呉東組仏教婦人会連盟総会

6月11日(木)

雨の降るなか、阿賀西光寺において、呉東組仏教婦人会連盟の総会。

組内20単位の仏教婦人会より各3名ずつ参加。

 

総会のあと、役員の皆さんによる朗読劇、『金色のシカ王』。

昨年末の児童養護施設『仁風園』の報恩講で行われた朗読劇を再演。

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プロジェクターを使って、お釈迦さまの前世の物語『ジャータカ』のなかのお話より。

こうした活動を通して、子どもたちに、仏さまのこころ、婦人会のみなさんのこころが届きますように。

 

昼食をはさんで、午後からは法話。

御講師は、備後教区浄福寺の山下瑞円師。

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「早くおむかえが来ないかと・・・」と、ご門徒さまとの話で出てきた「おむかえ」=来迎の話より、御開山のお示しくださった南無阿弥陀仏のお味わいを。

 

雨のなか、ようこそのお参りでした。 

2015年6月11日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月31日(日)

5月最後の日曜日。

明日、衣替え。
少しは涼しく感じるようになるだろうか・・・。

 

昨日の呉東組総代会に続いて、今夜は呉東組の法中会が法謙寺にて。

今日の議題の中心は、

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7月3日、4日とご門主さまご親修で行われる法要に関すること。

大切なご縁となりますよう。

2015年5月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組総代会総会

5月30日(土)

今日は時折パラパラと。

そろそろ梅雨入りかな・・・。

境内の親鸞聖人像の前に咲くアジサイ。

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アジサイは、カラッとした天気でなく、こうして雨に濡れてるのが何となく良いな。

朝から法務が一日続き、そんなことをふと感じることでちょっとした息抜き。

 

今日は午後4時30分より、広ステーションホテルにて呉東組総代会の総会。

何とかギリギリ間に合った・・・。

 

総代会では、昨年度の決算ならびに今年の予算と行事予定の審議。

その後、総代会担当の安登浄念寺御住職より、「グローバル化と仏教」と題してお話を。

イスラム、キリスト、いろいろなお話を聞いては、へ~っと。

 

その後の懇親会では、長浜の総代さんと昨日の蚊の話。

「同級生で行きたいと思ったけど、昨日は病院の検査だったからな・・・」とか、「私ら、ちょうどその活動の真っ最中。ここ(食事中)では、言えないことも・・・」とか、「当時は、ホントにいなくなった。絶対無理。できたら素っ裸で逆立ちして歩いてやるわっていってた大人がいたのも何人か知ってる」と。

こうした話を伝え聞かせていただく機会って、こうした席だから聞かせていただくのだなぁと。

それもこれもご縁。

2015年5月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

合掌チラシ

5月22日(金)

昨日の朝刊の折り込みチラシの中に、1枚の合掌チラシ。

20150521呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会が、毎年親鸞聖人の御誕生日、5月21日に新聞と一緒にこのあたりの各ご家庭にお届けしていただいている活動。

 

今年のことばは、

ひとり一人が輝いて

 みんなちがって

 みんないい

「みんなちがって みんないい」は、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』でおなじみだが、『阿弥陀経』にも説かれるお浄土の世界。

ご家庭の目につくところに貼っておきましょう。

 

今日は全国各所で日暈(ひがさ・にちうん)が見られるとニュースで聞き、境内で空を見上げると、確かにま~るく。

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みんなちがって みんないい

2015年5月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

境内清掃 と 我聞会 5月例会

5月19日(火)

雨が上がり、今朝は9時から仏教壮年会のみなさんと境内清掃。

先週の火曜日に行われる予定が、台風接近とのニュースで早々に延期が決定。

今朝もどうなるかと思ったけれど、雨も上がり・・・。

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水たまりに土を入れ、

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石垣に生えた雑草を抜く。

おかげで、今週末の初参式、そして来週からの永代経法要を前にきれいに。

お疲れさまでした。

 

夜は、我聞会の例会が浄徳寺にて。

 

今日の輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(184)(185)。

「信心をいただいたからには、それほど悪いことはしないはずである」と、「仏法は簡潔に分かりやすく」との話。

信心をいただいたら、悪いことをしなくなるという話ではない。縁さえととのえば、どうにでもなってしまうのが私の心。

でも、仏さまの大きな願いを知ったら、少しでもつつしむこころが持てるかな。

つつしむ・・・慎・・・

「まことのこころ」をいただき、まことの姿に気づかされ、「いつわりのないこころ」を。

 

法話は、「鏡」の話から「聴聞」の話を聞かせていただく。

 

昨日の『中国新聞』洗心欄に先日の西光寺住職継職法要が。

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広島雅楽会のことを紹介した記事だが、そこにも紹介された親鸞聖人の『浄土和讃』、

清風宝樹をふくときは

 いつつの音声いだしつつ

 宮商和して自然なり

 清浄薫を礼すべし

お浄土では、不協和音となるような音でも、とってもすてきなハーモニーを奏でているんですよと。

 

そんな仏さまのこころを知ると、少しくらいやさしくなれるかな。

2015年5月19日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 5月例会

5月11日(月)

今日は午後から呉東組聞名講が、当山専徳寺にて。

 

正信偈のおつとめの後、昨年度で辞められた前講長に本願寺からの感謝状、新講長と新役員には委任状が手渡される。

そして、御消息を拝読し、称名寺様の法話。

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御示談では、前回より役員のみなさんが御示談を進行しやすいようにと、アンケートを始まる前に採ってくださったのと、質問用紙に書かれた一つの質問から。

 

質問は、「不可称不可説不可思議について説明お願いします」

 

アンケートは、『浄土真宗 必携』をもとに、

「名号」「信心」「念仏」の浄土真宗の教えで何が大事ですか?

 1、お名号によってすくわれる。

 2、信心一つでお浄土に生まれる。

 3、ただ念仏のみぞまこと。

 4、すべて本質は同じく本願力。

 

まず、不可称不可説不可思議。

『高僧和讃』には、

五濁悪世の衆生の 選択本願信ずれば

 不可称不可説不可思議の 功徳は行者の身にみてり

『正像末和讃』には、

五濁悪世の有情の 選択本願信ずれば

 不可称不可説不可思議の 功徳は行者の身にみてり

と、「衆生」と「有情」を置き換えただけのご和讃がある。

 

たたえることも、説明することも、思うこともできないほどの大きな大きな阿弥陀さまの功徳を表しているので、これも語り尽くすことが出来ないし、納得いく説明は・・・。

でも、それほどの大きな願いをいただいてるのだと思うばかり。

 

アンケートは、回答19名で、1が9名、2が13名、3が8名、4が11名だったそう。

まんべんなく、複数回答される方が多かったよう。

 

答えはどれか一つではなく、名号も信心も念仏も本願力も、もとはひとつの「南無阿弥陀仏」とのお話。

 

いつもなら、この後質問は出て来ないのだが、今日はそのあと2つも。

本山のお晨朝で、『御文章』の「易往而無人章」が拝読されたけど、「易往而無人」とはどのような意味でしょう?との質問と、毎朝1時間写経をしているのだけれど、次は何のお経をすれば良いでしょうとの質問。

 

いろいろとそれぞれにご法義をよろこばれているようで。

ようこそのお参りでした。

2015年5月11日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

西光寺住職継職法要

5月6日(水)

GW最終日。

連日、忙しいほどではないけれど、この連休しか家族が揃わないからといわれるお宅の法事に。

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楽しみは、そこここで見られる藤の花。

 

今日は午後から阿賀の西光寺住職継職法要に。

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色衣・七条袈裟を着けて、稚児行列。

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お寺の側の川沿いをたくさんのお稚児さんとその御家族が続く、続く。

 

そして、法要。

このたびは、『観無量寿経作法』。

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初めてのご縁でもあり、いろいろと作法があるので、ドキドキしながらも、とても心地よくお参り。

そして、夜は祝賀会。

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住職がメンバー一員である合唱団コール・スガンティと、西光寺コーラスのみなさんのコンサート。

『ふれあるき』という、越中地方の報恩講を歌った楽しい歌は、初めて聞かせていただき、何ともすてきな祝賀会に。

 

私の住職継職法要の際、会奉行(法要の指揮してくださる方)を当初西光寺前住職にお願いをしていた。

でも、その準備にかかる直前の8月初め、前住職が訪ねてこられて、てっきり法要の打ち合わせと思っていたら、癌が見つかって、法要の頃にはどうなってるか分からないから、会奉行を川尻真光寺様にお願いしましたからとの話。

あまりにも突然で、何も言葉にならなかった・・・。

そして、9月末。

住職補任式(本願寺で住職となるための式)を受けた翌日、前住職が亡くなられたとの知らせを受けた。

補任式の後、御報告方々御見舞に伺おうと思っていたのに・・・。

 

そんなこともあり、このたびの継職法要は、私にとっても大切な御恩返し。

少しくらいは出来たかな・・・と。

 

天気にも恵まれ、たいへん良いご縁をいただいた。

2015年5月6日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

4月30日(木)

今夜は呉東組法中会が阿賀西光寺にて。

いつもは午後7時半より開かれるが、今日はそのあと来週行われる西光寺住職継職法要の最後の習礼(しゅらい/法要の予行)があるので、午後5時から法中会。

法中会は年度初めということもあり、いろいろと伝達事項の多いこと。

その後、食事をいただいて、7時より習礼。

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先日は回畳(まわりじょう/お内陣の左右に敷かれた畳)に座っておつとめをする組内8ヶ寺の結衆(けっしゅう)のみでの習礼。

今日はその他の組内寺院の法中(僧侶)方も、当日余間(よま)に列衆(れっしゅう)としておつとめするので、みんな一緒に。

 

『観無量寿経』のおつとめは、行道などの作法がいろいろと入るので、自分のことと、まわりに合わせることだけで精一杯。

間違わないように経本に書き込んでいるにもかかわらず、まわりについついつられてしまったり・・・。

 

ただ、その前にある『般舟讃』はとっても素敵な響き。

前回の習礼の倍の法中の声がお内陣に響くので、何とも荘厳。

当日は、ここに讃嘆衆(さんだんしゅう/雅楽を奏で、おつとめのスペシャリストの方々)が加わるので、もっと凄いことになりそう。

 

今のところ、週間天気予報では晴れマーク。

すばらしい法要となりますように。

2015年4月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 4月例会

4月28日(火)

日中は汗ばむほどになってきた。

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境内も華やかに。

 

今夜はお隣の住蓮寺にて我聞会の4月例会。

みなさん、一昨日の広島雅楽会40周年記念公演でお疲れのところを。

 

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(182)(183)。

「心の中が今いわれた通りなら、それがもっとも大切なこと」との蓮如上人の仰せ。

 

心の中と、口から出て来る言葉と、時として違っていたりする。それを戒めれたとの話。

 

法話は、台風などの自然災害の時、ついつい「それてくれたら」というような気持ちを持ってしまう話より。

私たちの世界では、私を中心にものごとをみてしまう。私と比べ、他と比べて。

 

雅楽会の公演で、何とも美しい当麻曼荼羅が映し出されていた。

浄土は比べることも、比べられることもない世界。

先日、あることをご縁に『阿弥陀経』に説かれる浄土のことを法話でしたばかり。

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奈良の当麻寺。

訪れたのは20数年も前のこと。

5月の二十五菩薩練供養会式 (聖衆来迎練供養会式)。

浄土真宗は平生業成。
臨終来迎は説かないが、目の前に繰り広げられる日が暮れていく極楽堂への来迎の姿。

何ともいえない演出に、ため息をついたことを思い出す。

2015年4月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広島雅楽会 40周年記念演奏会

4月26日(日)

広島国際会議場フェニックスホールにて、広島雅楽会結成40周年記念演奏会。

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広島雅楽会は、主に安芸教区(広島県西部)の浄土真宗本願寺派特別法務員資格(各種法要を司ることができ、正式に声明や雅楽を奏することができる資格)を有する僧侶で構成され、「雅楽及び声明の研鑽と会員相互の親睦」を目的に、昭和50年に有志5名で発足しました。(演奏会パンフレットより)

それから今年で40周年だそう。

日頃はそれぞれのお寺で法務をされている僧侶が、大きな法要等がある時には、雅楽演奏とおつとめをする、みなさん法要のスペシャリスト。

その方々が今日は表舞台で演奏。

 

会場のフェニックスホールは、広島平和公園に隣接。

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と、いうことで、戦後70周年。

今年初めて、慰霊碑を訪れる。

外国から来られた人たちがたくさん。

 

今日は朝から法事が続き、市議会選挙投票を済ませて、ここに着いたのは開演30分前。

ホールへ入ると、長蛇の列。

 

このたびは、呉東組寺院から4名の雅楽会員と、舞人として3名のお子さんが参加。

今夜はお通夜があったので、時計を気にしながら、その子どもたちが出演する「迦陵頻」を見て、次の「蘭陵王」には失礼を。

 

雅楽の音色と、プロジェクターを使用しての演出。

最後まで見たかったけれど、とてもすばらしい演奏会。

 

拍手をしていいのか、お念仏を称えていいのか。
何か戸惑いながら、みなさん拍手。

 

特に、「迦陵頻」はお寺のお子さん目当てのご門徒さんのどよめきと、拍手に思わずニッコリ。

 

浄土真宗の要は「聴聞」。

こうして観る浄土、聞く浄土、嗅ぐ浄土、五官で感じる浄土もいいな。

 

今回の演奏会のタイトルは、「雅楽という極楽 ~きっと仏(あのかた)も聞きにくる~」。

 

帰宅途中の車の中で、演奏会を振り返りながらお念仏。

「あのかた」

ちゃんと私のところには。

 

耳に残った雅楽の音色。

今夜のお通夜の正信偈が心地よく。

 

素敵なご縁にお念仏。

2015年4月26日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku