葬式は、法要の始まりに鐃祓にょうはちと言うシンバルのような楽器で賑々しく始まる。

開けっ放しの本堂で、寒いけれども厳粛に。

先週お亡くなりになられたけれど、報恩講法要を控えていたので、予定どおり法要をおつとめし、引き続いて通夜・葬式と。

連日大変な日々をお過ごしだったことだろうと拝察。
ただ、最近の簡素化してきたお葬式事情を考えると、このお葬式を迎えるための数日、大切な時間、大切なご縁があったのだろうなぁと。

先月の正蔵坊での御法事で、前住職より〈遺影になってから初めて向き合うことの出来る世界〉の話を聞かせていただき、今日も住職よりそのお話を。

 

帰宅して広南中学校へ。

今日から23日まで、広南イルミネーション開催。

今日は点灯式があったのだけれど、そこには間に合わず。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
文化祭や広教育祭で中学2年生の子どもたちが企業企画HMⅡで得た収益を地元の人たちを笑顔にするためにと、イルミネーションを昨年より。

今年はもくりんさんの竹灯りが初登場。

この竹灯りは、平成30年7月豪雨災害の時に、竹林の土砂崩れの被害があったことで、放置された竹林を活用しようとしている企業との協力だそう。

長浜も放置竹林、何とか出来たらいいのになぁと。

寒い一日だったけれど、どちらもいいご縁。

 

2022年12月19日 | カテゴリー : 地域, 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 本堂清掃・報恩講

12月16日(金)

今日は朝9時より仏教婦人会の本堂清掃と報恩講。

住職は去年に続いて今年もひたすらバケツにお湯を汲んであっちに行ったりこっちに来たり。。。

 

1時間ほどで掃除も終わり、そのあと正信偈をお つとめして法話。

「昨年の報恩講で何を話したか覚えていますでしょうか?」

「・・・・・・」

案の定、誰一人覚えていない。
それもそのはず。
話した本人も覚えていないのだから。

年を重ねてくると、忘れることは仕方がない。
「忘れないように」と頑張ったところで。。。
でも、忘れても思い出す手立てがある、ご縁があることが大切。

最近はこのぶろぐのおかげで、忘れても大丈夫と思えることもしばしば。

 

昨年のぶろぐを振り返ると、昨年は絵本『しらすどん』を紹介。

その直前に小学校の読み聞かせでも読んだ絵本。
学年末にいただいた手紙の中に、この絵本が印象に残っていると書いてくれた子がたくさんいたので驚いた。

ちゃんとその心が届いていたことがうれしかった。

 

今年は先日読み聞かせで読んだ『やさしいきもちのおすそわけ』を。

浄土真宗本願寺派でもう10年ほど取り組んでいる御同朋の社会をめざす運動(実践運動)。

Dana for World Peace 子どもたちの笑顔のために

組内でずっとこの運動に関わってきているけれど、具体的に「お寺」でアクションが起こせていない。
小学校で読み聞かせをずっとしているのも、どこかでつながっていると思っているのだが。。。

「お寺で」

先日の読み聞かせで紹介したこの絵本のあとがきにあった「池に投げ入れられた小石」の話。
大きな打ち上げ花火のようなイベントでなくても、小さな小さな今できることから始めよう。

そこで、年明けに仏教婦人会主催で「新年お寺でコンサート」を開催することに。

婦人会の会員のみでコンサートを開くという案もあったけれど、婦人会の活動の中心はダーナ活動。
やさしいきもちのおすそわけ。
子どもから大人まで誰でもみんなが楽しめるようなコンサートを通して、自他ともに心豊かに過ごせる時間をお寺で。

このたびはサクソフォン・カルテット。
サックス四重奏。

たくさんの笑顔が見られますように。

それから、先日届いた暖かマット、なかなか好評。

足下に敷く人、足を包むようにする人、それぞれに。

 

コアンドルさんの塩バターロールとゆずドリンクをおみやげに。

ようこそのお参りでした。

 

2022年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(202)

12月12日(月)

今朝は今年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ絵本は、

『やさしいきもちのおすそわけ』(作 へこだ・れん)

きびしい季節を前に
森の仲間たちにおすそわけ
 
りすさんが あつめた 木のみを、
料理好きの くまの お兄ちゃんが、
クッキーにして 森のみんなに おすそわけ。
やさしい気持ちが ひろがります。

今週末に仏教婦人会の境内清掃・報恩講を控え、そこで何を話そうかといろいろと探していて見つけたのが、この1冊の絵本。

あとがきの最後に、

この絵本は、池に投げ入れられた小石をイメージして作ったものです。小さな小さなやさしい気持ち。その一粒が波となって広がりつたわって行く。最初は小さな取り組みでも、つたわり広がっていけば、なにかが変わってくのでは・・・・・・? それは、自分に今できることは何かないかと考えることから始まるのです。

そうそう。
このことが今回伝えたいことにぴったりだと。

読み終わった後、「やさしい気持ちのおすそわけがひろがって、みんながあたたかくなったんだと思いました」と感想を。

ちゃんと3年生に伝わっていて、読んだこちらもあたたかく。

 

終わって帰宅すると、すぐに今日は沼田地区の通り報恩講へ。
そして、お葬式。
午後からは総代会。

 

先日、お試しで買った暖かマットの追加分と、ケースが届いた。
ケースに入れてみたら、思い通りピッタリと。

やさしいきもちのおすそわけ。

 

2022年12月12日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃・12月例会

12月8日(木)

先日、侍ジャパンのワールドカップカタール大会が終わった。
クロアチアと延長の末のPK戦で敗北。

8強入りはならなかったけど、「新たな景色」は見せていただいた。
お疲れさまでした。

 

今朝は9時より仏教壮年会の境内清掃。

例年、この時期にはほぼ散ってしまっているイチョウも、
今年はまだまだ残っている。。。

それでも、昨日の朝にはこの倍くらいの葉が残っていたのに、午後から一気に散り始め。

そして、本堂の裏にたくさん実った柚子を収穫。

皆さんにおみやげとして持って帰っていただく。

また、本堂にストーブも設置していただいて、ようやく冬支度。

 

鐘楼前にどこからともなくやってきたススキが今年は大きく茂っていたので、この際短く刈り込んだ。

すると、

何故かこんなところにソテツの葉っぱが落ちてる。

そう思って拾おうとしたら、何と!落ちてるのではなく、生えている。

 

2年前、2020年7月にソテツの花が咲いた。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
ソテツの花は、10数年に一度花が咲くのだそう。

その時できた種がその後下へ。

ソテツの種は結構大きいので、大体掃除する時に無くなってしまう。

たまたまススキの近くに一粒埋まり、そして2年の時を経て芽が出たのかな。

専徳寺のソテツは、雌雄あったが、雄株は現在広市民センター前に。(呉市天然記念物)

ここには雌株だけが残っているのに、どうして実がなったのだろう?

それにしても、こうしてちゃんと芽を出すと、”ご縁が整う”と言うことはこう言うことなんだなぁと。

 

今夜は今年最後の仏教壮年会の例会。

大晦日の除夜会に使う蓮のキャンドル用に、紙で蓮の花作り。

簡単そうに見えるけど、意外と力がいる。
筋肉痛になりませんよう。

お疲れさまでした。

冷たい畳対策

12月2日(金)

今日は冷え込んだ。

でも、朝から熱かった。

サッカーワールドカップ、カタール大会。
スペイン×日本戦。

日本時間28時(午前4時)キックオフ。

昨夜寝る前は、さすがに起きるの無理だろうと思っていたけど、自然と3時半頃に目が覚めて、暖かくしてテレビで観戦。

ドイツに続いて強豪スペインを破るとは。

もうしばらく楽しめそう。

 

今日は通り報恩講は休みだったが、午前中にお寺で法事が1件。

大きなストーブは8日の仏教壮年会の境内清掃で出していただこうと思っていたので、今日は小さなストーブを用意。

そして、

《やみつき暖かマット》なるものを。

以前から本堂の椅子に座った時の畳の冷たさが気になっていた。

先日のブラックフライデーとやらに、これは!と思うものを見つけ、注文。
ただ、こればかりは試してみないと分からないので、とりあえず4枚購入。

 

今日はお二人でお参りになられた法事で、本堂に向かうと案の定爪先立ちのようにして椅子にお座りに。

どうぞ、これを足元に敷いてくださいと。

すると、法事が終わるまでピタッとマットの上に足が。

これは良いかも。
と思いながらも、もう少し様子を見て。

 

無財むざい七施しちせ

眼施げんせ やさしいまなざしで他者に接すること。

和顔悦色施わげんえつじきせ おだやかな顔で他者に接すること。

言辞施ごんじせ やさしい言葉で他者に接すること。

身施しんせ からだを使って他者に奉仕すること。

心施しんせ 他者のためにこころを配ること。

床座施しょうざせ 他者に席や場所を譲ること。

坊舎施ぼうじゃせ 他者をあたたかくおもてなしすること。

 

マット自体は購入したものなので、厳密に言うと「無財」ではないけれど、何となく無財の七施のことをふと思い出す。

このたびのワールドカップ。
森保監督はじめ、選手の皆さんの姿にもこの無財の七施をふと。

 

がんばれ、日本!

師走

12月1日(木)

今日から師走。

予想どおり、寒くなってきた。

今日のお参り先で、「初めてストーブをつけました」というお宅も。

 

今日の通り報恩講で、数年前より耳が聞こえづらくなっている方のお宅へ。

コミューンをその方の前に置いて正信偈のおつとめ。

聞こえているかなぁと思いながらおつとめしていると、途中から一緒におつとめする声が聞こえてきた。

そして、『御文章』の聖人一流章を拝読する時も、「聖人一流の御勧化のおもむきは」と一緒に口ずさんでくださっている。

経本を持たず、耳だけで一緒に。

 

ヒアリングフレイルのことは前にも触れたが、聴力の衰えはいろいろな誤解を生み出してしまう。

ちゃんと届いてる。そのことを感じるだけでこちらも何だかうれしく。

 

今日は長浜を上がったり下がったり。

帰りに「こんじんさん」と呼ばれているところからお寺を見下ろす。
お寺の向こうに砂防ダムがこんな風に見えるのかぁと。

いつもお寺からは見えているけれど、なかなかここまで足を伸ばすことがない。

先日、ご法事へのお参り先で西山側からも撮ったのでついでに。

その近くに建設中の砂防ダム。
こちらは来年3月23日までと看板に。

 

今年もあと1ヶ月。
よいご縁をいただけますよう。

 

 

 

2022年12月1日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku