4月26日(火)
今日、久しぶりに結構な雨。
朝、その合間を縫って、
撤去作業をしていただいて、雨が本格的に降る前に撤去作業終了。
これから問題山積だけど、とりあえず。。。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
4月25日(月)
今日は晴れ。
朝から昨日倒木した石泉文庫の黒鉄黐の撤去作業が始まった。
道を塞いだ黒鉄黐。
ここはとにかく細い道なので、チェンソーで細かく切り分け、猫車に載せて60メートルほど離れた下のトラックまで細い坂道を下りる作業しかなく。。。
それでも、お昼過ぎにはかなり進んで、
今日はここまで解体。
大変な作業、ありがとうございました。
解体工事の後、夕方
明日は雨の予報なので、こちらの塀にブルーシートをかけていただいた。
こちらもありがとうございました。
黒鉄黐の全体が写った写真がなかったか、探してみたら、
昨年11月に撮っていた。
明日ありと 思ふ心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
いつ、何があるか分からないから、記録できるものはマメにしておかないと。
4月24日(日)
今朝7時過ぎ、総代さんが、
「石泉文庫のクロガネモチが倒れました!」と。
小雨降るなか、石泉文庫に向かうと、
大きな巨木が道を塞いでる。。。
反対側にまわって、
石泉文庫の敷地内から見ると、前の民家の屋根を直撃。
石泉文庫の隣に住んでおられる方が、朝6時半頃、雷でも落ちたのかと思って目を覚まし、外を見ると煙は上がってなかったけれど、まさかこんな姿にと。
そこで、どうしたらいいのか分からず、とりあえず総代さんに連絡してくださった。
屋根を直撃した民家に住んでいた方は2階でお休みになっておられたそうで、人的被害がなく、ホッと。
また、昨日の午前中、総代さん方が石泉文庫の草刈りをしてくださった。
倒れたのがその時でなくて良かったと。
「この木はいつ頃からあるんでしょうねぇ」と話題になってたそう。
屋根に穴が開いてしまっているので、雨の心配もあり、急遽消防署の方にブルーシートを掛けていただく。
倒木は、呉市土木課の方がすぐに来られ、生活道を回復させるために除去してくださることに。
道が細くて重機を入れることが出来ないので、明日から少しずつ切断して撤去するそう。
中が空洞化していたのだけど、外側は鉄のように硬く、とにかく重い。
黒鉄黐って、そこから?
在りし日の黒鉄黐。
夏はここに絡みついた凌霄花のオレンジの花がきれいだったのに。
長浜郵便局の風景印にも。
被害に遭われた方に御見舞申し上げます。
とともに、ずっと石泉文庫を静かに見守ってくれていた黒鉄黐に感謝。
4月21日(木)
今日は雨。
午後から呉市文化振興課、工事関係の方々が石泉塾・文庫を視察に。
一昨年夏の大雨で石泉文庫の白壁が崩れ、昨年秋に補修工事をしていただいた。
ただ、建物全体に損傷が激しいため、これから保存修復していく方向に。
まずは建物全体が傾いてきているので、全体のゆがみを無くすため、レベル調整を行って水平に戻す。
そのあとで今後のことについて見ていきましょうと言うことに。
今日業者の方からいただいた名刺を見ると、「日本曳家協会会員」と。
「曳家」は、〈ひきや〉と読むらしい。《参考》日本曳家協会ホームページ
建物を土台ごと移動する方法は、現在の京都鉄道博物館(旧・梅小路蒸気機関車館)に移築された木造の旧JR二条駅が、ちょうど私が京都にいた頃、この曳家という技法で移動されたのを憶えている。
このたびは「曳家」ではなく、「沈下修正」と言う工事になるのかな。
また後日、詳しい調査をしてからと言うことで本日は終了。
石泉塾に残る〈石泉〉の由来となった土間の井戸。
この井戸もまだ使えるのかな。
ここ数年心配な雨の季節がそろそろやって来る。。。
何か、ここの活用方法、良いアイデアがあればなと、思いながら。
4月13日(水)
今日の午前中、専徳寺の境内でドローン撮影。
数日前まで天気予報では雨。。。
でも、今日は青空の広がるいいお天気に。
6月に開催予定の『第70回 全国ろうあ者大会 in ひろしま』(https://www.deafhs.com/)
その特別企画、
『幕末の勤王僧 宇都宮黙霖』
~吉田松陰に影響を与え、伊藤博文から先生と呼ばれたろう者~
が、6月10日(金)18:30~ JMSアステールプラザ大ホールにて公演されることに。
Eテレなどでご活躍中の那須英彰さんと砂田アトムさんの手話パフォーマンスで、宇都宮黙霖の生涯を。
その幕間に使用する映像を準備するため、今日は専徳寺と石泉文庫の撮影、そして専徳寺境内ではドローン撮影。
初めてこんなに近いところでドローンを見れて、ちむどんどん。
どなたでもご来場いただけるそうなので、ご興味のある方は専徳寺までお問い合わせを。
3月19日(土)
あんなにポカポカしてたのに、昨日は雨風が強く、寒さが戻って。。。
今朝、お参り先で出来上がったばかりの本を頂戴した。
『黙霖 ろう勤皇僧 宇都宮黙霖の生涯』(呉ろうあ協会)
昨年、石泉文庫の虫干しを予定していた9月、呉ろうあ協会の方々が虫干しを見学に来られることになっていたのに、コロナで虫干しが10月に延期。
でも、せっかくのご縁なので、9月に予定されていたその日、話だけでもと言うことでお越しになられた。
その時に今年6月に開催予定の第70回全国ろうあ者大会 in Hiroshimaに向けてこの本『黙霖』を製作するため、準備を進めている話をお聞きし、製作途中の原稿コピーも見せていただいた。
その本がようやく出来上がったそう。
黙霖さんの生涯をまとめただけでなく、漫画も一緒に収録され、大変素晴らしい出来映えに。
大会が無事開催され、全国のみなさんに黙霖さんを知っていただけたらと願うばかり。
そして、もう1冊。
『呉本 に』が届いた。
丸子玲子さんの『呉本』の続編。
とは言っても、正直その前の『呉本』を読んでなく、昨年6月末、このたびの『呉本 に』にも登場するご門徒さんから、「今回『呉本』の続編で、広を中心に本を書くそうなので、ぜひ黙霖さんの話をして欲しい」と依頼され、取材を受けることに。
その前にその『呉本』とやらはどんな内容か拝見しようと思ったのだが、絶版。。。
何も準備することなく取材を受けた後、『呉本 に』をクラウドファンディングで出版することになったと知り、前作の『呉本』も入手できるということで、そちらを。
その返礼品として本日その2冊が届いた。
専徳寺は『呉本 に』の197頁から
専徳寺と 日本一、日本が好きな「もくりんさん」
に登場。
宇都宮黙霖、生誕200年まであと2年。
黙霖さん、じわりじわりと。
3月4日(金)
季節の変わり目なのか、今日は3件のお葬式。
何とか無事終えて、休む間もなく午後4時10分より本堂にて呉市文化財保存活用地域計画のヒアリング。
呉市より4名、こちらは住職と総代さん5名が出席。
「文化財に対する取り組み」について、取り組み経緯・内容、成果、課題など、いろいろと質問に答える形で。
県史跡「石泉文庫及塾・石泉僧叡之墓」
虫干しのこと、小学生の防火訓練・虫干しの参加を含めた地域との関わり、歴史ウォーキング等々。
課題は、建物の老朽化が進んでおり、広島県と呉市の援助をいただけたら、もっと活用できるかなという話を。
総代さんからは、改めて長浜愛を熱く。
知られていないこと
いっぱいあるなぁと。。。
ともに学ばせていただくご縁と。
10月26日(火)
石泉文庫虫干し、2日目。
今日は昨日と打って変わって朝から快晴。
昨日に引き続いて、石泉文庫の虫干し。
昨日運んだ残りの半分を。
たくさんあるけれど、今日干したのは石泉文庫全体の4分の1。
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午後3時から片付け。
虫干しした本を片付け、本堂に張ったロープを外し、掃除をして明日の朝、運び出しやすいように入口付近に本を置く。
ついでに、ストーブも出していただく。
石泉文庫虫干しも2日間、無事終了。
明日は9時より石泉文庫へ搬入。
例年1日目の搬出する時はそこそこお手伝いしていただける方が多いけれど、返す時も結構大変な作業。
お手伝いいただける方はよろしくお願いします。
今日もありがとうございました。
10月25日(月)
9月末に予定していた石泉文庫虫干し法座が、緊急事態宣言延長に伴い中止となった。
でも、虫干し作業だけはしておかないと、と言うことで、今日虫干し。
朝9時に広南小学校の6年生がやって来て、それから本を石泉文庫から専徳寺へと運ぶことにしていたが、天気予報を見ると、今にも雨が降りそうな。。。
昨日までの天気予報ではくもりのち晴れだったのに。。。
朝8時には総代・仏壮有志の皆さんが石泉文庫に集まり、まずは2階書庫より本を下ろす作業。
そのあと、雨が降る前に、少しでも運んでおこうと、子どもたちを待たず、急遽石泉文庫から運ぶことに。
子どもたちが運ぶ本だけを残し、後は待つのみ。
何とか雨が降らないうちに、子どもたちも到着し、運ぶ作業をお手伝い。
本来なら何往復もしてくれる子どもたちも、今日は1往復。
運び終わったら、今度は本堂で虫干し作業。
そして、たくさんの本の下で石泉文庫の話を。
話をしていると、外から雨音。
教頭先生が傘を届けてくださって、みんな雨の中を学校へ。
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午後3時から本を片付け、何とか無事1日目を終了。
長浜に伝わる大切なご縁。
何かを感じてくれたらいいな。
お手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました。