2月26日(水)
三連休の寒波が明け、昨日より春らしい陽気に。
昨日はまだまだつぼみだった白梅が、
今朝、開花。
昨年、鉢植えの白梅を迎え、一冬越して無事開花。
そして、同じく昨年迎えた節分草も、ゆっくりと開きそう。
昨年のNHK朝ドラ『らんまん』にも登場したバイカオウレンも元気に。
昨年の夏、暑い中を何とかしのいで。
今年も予想では猛暑となりそうなので、暑さ対策もこれから考えておかないと。。。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
2月22日(土)
今日は風が強く、小雪も舞う寒い一日。
今日最後の御法事は、満中陰法要のお宅。
お亡くなりになられたのは、私よりも若い方。
奥さまが御法事を自宅で希望されたけれど、家にはお仏壇もなく、どうすればいいか分からないと仰られるので、「必要なものはこちらで持参しますので、どうぞご心配なく」と。
浄土真宗のみ教えは、すでに「間に合っている」。
あれを用意しなければ、これを用意しなければ、あれが足りないのでは、これが足りないのではと、心配する必要もなく、阿弥陀さまの方ですべて仕立ててくださっている。
そのことを形にする法事もできるのでは、と。
御本尊、燭台、香炉等、一式風呂敷に包んで持参。
お宅に向かうと、中陰棚に遺影とお骨と仏華・香炉・蝋燭立が用意されていた。
その前にお荘厳を。
箱の上に風呂敷を掛け、銀箔の小さな衝立、その前に御本尊。
御本尊は本願寺の携帯用お名号「いちょう」。
携帯用香炉を名刺盆にセット。
以前、インターネットでいろいろと見ていて、イチョウの葉を象った素敵な燭台を見つけた。
でも、取り寄せ商品となっていたので、直接そのお店から購入することができるかも、と思ったらすぐにそのサイトが見つかった。
「髙澤ろうそく」(https://www.takazawacandle.jp/)と言うロウソク屋さん。
お店のInstagramもあったので見てみたら、何と「フォローバック」と。
専徳ねっとInstagramを既にフォローしてもらっていた。
能登七尾にあるロウソク屋さんで、昨年元旦に起きた能登半島地震でお店が倒壊し、今は仮店舗で営業されているとか。
大変な中、がんばっておられるようなので、微力ながらも応援できればと、この燭台に高澤ろうそくの和蝋燭を灯して。
これもご縁。
その燭台を納める箱は、Amazonでちょうどいいサイズの小箱を入手。
これが紙のように軽く、なかなか。
ろうそくなど細々としたものは軽い桐箱に納め、とにかく軽くてコンパクトに。
そして、印金。
小さな包み一つで、間に合っている御法事を。
これからの時代、いろんなケースが出てくると思うので、どんな状況でも「間に合っている」を。
ただ、このたびは仏華を用意することは出来なかった。
それも間に合っているようにしたいと思うのは、煩悩。。。
なくても、南無阿弥陀仏で「だいじょうぶ」。
2月20日(木)
今日は午後から宝徳寺にて呉東組実践運動研修会。
お寺まで送ってもらって、時間を見ようとポケットの携帯電話を探したら、どこにもない!!
あッ!充電したまま家に忘れてきた。。。
忘れたことを家に連絡しなければ!と思ったけれど、肝心の電話が。。。
電話を借りて連絡を取ろうと思ったけれど、携帯電話の番号は自分のしか覚えていない。。。
もう自宅に帰宅した頃だろうかと思いながら電話をかけると、留守電に。。。
とりあえずメッセージを残す。
すると、子どもが〈デバイスを探す〉を使って携帯を見つけてくれ、無事講義中にお届け。
ホントに有難し。
何はともあれ、スマホだけは忘れぬようにと肝に銘じて。
研修会は広島大学名誉教授の桂紹隆先生をお迎えして、
「新しい領解文について」
特に新しい領解文の「私の煩悩と仏のさとりは本来一つゆえ」について、唯識の立場、浄土真宗の立場を踏まえ、ご教示いただく。
なかなか難しい問題ではあるけれど、久しぶりの学びの場。
そして、場所を移して懇親会。
和やかに、いろいろなお話を聞きながら。
2月17日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
卒業を来月控えた6年生に、最後に贈る絵本は、書店でもAmazonでも入手できない絵本を。
カバンから取り出したのは、段ボールで閉じられたもの。
これを見せても、まだ「CROW」の意味は分からないよう。
中から取り出したのは、
『ピンクのカラス』 (文 松本千登世・画 牧かほり)
昨年、美容院に置かれていた雑誌で絵本を紹介していたのをたまたま見ていて、一際目立った絵本。
すぐにAmazonで探したけれど、出て来ない。。。
Book212オンラインショップで販売していたので、入手。
「もし、キミの羽がピンクだったら」、その言葉をきっかけに、カラスは自らの羽の色について考え始めます。そして、辿り着いた先には……? 大切なもの、大切なことに気づき、ほかの誰でもない、自分自身として逞しく一歩を踏み出すまでの、羽の色を巡る、カラスの成長物語。
今日読んだ絵本を坊守に話すと、知ってると。
作者の松本千登世さんは、ビューティーエディター。
美容関係ではとっても有名な方だそう。
あなたはあなたのままでいい
この言葉を調べてみたら、
May you be content with yourself just the way you are.
マザーテレサの言葉として紹介されている。
阿弥陀さまも「あなたをそのまま」と。
中学生になっても、自分の色で、自分らしく輝いて。
2月8日(土)
朝、雪が積もってたらどうするか。。。
そう思いながらカーテンを開け、積もってない!
10時に上山田のお宅にて法事。
このたび2回目の訪問で、『この世界の片隅に』のすずさんの家が近くかなと思ってGoogleマップで調べたら、もっともっと上だと。。。
車を下の駐車場に止めて、坂・階段を登って伺うことになっていたので、積雪もなくホッと一安心。
その後11時は広ステーションホテルにて法事。
おかげさまで何とか無事。
今夜は仏教壮年会。
あまりにも寒いので少ないとは思ったけれど、それでもそれなりに来てくださった。
外陣の御本尊前で正信偈のおつとめをするのだけれど、御内陣から外陣に向けて冷気が。。。
まるで、カープ選手がオフにする護摩行の反対。
『歎異抄』第13条。
さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし。
「おかげさまで」と味わうばかり。
寒い中をようこそのお参りでした。
2月7日(金)
今週はずっと強烈寒波で寒っ。。。
この辺りは積雪はないものの、連日蓮鉢に氷。
1月の諸行事も、新年会コンサートも雨は降ったけれど、どれも無事に。
この寒さの前に終えることができたことを、おかげさまでとよろこぶのみ。
仏教婦人会の皆さまには、ダーナ募金をお願いし、役員の方が集金して次々とお持ちくだっている。
その折に、このたびのコンサート、よかった、よかったと口々に感想を仰っていただけるのでありがたい。
ある方は、「夜までずっと心があったたかったです」と。
今週の月曜日、朝日新聞朝刊に二階堂和美さんの記事。
このたびのコンサートと重なることもあって、ただただお念仏。
寒い時には、あったかいものをついつい探す。
本堂の外陣に置いてある温度計は4度。
ストーブをつけなかったら、ほぼ冷蔵庫。
御内陣はそれよりも冷たく、畳は氷のよう。
足元マットも大変役には立っているけれど、もうちょっと何かを。
と、思って探していて、足袋の下に履くインナーを見つけて取り寄せ。
今日初試着。
これはありかも。
明日・明後日、積雪がありませんように。
2月2日(日)
新年会コンサートから一夜明け、朝から法事・お葬式を終え、午後から本堂の後片付け。
今日の法事は外ばかりだったのと、昨日はコンサートのあとにお通夜があったため、後片付けは後回し。
こればかりは翌日の予定次第ではあるけれど、今日のように翌日の方がゆっくりと片付けられていいかも。
そして今夜は光明寺にて今年初めての呉東組法中会。
とは言え、御正忌のあと、連日のようにお会いしているような。。。
これからの行事予定を見ていると、今年は戦後80年と言うことで、7月にご門主様御親修で法要が勤まると。
戦後70年の時には広島平和記念公園内の原爆供養塔前での法要に出勤させていただいた。
あれから10年。。。
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ
と、あの時も平和を願った。
あれから10年経っても平和を願う。。。
2月1日(土)
今日から2月。
1月はとにかく行事に葬式続き。。。
そんな1月の最後、一昨日から呉東組の法中旅行で道後へ。
2018年以来、コロナ禍でずっとなかったので、ずいぶん久しぶりの法中旅行。
組内16ヶ寺から14名の参加予定だったのに、お葬式が入ったと、前日に1名キャンセル。
そしてお葬式が入ったからと、途中でお帰りなられる方も続き、最後には9名に。
そんな中、お葬式の連絡もなく、無事最後まで。
初めてシーパセオに乗って呉港を出発し、長浜を眺める。
その昔、長浜から船が出てた頃は、こんな光景だったのかな。
翌朝、あまりにも早く目が覚めたため、朝6時から道後温泉本館が開いていると知り、朝から温泉。
外に出ると、空が明るくなって。
そして、一夜明けて今日は仏教婦人会新年会コンサート。
旅行前に出来る準備だけはしておいた。
そして、今朝は掃除、そして最終準備。
昼前にはリハーサル。
不備がないか、ヒヤヒヤしながら。。。
天気予報よりも早く雨が降り出した。
どのくらいお越しになるかと心配したけれど、
ようこそ、ようこそ。
最初の住職の挨拶で、「コロナ前と今と、何が変わったと思います?」と尋ねると、みなさん???
「みんなそれぞれ年を重ねました」と言うと、ドッと笑いが。
年をとれば、それまでとは同じように出来ないことも出てくるけれど、出来ることを探して楽しく過ごせるコンサートを開催したことを。
このたびのコンサートは、ご門徒さんが来てくださった「お寺でコンサート」のあと、こういう方もいるからと紹介してくださったご縁で、KeikoさんとThe Marblesさんが出演してくださることに。
懐かしい歌、知らないけれど心に響く歌。
涙を流しながら聞く歌、体を揺すり手拍子でリズムをとりながら聞く歌。
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生きてきた時間だけ、想い出の歌があり、その歌に自分の人生と重ねたり。
これまでとは違った歌のコンサート。
みなさんに楽しんでいただけたよう。
ようこそのお参りでした。