やなせたかし展 筆の里工房

8月27日(水)

午後から久しぶりに熊野の筆の里工房へ。

『やなせたかし 色と言葉のパレット~アンパンマンとメルヘンの世界』展。

随分久しぶりと思ったら、最後に訪れたのが2021年。

筆の里工房に到着すると、前あった駐車場が大規模工事中。

「つながる つなげる」ための整備事業だそう。熊野町web

 

色と言葉のパレット

現在放送中の朝ドラ『あんぱん』を観ているせいか、絵も詩もこれまでと違った目線で。

やなせたかしさんのアンパンマンの原画は、色がとてもきれい。

《色づかい、言葉づかい》が展示テーマだとか。

 

アンパンマンは子どもたちが小さかった頃に一緒に観て、一緒に育ってきた。

その時その時の思い出とも重なるので、いろんなことを思い出しながら。

そう思うと、ドラマにも登場した戸田恵子さん、山寺宏一さんの存在も大きいなぁとしみじみ。

 

2025年8月27日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

赤いロウソク

8月24日(日)

今日も熱中症警戒アラート発令。。。

今日御法事へお参りしたお宅に、先日9月に通り報恩講でお参りする予定をご案内したら、その日は仕事の関係もあって、今日の法事と一緒に報恩講もおつとめしていただきたいと。

そこで、『阿弥陀経』をおつとめしたあと、持参した蝋燭立に赤いロウソクを点け、報恩講の『正信偈』をおつとめ。


(写真は本堂にて)

法事が終わった後、芯切りばさみでロウソクの芯を切って火を消し、携帯灰皿に。

和蝋燭は芯を切らないといけないので、火の始末は責任持って。

今年の通り報恩講は、赤いロウソクを各ご家庭のお仏壇にお供えしておつとめしようと。

実は、今年の春に石川県七尾市の高澤ろうそく店のことを知った。
昨年の元旦に起こった能登半島地震で被災。

現在仮設店舗で頑張っておられるそうなので、微力ながら応援を兼ねて先日購入。

ろうそくの栞にも「報恩講」のことが。

1号、1.5号と小さなロウソクだけど、これを点けて報恩講を心地よくおつとめできれば。

今年は9月8日から平日は連日報恩講。

 

2025年8月24日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

処暑

8月23日(土)

二十四節気の処暑。

暑さが落ち着く頃だそう。

 

まだまだ暑いとはいえ、あれだけ大きな声で鳴いていたクマゼミの声がそれほど聞こえなくなっている。

少しずつ季節が移ろっているのかな。

 

今日、寺での法事の前、本堂前のサンシェードを動かそうと外に出ると。

 

先日から本堂の廊下で2度見かけたのだけれど、今日見たヘビよりは色も淡く小柄だったような。。。

ひょっとして1匹ではない?

本堂の中、庫裏の中へは入らないように!

 

お盆期間には一つも葬式がなかったので、今日は久しぶりのお葬式。

東広島市の家族葬の会館にて。

そんな中、先日14日のお墓に続いて、朝日新聞朝刊の第一面がお葬式に関する記事。

トラブルが目立つと、そこばかり目が行くようになるので。。。

お葬式は心地よくおつとめしたい。

浄土真宗における「葬送儀礼」というのは、本願を信じ念仏するものとして、故人も後に遺されたものも、阿弥陀仏に等しく摂め取られていることに対する「報恩感謝」の思いをめぐらせる場となるものであり、また人生の拠り所を阿弥陀仏の浄土に見据えて歩ませていただくという「法縁」にであう場となるものです。葬式不要論が公然と語られる今日、浄土真宗の僧侶は、心してこの意を汲み取り、「葬送儀礼」に携わっていかなければならないでしょう。
(『浄土真宗本願寺派 葬儀軌範』解説――浄土真宗の葬送儀礼――より)

 

盂蘭盆会

8月21日(木)

今日も暑い。。。

朝席1席限りの盂蘭盆会。

このたびのご縁は、先日ぶろぐでも紹介した『御文章』2帖目12通より。

それ、人間の五十年をかんがへみるに、四王天といへる天の一日一夜にあひあたれり。またこの四王天の五十年をもつて、等活地獄の一日一夜とするなり。これによりて、みなひとの地獄におちて苦を受けんことをばなにともおもはず、また浄土へまゐりて無上の楽を受けんことをも分別せずして、いたづらにあかし、むなしく月日を送りて、さらにわが身の一心をも決定する分もしかしかともなく、また一巻の聖教をまなこにあててみることもなく、一句の法門をいひて門徒を勧化する義もなし。ただ朝夕は、ひまをねらひて、枕をともとして眠り臥せらんこと、まことにもつてあさましき次第にあらずや。しづかに思案をめぐらすべきものなり。このゆゑに今日今時よりして、不法懈怠にあらんひとびとは、いよいよ信心を決定して真実報土の往生をとげんとおもはんひとこそ、まことにその身の徳ともなるべし。これまた自行化他の道理にかなへりとおもふべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

  時に文明第六、六月中の二日、あまりの炎天の暑さに、これを筆にまかせて書きしるしをはりぬ。

織田信長で知られる「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」は、幸若舞「敦盛」の一節。

「人間五十年」は、当時の平均寿命という説を聞いたことがあったが、そうではなく、人間の50年が下天(四王天)の一日一夜に当たるということ。そして、その下天の50年が等活地獄の一日一夜。

毎日「いつまでこの暑さが続くのだろう。。。」とついつい思ってしまうけれど、地獄に比べたらほんの一瞬という話から、炎天の暑さをご縁にお念仏。

 

ようこそのお参りでした。

 

後片付けをし、足袋を脱ごうとしたら、

ショック。。。

本麻製の足袋は弱いかも。。。

 

2025年8月21日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

火球?隕石?

8月20日(水)

今朝、昨夜火球か隕石が落下したとニュースで。

ひょっとして寺の監視カメラにも?と、確認したところ、

23時8分、明るくなる瞬間が。

 

明日、朝席のみの盂蘭盆会。

一席だけでもそれにそなえて、先日の大雨の後に生い茂った草刈りから。

そして日が傾いてから打敷など、本堂の準備。

最後は境内の水撒きと掃き掃除。

日が傾いても暑い。。。

先日送られて来たおてらおやつクラブののぼりも設置。

準備は整えたけれど、暑いので、どうぞご無理のないように。

2025年8月20日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 盂蘭盆会(2)

8月19日(火)

朝席で小坪説教所の盂蘭盆会御満座。

 

今朝も暑い。。。

昨日の地獄・餓鬼・畜生の三悪道の話より、『愚禿鈔』冒頭に記された

賢者の信を聞きて、愚禿が心を顕す。
賢者の信は、内は賢にして外は愚なり。
愚禿が心は、内は愚にして外は賢なり。

のお味わい。

昨日いただいて帰った夏水仙。
今朝、満開に。

このたびのご縁で、たまたまキツネノカミソリの話をしたばかりに、ナツズイセンと言うきれいな花に出会った。

せっかくこんなに暑い時期にきれいな花が咲いていても、その存在に気づくこともなく、何も知らないで一生を終えるのか、こんなに素敵な花がここに咲いていることを知るのかで、ずいぶん違う。

せっかくいただいてここにある阿弥陀さまの願い。
何も知らないで一生終えることのないように。

 

ようこそのお参りでした。

 

2025年8月19日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 盂蘭盆会(1)

8月18日(月)

今日からお盆明けということろも多いよう。

今日から明日まで、小坪説教所の盂蘭盆会に。

今年は例年よりも早く小坪地区の通り報恩講をはじめるため、そのご案内も兼ねて。

 

お昼の席で、キツネノカミソリの話をしたら、夜席控室に花が。

「ウチの庭に咲いているのは、キツネノカミソリでしょうか?」と、持って来てくださった。

ただ、色も違うし、すぐにおつとめが始まったので、何だろうと思いながら、そのあとGoogleフォトで。

すぐに判明。

夏水仙というスイセンではなく、キツネノカミソリと同じヒガンバナ科の花。

先日ぶろぐに紹介した牧野富太郎の『植物一日一題』にも「桃色の花が咲き属中で一番大きなナツズイセン」

とあり、その時はナツズイセン?と思いながらもそれきりに。

それが何と目の前に。

何でもご縁だなぁ。何がきっかけでつながるか。

 

今日の昼・夜席のご縁では、先日ぶろぐでも紹介した『御文章』2帖目12通から

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天

六道の話より。

 

 

学生時代に見て大変ショックを受けた『餓鬼草紙』『地獄草紙』。

その一場面をGrokでAI加工してみると、勝手にこんな風に。

 

暑い中、ようこそのお参りでした。

2025年8月18日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

キツネノカミソリ

8月16日(土)

朝、境内に水撒きをしていると、チラッと木の陰から赤っぽい花が。

キツネノカミソリだ!!

2023年に苗を購入し、毎年葉っぱは出くるものの、これまで花は付かず。
同じく2023年に植えたユウスゲも、ずっと花が付かなかったのに、今年は次々と花を咲かせ、1ヶ月ほど楽しませてくれた。

今年はそのユウスゲが終わると、キツネノカミソリ。

 

NHKの朝ドラ『らんまん』に登場し、どんな花か見てみたいと思って求めた。

 

牧野富太郎は、『植物一日一題』にキツネノカミソリを紹介している。

狐ノ剃刀

 キツネノカミソリ、それは面白い名である。狐も時には鬚でも剃っておめかしをするとみえる。それからこのコンコンサマが口から火を吹き出すこともあれば、また美女に化けて人を誑かすという段取りになるのだが舞台が違うからここでは省略だ。
 このキツネノカミソリはヒガンバナ科(マンジュシャゲ科、石蒜科)のいわゆる球根草で、日本国中諸所の林下に生じ、秋八月から九月にかけて柑赤色の花が二、三輪独茎の頂に咲く。誰もこれを庭に植える人はないが、しかしそう見限ったもんでもない。学名を Lycoris sanguinea Maxim. というのだが、この種名の Sanguinea は血赤色の意で、その花色に基づいたものである。
 この属すなわち Lycoris ママには日本に五種があって、その一は右のキツネノカミソリ、その二は桃色の花が咲き属中で一番大きなナツズイセン、その三は黄花の咲くショウキラン、その四は赤花が咲き最も普通でまた多量にはえているヒガンバナ一名マンジュシャゲ、その五は白色あるいは帯黄白色の花が咲きヒガンバナとショウキランとの間の子だと私の推定するシロバナマンジュシャゲである。今日までまだ純粋の白色ヒガンバナを得ないのが残念であるが、しかしこれはどこかにあるような気がする、というのは数年前摂津の某所にそれが一度珍しく見つかったことがあったからである。惜しいことには、その白花品をある小学校の先生が他へ運んでついになくしたという事件があった。私は人に頼んでその顛末を詮議してもらったけれど、ついにそれを突き止めることが出来ず、よく判らずにすんでしまった。
 さて狐の剃刀とはその狭長な葉の形に基づいた名だ。時とするとヒガンバナに対してもキツネノカミソリの名を呼んでいるところがある。
 これらの地中の球は俗に球根といっているが、じつは根ではなくて、其の根は鬚状をなして球の底部から発出しているいわゆる鬚根である。そしてこの球は極く短かい地下茎と地中の葉鞘からなっており、その大部はこの変形した葉鞘からなっており、その大部はこの変形した葉鞘で、それは嚢のように膨らんだ筒を成し層々と重なり、そこに養分が貯えられているから厚ぼったい。この部からは澱粉がとれる。元来この球には毒分(リコリンというアルカロイド)があるが、澱粉には無論この毒はない。またこの球を潰して流水に晒せばその毒分が流れ出て、その残ったものは餅に入れて食べられる。そしてこの球根を植物学上では襲重鱗茎(tunicated bulb)と称するが、しかしこの茎と指すところは前述の通りの極めて短かい茎で球の底部にあり、この茎から地下葉が重りつつ生じている。ユリ類の鱗茎はバラバラになった地下葉が出ているが、ヒガンバナ、キツネノカミソリなどは前記の通り地下茎が嚢様の筒となって重なっている。これは水仙も同じことだ。
 これらは花の咲くときは葉がなく、葉は花がすんだあとで出て春に枯れる。その後秋になるとまた忽然と花が出る。ゆえにヒガンバナに「葉見ず花見ず」の名がある。これはヒガンバナに限らず、キツネノカミソリでもナツズイセンなどでもこの属の植物はみな同じである。今これを星に喩えれば参商の二星が天空で相会わぬと同趣だ。
 私はこの属に今一種あることを知っている。そうすると日本にこの属のものが六種となる。それはオオキツネノカミソリ(新称)であって、今その学名を Lycoris kiusiana Makino(sp. nov.)と定めた。そしてその概説は An allied species to Lycoris sanguinea Maxim., but the leaves broader, and the flower larger than, and its colour similar to those of the latter. Perianth lobes larger and broader. Stamens much exserted(=Lycoris sanguinea Maxim. varkiusiana Makino, in herb.)であるが、なおその詳説は拙著『牧野植物混混録』に掲載する。
 この襲重鱗茎球の外面は他のヒガンバナなどと同様に黒色となっているが、これはその球を包んでいる地中の葉鞘が老いて、その内容物を失い、黒い薄膜となって球の外面を被覆しているのである。 (青空文庫より)

 

誰もこれを庭に植える人はないが、しかしそう見限ったもんでもない。」

誰もこれを庭に植える人はない?

ここにおりました。

 

今年も10個のキツネノカミソリ、すべて芽が出た。

5月すぎて葉っぱは枯れ、今年も花が咲かないのかなと思いながらも、は肥料も与え、毎日水も。

 

「柑赤色」とは、ブラッドオレンジの果肉の色。
確かに血のような色かも。

茎まで赤いんだと思いながら、しげしげと。

 

同じく『植物一日一題』を見てみると、興味深い記事を見つけた。 

贋の菩提樹

 往々お寺の庭に菩提樹ボダイジュと唱えて植わっている落葉樹があって、幹は立ち枝を張って時に大木となっている。お寺ではこれを本当の菩提樹だと信じて珍重し誇っているが、に図らんや、これはみな贋の菩提樹で正真正銘のものではないことに気がつかないのは情けない。殊に小さい円いその実で数珠を作って、これを爪繰り随喜しているのはなおもって助からない。
 このいわゆる菩提樹はもと中国での誤称をその植物渡来と共に日本に伝えたものである。そしてこの樹は中国の原産でシナノキ科に属し Tilia Miqueliana Maxim. の学名を有する。宝永六年(1709)に発行せられた貝原益軒かいばらえきけんの『大和本草やまとほんぞう』に「京都泉涌寺六角堂同寺町又叡山西塔ニアリ元亨釈書げんこうしゃくしょニ千光国師栄西入宋ノ時宋ヨリ菩提樹ノタネヲワタシテ筑前香椎ノ神宮ノ側ニウエシ事アリ報恩寺ト云寺ニアリシト云此寺ハ千光国師モロコシヨリ帰リテ初テ建シ寺也今ハ寺モ菩提樹モナシ畿内ニアルハ昔此寺ノ木ノ実ヲ伝ヘ植シニヤ」とあり、昭和四年六月発行の白井光太郎博士著『植物渡来考』ボダイジュの条下に「支那原産、本朝高僧伝及元亨釈書に後鳥羽帝の御宇僧栄西入宋し天台山にあり道邃どうずい法師所栽の菩提樹枝(果枝ならん)を取り商船に付し筑前香椎神祠に植ゆ、実に建久元年[牧野いう、一一九一年]なり、同六年天台山菩提樹を分ちて南都東大寺に栽ゆとあり」と書いてある。今これらの記事によると、この菩提樹渡来は相当ふるい年所をへていることが知られる。
 このいわゆる菩提樹の実が飛び散り人は植えないが、時に山地に野生の姿となっていることがあって、軽率な人はこれを本来の自生だといっているが、それは無論誤解であって本種は断じて我が日本には産しない。
 上に書いたものは贋の菩提樹であるが、しからば本当の菩提樹とはどんなものかというと、それはインドに産する常磐ときわの大喬木で無花果属すなわちイチジク属に属し Ficus religiosa L.(この種名の religiosa は宗教ノという意味)の学名を有し、釈迦がその下で説教したといわれる樹で、吾らはこれを印度菩提樹インドボダイジュと呼んでいる。しかし元来はまさにこれを菩提樹といわねばならんのだが、贋ながらも上のように既に名を冒している次第だ。しかし今これを正しく改称するとしたら、インドの Ficus religiosa L. の方を菩提樹として本来の称呼を用い、贋の菩提樹の Tilia Miqueliana Maxim. の方をシナノキボダイジュとして呼べばよろしく、本当はこうするのがリーズナブルだ。
 インドボダイジュの実は形が小さくて円いけれど、元来が無花果的軟質の閉頭果であるから、もとより念珠にすべくもない。
 菩提樹について『翻訳名義集ほんやくめいぎしゅう』によれば、この樹は一つに畢鉢羅ヒッパツラ樹と称する。仏がその下に坐して正覚を成等するによって、これを菩提樹というとある。またこの菩提樹は梵語ではピップラといい、ヒンドスタン等ではピッパル、ピパルあるいはピプルと呼ばれるとの事だ。

と。

キツネノカミソリと同じく2023年、正真正銘と思われるスリーマハー菩提樹を迎え、今年も元気に育っている。

 

牧野富太郎の『植物一日一題』。まさしく現在のブログ。

ここまでマニアックになる必要もないのだけれど、専徳ねっとも。と。

2025年8月16日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

お盆 戦没者追悼法要

8月15日(金)

今年のお盆休みは、早いところでは9日からの3連休より。
ただ、各地で大雨特別警報が出るなど、大変なはじまりに。

呉市にも10日、大雨・洪水警報が出たけれど、幸いこのあたりはよく降ったものの何ごともなく。

 

このあたりは盆参りをしないけれど、初盆等ご依頼のあったお宅へはお参りさせていただく。
今年はその依頼が例年より若干多く、焼山、安浦、黒瀬と、連日遠方にお参りに。
そして、お盆にみんなが集まるからと、御法事をされる方も多い。

暑い中をようこそのお参りでした。

 

先日は安浦へ向かうのに、スマホをカーナビ代わりに、到着時間を確認するために使用していたら、川尻を過ぎたあたりから、突然「次を左に、その先を右に、そしてUターンを・・・」と、訳の分からないことを指示し始めた。
地図を見ると、道をずっと外れている。
安浦の海岸線では、海の中をずっと走っていることに。

GPSがおかしいのか、スマホがおかしいのか、初めてのことにちょっと戸惑い。。。

でも帰路はスマホを再起動させると、ちゃんと表示するようになって、とりあえずホッと。

 

昨日の朝日新聞朝刊の1面。

そして、2面にも、

お墓の問題。

《墓じまい》という言葉も、数年前にテレビで初めて耳にして以来、このあたりでも次々と《墓じまい》。
お墓の問い合わせも時々あるのだけれど、まだ分かる時に、元気な時に、一度自分のところのお墓を確認していただき、検討していただけたら。

 

昨日は西脇神社の夏祭。
さすがに出る気力もなく。。。

 

それから、昨年から熱中症対策として本堂に置くようにしている塩分チャージ。

今年は昨年よりも早く置きだしたためか、これで3回目の購入が届いた。

ウォーターサーバーの利用より、この塩分チャージの減り方が多い気がする。
Amazonでの注文だが、箱に下のような手紙が添えてあるので、同じものを注文。

どうぞご自由に。

 

そして、今夜は入江神社で長浜自治会・長浜女性会主催の戦没者追悼法要。

戦後八〇年。

8月15日は、《戦没者を追悼し平和を祈念する日》。

ただし、実際には8月15日は、正午にラジオの玉音放送で、前日に決まったポツダム宣言受諾及び日本の降伏が国民に公表された日だそうで、9月2日、日本政府がポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書(休戦協定)に調印した日をもって終戦とするとか。

いずれにしても、日本で最後の終戦、戦没者であって、永久に開戦がないことをただただ願うのみ。

 

法要後は盆踊り。

世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

 

2025年8月15日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 8月納涼会

8月8日(金)

今夜は仏教壮年会の納涼会。

夕方打ち水をし、6時30分より重誓偈をおつとめ。そして少し法話をしてから納涼会。

去年も暑かったけど、今年も暑い。。。
それでも、去年は33℃。今年は29℃。ただ、湿度かな。。。

今朝、鹿児島県霧島市に大雨特別警報。

昨日久しぶりにこの辺りも降ったけれど、それまでずっと雨が降っていないので、少しくらいはと思うけど、特別警報が出るほどはと、自分勝手なことばかり。

 

今年は冷風機2台と扇風機2台、そして天井のファンが4機フル回転。
その甲斐あって会食中、汗はほとんどかかなかった。

そして、いつも仏教壮年会ではこちらばかりが話している。
でも、今日の懇親会は、こちらはひたすら聞き役。
いろんな話を聞かせていただいた。

 

ただ、明日は9時から6件の法事。内5件が本堂で。
それを思うと、どうしても控えめに。。。

いつもお開きは8時なのに、今年は9時にお開きに。

みなさん暑い中お元気で何より。
ようこそのお参りでした。

 

 

2025年8月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku