ネジバナ

6月27日(木)

6月22日に中国地方の梅雨入り以来、カラッと晴れる日がない。

鉢植えの植物に水をあげるくらいで、水を撒くことがしばらくない。
ただ、毎日境内の清掃だけはしておかないと。

特に雨のあと、ヒマラヤスギの落ち葉が流れ、排水口に溜まってしまう。
こんなに落ちてるのかと思うくらい、たくさんの小さな針のような枯れ葉の塊に。

 

ただ、ずっと降り続けているのではないので、雨の上がっている間に草抜きをしたり、しぼんだ花を摘んだり、写真に収めたり。

 
 
 
 
 
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Instagramにはネジバナが咲いていく様子を掲載。

下から順番にゆっくりと一つずつ螺旋状に咲いていく姿は、オリンピックの聖火台に火を灯すかのよう。

 

そして、親鸞聖人像の裏にユウスゲを昨年5株植えてみたけれど、一向に変化が見られなかった。

でも、今年もちゃんと葉っぱが5株とも出て来たので、咲いたらいいなと様子見。

昨日様子を見に行くと、それまでなかった鶴首のような長い茎が一本だけ伸びている。

どう見てもユウスゲから伸びているので、これはひょっとして?と。

ユウスゲは、夏に夕方咲いて朝にはしぼんでしまう黄色い花。

蓮は朝咲いて昼にはしぼんでしまう。

きれいに咲いているその時を見てみたい。

 

この夏、一つ楽しみが増えた。

今夜から大雨の予報。
どうぞお気をつけて。

2024年6月27日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

アマチャ

5月19日(日)

今日は久々にお寺での法事が一件もなく、外ばかり。

朝9時の長浜での月忌に始まり、焼山――広徳丸――横路――阿賀北――小坪と、あちらこちらで法事。

移動時間に余裕がないので、到着予定時刻を見ながら、何とか無事。

 

今、かわいらしいアマチャの花が咲いている。

先月の花まつりコンサートの前にアマチャの苗を購入。

甘茶の原料はアマチャヅルではなく、このアマチャ。

ユキノシタ科でガクアジサイのなかま。

この若葉を天日干ししてから揉み、発酵させて乾燥させたお茶が、花まつりにお釈迦さまにかける甘茶。

実際にこの花を見ると、甘茶のイメージが変わる。

 

法事の合間、それをInstagramで投稿しようとしたら、「Threadsにも投稿しますか」と。
何だか分からないけれど・・・と思いながらそのまま投稿。

 
 
 
 
 
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すると、Threadsにも初投稿。。。

Instagramの流れでアカウントは作っていたものの、ほったらかしにしてたら、一度も投稿していないのに100名を超えるフォロアーが。

 
投稿者: @sentokunet
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とりあえず、こちらをご利用の方もおられるようなので、こちらにもこれから。

2024年5月19日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

広南学園運動会

5月18日(土)

晴天の下、広南学園運動会。

今年から父兄としてではなく、地域の一人として。

法事までの間、子どもたちの一生懸命な姿を見に。

勝っても負けても、みんないい顔。

特に応援したかったのは、先日読み聞かせをした1年生。

最後まで見ることは出来なかったけれど、元気をもらって。

 

午後、ご門徒のK様よりカラーを頂戴。

 
 
 
 
 
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大きくて立派なカラー。
あまりにも立派なので、庫裏の玄関に。

ようこそようこそ。

2024年5月18日 | カテゴリー : , 長浜 | 投稿者 : sentoku

ノアヤメ

5月15日(水)

ノアヤメが昨日の夕方一つ咲き、今日次々と開花。

午前中、境内を清掃していると、さっきまでシュッと剣先のようだったつぼみが、まるで風船のように膨らんで。

すると、それがパンッとはじけるように開いていく。

動画で撮ろうかと試したけれど、それは無理。。。

午前中開いた花は、夕方までかかってアヤメの花に。

 
 
 
 
 
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きちんと折り紙のように畳まれた花びらがだんだんと開いていく。

まるで蝶が羽化するように。

 

あやめ色。

《参考》NIPPON COLORS-日本の伝統色

〈菖蒲色〉と書いて「あやめ色」。

〈菖蒲色〉と書いて「しょうぶ色」と読むと、また違った色に。

昔のちょっとした違いの表現も、アヤメとショウブの違いを知らないと、伝わらないなぁと。

だからこそ、そういうのをお寺に遺しておきたいな。

2024年5月15日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

小坪薬師堂 中止

5月12日(日)

今日は午後から小坪薬師堂での法要が予定されていたけれど、雨のため中止。

自治会長さんがこのたび代わって初めてのご縁だったけれど、昨日電話があり、どの時点で連絡をしたらよろしいでしょうと。
こちらは間際でもいつでも大丈夫ですからと返答。

今日は呉市に大雨注意報が出ていたので、恐らく中止かなぁとは思っていたけれど、案の定。

 

一年に一度のご縁。

薬師堂は導師のみが堂内で、参拝者はみなさん屋外にブルーシートを敷いてのご縁。

おつとめ、法話をしている最中に、木々のざわめき、ウグイスの声やいろいろな鳥の声が反響するご縁はここでしか味わえない。
それと、一年に一度なので、あの時はこんなことがあったなぁ、とその時を思い出すことも。

 

鐘楼脇のノアヤメにつぼみがいくつも見られるようになった。

一年前にここに植えたものの、一年通して見た時、午前中直射日光が当たらないので、ここは育たない?と諦めかけていたけれど、背丈は低いもののつぼみがいくつも。

時間はかかりそうだけれど、他のも含めて成長してくれたらいいな。

 

 

 

2024年5月12日 | カテゴリー : , 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月6日(月)

ゴールデンウィーク、最終日。

ゴールデンウィーク中は、お寺での法事よりご自宅での法事が多かった。
久しぶりに親族が集まるご縁も多かったよう。

この連休中に、シジュウカラの巣がどうやらスズメに。。。
獅子のお尻は間口が広いから、スズメに襲われなければいいなと思っていたけれど。。。
そう思って、境内にシジュウカラ用の巣箱をかけていたけれど、場所が悪いのかな。
また違うところに巣箱をかけ直そう。

 

今日、荷物が届いた。

先月盗られた蓮。
盗られた鉢はその後もガランとしたままで、何も出て来ないその姿を見る度にため息。。。
気持ちを切り替え、何かここで。

青い睡蓮、黄色い睡蓮、赤い睡蓮、白い睡蓮。
青い蓮はないけれど、睡蓮だと青いのがあるみたいなので、どんなものかなと。

そして、同じお店にあったカキツバタも。

とにかく前に。

 

今夜は雨の降るなか、呉東組法中会が浄光寺にて。

令和6年度最初の法中会。
このたびより副組長として司会進行のお役目を。

年度初めとあって、いろいろと。

とにかく前に。

2024年5月6日 | カテゴリー : 呉東組, | 投稿者 : sentoku

二人静

4月29日(月)

ゴールデンウィーク前半の3連休、最終日は雨。。。

今年の4月は雨が多い。

雨が小降りになった頃、ご門徒のTさんが二人静ふたりしずかを2株持って来てくださった。

先日、法事で花にまつわる法話をしたあと、花談義に花が咲き、60年も前からご自身のお庭で育てている二人静を。

咲き始めた二人静。

二人静とは、能の演目「二人静」に由来しているそう。

しづやしづしづの苧環おだまき繰り返し昔を今になすよしもがな

と詠いながら、静御前がのりうつった菜摘女と静御前の亡霊が一緒に舞うという演目だとか。

〈苧環〉とは糸車のこと。そして、これに由来した苧環という花も。

 

名前の由来を尋ねると、いろんなことを学ぶ。

とりあえず鉢に移したけれど、雨が上がったら、これをどんなふうに植えるかな。
元気に育ちますように。

 

2024年4月29日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

牡丹崩れる

4月25日(木)

久しぶりに青空。

花まつりコンサートも終わり、残っていた牡丹の花も散った。
牡丹の花が散ることを、「牡丹崩れる」と昔の人は表現。

「梅はこぼれる」
「桜は散る」
「椿は落ちる」
「菊は舞う」
「牡丹は崩れる」

これは、大谷本廟の月々のことば(法話)にも

《参考》大谷本廟2023年4月「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は・・・」

確かに「牡丹崩れる」

ダイナミックな終わり方。

始まりがあれば終わりがある。
咲いている時間も終わり方もさまざま。

人間も同じく終わり方はさまざま。
でも、それでその命はおしまいではなく、お浄土へと往生させていただいて、次の命を育んでいく。

 

昨日のお葬式。

先日、花まつりコンサートがあった日の夕方にお亡くなりになった方の。
御正忌やお正月の御供のお餅を作ってくださったり、いろいろとお寺のことをお手伝いいただいた。

花まつりコンサート当日、御主人が一人で来てくださった。
奥さまが亡くなられる数時間前に。

翌朝、訃報の知らせが届いた時には正直驚いたが、奥さまの分までご縁に遇ってくださったのかな。

 
 
 
 
 
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2024年4月25日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

大輪の牡丹

4月18日(木)

地震から一夜明けて。

豊後水道を震源地とする愛媛県と高知県で最大震度6弱の地震。呉市も震度4と。

朝、石泉文庫を点検。

見たところ何も異常なし。

そのあとすぐに施工業者、呉市からも点検に。

 

今朝、牡丹が大輪の花を咲かせた。

去年は花をつけなかったのだけれど、今年はみごとに。

左が鎌田藤、右が島根長寿楽。

 
 
 
 
 
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地震のあと、こうして花が咲く姿が見られると、ちょっと心が和む。

甘野老あまどころも急に大きく育ち、可愛らしいつぼみを。

そして、今年は諦めかけていたスズランも、つぼみをつけてニョキニョキと。

翁草は花が終わり、

丁字草はこれから。

花まつりコンサートまで、もう本堂での御法事はないので、少しずつ出来る準備を。

外陣香炉を移動し、席を法座とは違った配置に。

張り切って一気にすると、恐らく足腰が。。。
少しずつ少しずつ、出来る所から。

甘野老

4月5日(金)

「甘野老」

読めない。。。

これは「アマドコロ」と読む。

ナルコユリと混同されるそうだけど、アマドコロという植物。

 

昨年夏前に2株求めて、親鸞聖人像の台座の足元に2箇所植えてみた。

先日、そのうちの1株が芽を出した。

でも、たった1つ。

もう1株はダメだったかなと諦めていたけれど、一昨日の雨のあと、一気に。

しかもこちらはたくさん。

あまりにもたくさん芽が出たので、何の芽か検討もつかなかったけれど。

 

去年、いくつか植えてみたものの、花の咲かなかったものがあった。
でも、こうして根付いて芽が出てくると、何だか楽しくなってくる。

 

コロナ禍で始めた庭いじり。

こんな記事を見つけた。

そもそも園芸療法で得られる効果の一つは、果実などの収穫や植物の成長という「未来の楽しみ」を得ることです。まさに今を乗り切るために最も効果的な対抗手段だといえます。コロナ禍をきっかけに園芸を始めた多くの人たちは、本能的に正しい選択をしたのかもしれません。 《参考》『みんなの趣味の園芸』より

なるほど。そのとおりかも。

でも、そのためには今しっかり育てておかないと。

 

 

2024年4月5日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku