広南小学校読み聞かせ(70)

1月25日(月)

昨日の大寒波。

全国で大雪の情報が流れていたけど、ここはまったく。

ただただ、寒い日曜日。

 
一夜明け、長浜もうっすらと雪化粧。

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雪に不慣れなところはこれだけでも大変。

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今朝は広南小学校読み聞かせ。 こんなに寒いのに、子どもたちは大はしゃぎ。

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体育館横の花壇の花が凍りつき、地面も凍ってスッテンコロリとなりながらも。。。

 
今日の担当は4年生。 読んだ絵本は、

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フレデリック  ちょっとかわった のねずみの はなし』 (レオ=レオニ)

 
読む前に、この本を知ってる人と尋ねると、1人だけが手をあげる。
(同作者の『スイミー』は知っていたけれど。)

 
この物語は、イソップ物語の『アリとキリギリス』と正反対のお話。
 冬を間近に迎えた5匹の野ねずみ。
4匹は冬ごもりのためにせっせと食べものを運ぶけど、フレデリックだけは働かず、ボーッと過ごしている。

「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」
「さむくて くらい ふゆのひの ために、 ぼくは おひさまのひかりを あつめているんだ。」

また、あるときは、

「いろを あつめているのさ。 ふゆは はいいろだからね。」

そして、またあるときは、

「ぼくは ことばをあつめてるんだ。ふゆは ながいから。はなしのたねも つきて しまうもの。」

  冬を迎え、食べものが尽きてしまったある日、そのことを思い出し、フレデリックに尋ねると。。。

 
目をつむって、おひさまの光を思い浮かべる。
こころのなかで塗り絵をしているように、楽しい色を。

そして、集めたことばで四季の詩を。
 寒いときは、こころをあたたかく。

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それにしても、寒くて何度もかみまくり。。。

2016年1月25日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(69)

1月18日(月)

雨も上がり、今日は久々、今年初めての読み聞かせ。

次男と一緒に白い息を吐きながら学校へ行く途中、「おとうさんは今日何の本を読むの?」と聞かれ、「今日はオニの本」と答えたら、「えー!こわい話?」と。。。

 
そう、オニはこわい。

そんな先入観を持っているところから始まるお話。

 
担当は3年生。 読んだ本は、

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『オニじゃないよ おにぎりだよ』 (シゲタサヤカ作)

 
「おいしいおにぎりを人間に食べさせてやりたい」、そう思って人間のところへ出向くオニ。
でも、その姿を見ただけで、「キャー!」と。。。

 
「オニはそと~、フクはうち~」
「オニのこころ、人しらず」。。。

恵方巻でなく、おにぎり食べるのもいいかも。
美味しいおにぎりを。

2016年1月18日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(68)

12月21日(月)

昨夜からの雨が少し残って、パラパラとする朝。

今朝は、今年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

今日読んだのは、

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『ぼくら ちきゅうじん だいひょう!』 (くすのきしげのり作 よしながこうたく絵)

 
待ちに待った遠足の日、先生が「町の人にあったら、『かえで小学校』代表のつもりで行動しましょう」と。
続いて、「ほかの国の人がいたら、日本代表のつもりで。。。」。
「もしかしたら、ほかの星の宇宙人が見ているかも知れませんよ。
そう思ったら、『地球人』代表として行動しましょう!」と。

 
今年の読み聞かせで使った絵本のなかで、次男一番のお気に入りが、『ぼくのジィちゃん』。

その作者、くすのりしげのりさんの元気いっぱいの作品を今年最後に選んだ。

 
みんなも、地球人代表としてね。

 
終わって廊下に出ると、学校の前の海には昨日も見た数隻の帆の付いた船。

その船が昼前になると、どんどん増えてきた。

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でも、昨日の日曜日は、その倍以上だったかな。

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長浜の峠から海を見た時の異様な光景。

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これまで見たこともないくらいの船・船・船。。。

どうも、話によると、タチウオ漁をしてるのだと。

 
ふと、金子みすゞさんの  

朝焼小焼だ 大漁だ
大羽鰮の大漁だ  
浜は祭のようだけど
海のなかでは
何萬の 鰮のとむらい するだろう

  『大漁』の詩を思い浮かべながら。。。  

2015年12月21日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(67)

12月14日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

風もなく穏やか。まだ太陽の姿が見えず、沖に見える島は浮島現象でぽっかり浮いて。

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担当は5年生。 読んだのは、

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『 あ か り 』 (林木林 文/岡田千晶 絵)  

お母さんが作ってくれたロウソク。 最初に灯されたのが、赤ちゃんの生まれた日。
その子の成長とともに、大切なときに灯されて。。。

 
太陽や月のように、みんなを照らすような光にはなれない。
灯台のように、嵐から船を守ることもできない。

でも、おばあちゃんになったその子から、

おひさまよりも、お月さまよりも、 こころの いちばん おくまで そっと とどくのよ。 ほんとうに ありがとう。

の、ことばを聞いて、

「わたしの ともす 小さな あかりを だいじに おもってくれる ひとがいた。 うまれてきて ほんとうに よかった」

と。   ロウソクのともしびのなかにいるかのような、とっても静かな静かなおとな絵本。

 
「難しかった?」と尋ねると、「難しくはなかったけれど。。。」
感想をまとめるのが難しかったかな。

これは、また成長してから、出会うといいかも。

 
来週が今年最後の読み聞かせ。

2015年12月14日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(66)

12月7日(月)

今朝は久しぶりに広南小学校の読み聞かせ。

担当は1年生。

今日読んだのは、次男が好きな長谷川義史の「いいから いいから」シリーズの3。

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「いいから いいから」が口癖のおじいさん。

あるとき、行くところがないというきったないじいさんと出くわした。

そのじいさんは、貧乏神。

それでも、おじいさんは「いいから いいから」と自宅へ招き入れた。

すると、泥棒には入られる、お母さんは財布を落とす、お父さんは会社がつぶれ。。。

 

それでも、「いいから いいから」と、ほがらかなおじいさん。

 

読み終わって、「福の神と貧乏神、どっちがいい?」と聞くと、「どちらもいやかな」との答え。

 

「いいから いいから」

とっても良い響きだな。

 

終わってから、今日は寺の周りの通り報恩講。

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坂と階段を昇ったり降りたりの繰り返し。。。

8件お参りした後のお葬式では、喉が嗄れ嗄れ。

そんなとき、「いいから いいから」、その一言を思い出して。。。

2015年12月7日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(65)

11月16日(月)

今日は昨日より少しひんやりとするものの、暖かい青空のひろがる朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ本は、

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『ほしじいたけ ほしばあたけ』 (石川基子作)

 

読む前に、「シイタケ、好きな人!」って尋ねると、半数くらい手が挙がり、「嫌いな人!」って尋ねたら、こちらも半数くらい。

好きでも嫌いでもないっていうより、好きか、嫌いかに分かれる食材なんだなぁ。。。

ただ、「干し椎茸」って何?という子も。

 

今日は16日。

お精進には欠かせない食材でもあり。。。

 

その干し椎茸が主役のお話。

ほしじいたけとほしばあたけ、フレッシュな椎茸ではない味がある。

干し椎茸、少し興味を持ったかなぁ。。。

 

今日はこれから呉中通の専徳寺報恩講。

2015年11月16日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(64)

11月9日(月)

どんより。それでも、あたたかい朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は6年生。

読んだ本は、

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『ひかりのりゅう』

この絵本は、

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福島の原発事故を通して、みんなで「どうして?」を考えたくて、できた絵本だそう。

 

どうして こんなことに なったんだろう?

 

ひかりに めがくらんだ おうさまのせい?

めいれいにしたがった だいじんと しょうにん?

それとも

もっともっとと ひかりをほしがった みんなのせい?

 

パパがいった。

「ひとが あつかいきれないものなんて

つくっては いけなかったんだな」

 

原発のことを触れると、先入観を持って見てしまうかなと思ったので、そのことを一切触れずに読んでみた。

 

終わったあとで、感想を尋ねると、

「こんな龍が作れるってすごいなって思いました」

という感想。

一流の科学者、技術者になろうと思えば、誰よりもすごく、「神」っていわれるほどのことを極めようとするのだろうなぁ。

その気持ちもある意味大切かも知れないけれど。。。

 

また、

「よくばっちゃいけないなって思いました」

との感想も。

 

同じ絵本を読んでも、感想、視点はいろいろと。

2015年11月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(63)

11月2日(月)

雨があがり、肌寒い朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ本は、

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『いのちをいただく  ~みいちゃんがお肉になる日~』。

 

4年生は生ゴミをリサイクルしての土作りに取り組み、先日のふれあい参観日でも、女性会の方たちと一緒に収穫した野菜でピザ作りをしていたので、ちょうどぴったりかなと思って。。。

この本は、以前呉東組仏教婦人会連盟で聞かせていただいた。

そのときは、この絵本ではなく、西日本新聞社のもの。

 

食肉センターに勤めていた坂本さんは、自分の仕事を辞めたいと思っていた。

参観日で、お父さんの職業を聞かれ、「肉屋です。ふつうの肉屋です。」と答える息子。

担任の先生から放課後、お父さんの仕事は凄い仕事なんだぞと聞かされ、そのことを父に告げる。

そんなある日、食肉センターに女の子と一頭の牛「みいちゃん」がやってきて。。。

 

読み終わって、何か感想がありますか?と尋ねると、「いのちのたいせつさ」という言葉が出てきた。

ちゃんと、届いていたみたい。

 

こんな話を聞くと、もう肉を食べるのはイヤっていう人もいるかも知れない。

でも、この話を通して、大切にいただこうって思う人もいるんじゃないかな。

 

「いのちをいただく」って大変なこと。

「知らなきゃよかった」「聞かなきゃよかった」では・・・。

 

「恩」を表すインドのことばの意味は、「なされたことを知る」。

そういうことだなぁと思いながら。。。

2015年11月2日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(62)

10月19日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

今日読んだ本は、

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『メアリー・スミス』。(アンドレア。ユーレン作)

このストローのようなチューブで豆を飛ばす女性、これを仕事にしていた実在の人物。

 

「ノッカー・アップ」という仕事が、イギリスにあったそう。

目覚まし時計が安く手に入るようになる前、こうした「ノッカー・アップ」と呼ばれる目覚まし屋という人が存在した。

多くは、寝室の窓を外から長い棒で叩いて起こしていたそうだが、このメアリー・スミスは、チューブで豆を飛ばして窓に当てて起こしたのだそう。

 

何でも、その道を極めるって凄いことだなぁと思いながら。。。

 

「でも、ぼくの目覚ましの方がうるさいと思うけどね」と、一番前の席からつぶやきが。

 

今日から通り報恩講が再スタート。

2015年10月19日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(61)

10月5日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

少し肌寒い朝。

学校へ行くと、遠くに浮島現象。

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今日の担当は、3年生。

読んだ本は、

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『いしゃがよい』

ある日、エンさんが大声で泣いている迷子のパンダを見つけた。

エンさんはパンダに「ファンファン」と名づけて育てることに。

からだの弱いファンファンの具合が悪くなるたび、エンさんは自転車に乗って山を越え、ファンファンと医者通い。

雨の日も雪の日も晴れの日も。

 

そして、月日が流れ。。。

おじいさんになったエンさんの具合が悪くなって、今度はファンファンがエンさんを連れて医者通い。

 

テンポの良いほのぼのとしたお話。

 

報恩講でお参りに行くと、「年いくと、さえんことです」と寂しいことばを耳にする。

正座が出来なくなり、物忘れも多くなり。。。いろいろ。

帰り際に「年とりなさんなよ」と言われても、それは無理。。。

みんな進んでいく道。

 

それでも、伸ばして座る足を膝掛けで隠してご縁にあう姿に、足を仏さまに向けないようにと伝わってきた敬う姿をそこに見る。

2015年10月5日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku