9月20日(水)
彼岸の入り。
今年は御内陣修復中につき、秋季彼岸会に代わり、初めての試みとして、彼岸の中日に「おそなえワークショップ」を行うことに。
楽心堂本舗の『お供物らくがんキット』を取り寄せ、これを用いてワークショップ。
その準備として、昨日とりあえず住職、坊守が一つずつ作り、お彼岸に合わせて御本尊前にお供え。
今日は午後から総代会。
先日戻ってきた襖絵等を見ていただく。
そして、落雁のお供えも。
今日の議案は、内陣修復、墓地、石泉文庫虫干し等々。
暑い中をありがとうございました。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月20日(水)
彼岸の入り。
今年は御内陣修復中につき、秋季彼岸会に代わり、初めての試みとして、彼岸の中日に「おそなえワークショップ」を行うことに。
楽心堂本舗の『お供物らくがんキット』を取り寄せ、これを用いてワークショップ。
その準備として、昨日とりあえず住職、坊守が一つずつ作り、お彼岸に合わせて御本尊前にお供え。
今日は午後から総代会。
先日戻ってきた襖絵等を見ていただく。
そして、落雁のお供えも。
今日の議案は、内陣修復、墓地、石泉文庫虫干し等々。
暑い中をありがとうございました。
9月8日(金)
スリー・マハー菩提樹が届いて2週間。
あれから新しい葉が3枚も。
順調に育っているみたい。
インドからスリランカに仏教とともに伝わった菩提樹の子孫。
そして、一緒に写っているのは大学院時代にともに学んだスリランカの学友よりいただいたシンハラ語訳『歎異抄』。
スリランカから伝わった菩提樹と、スリランカへ伝わった『歎異抄』。
全く読むことは出来ないけれど、いろんなことを思い出しながら。
今夜は仏教壮年会9月例会。
みなさんに初めて新しい照明、そして菩提樹も紹介。
無事冬を越せますように。
善人なおもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。
今日は『歎異抄』第三条より、善と悪についていろいろと。
来週広南小学校の読み聞かせに考えている絵本。
先日境内で出会ったキツネから、キツネって善いのか悪いのか、そんなことを思いながら出会った1冊。
『きつねのおきゃくさま』(あまんきみこ 文・二俣英五郎 絵)
善悪についていろいろと考えてみると、結局昨日の呉東組総代会の〈自分の都合〉。
いろいろと学ぶご縁をいただいて。
ようこそのお参りでした。
8月8日(火)
台風6号北上中。
今朝の中国新聞朝刊、呉・東広島版。
昨年、広南中学校の参観日に〈~地域〈広南〉をもっと身近に~『広南もくりんかるた』〉を。
それがとってもよく、その後中学校の図書館にも展示されていた。
そこからいろいろなご縁で、このたびジャンボかるた大会として開催。
ピースナイターと重なったため、残念ながら当日は。。。
昨日は呉東組役員会に夕方出席。
12月の呉東組親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年並びに呉東組結成50周年の記念法要に向けて。
ただ、お通夜があったので、途中で失礼。
帰宅すると、荷物が玄関先に。
頼んでおいた本が届いた。
『生きものたちと仏教のはなし』(法蔵館)
先日「毎日新聞」Webにて紹介されていたので、気になってすぐにお取り寄せ。
〈参考〉毎日新聞Web(https://mainichi.jp/articles/20230804/k00/00m/040/167000c)
本願寺のお隣、真宗興正派の次期門主、興正寺の華園真慶様のお書きになった本。
女性の方で、大学では獣医学を学ばれたそう。
年齢や職業を問わず、いろいろな方にサラリと読んでいただけたら嬉しく思います。(「はじめに」より)
その言葉通り、サラリとあっという間に読ませていただいた。
獣医学で学ばれたことを通して仏さまの教えをやさしく、また導入部分の動物の話がなかなか興味深く。
「日本人の動物観」が世界のスタンダードではないことは知っていたけれど、時々耳にする動物福祉(アニマルウェルフェア)のことを調べてみたら、ヨーロッパのいくつかの国が「動物保護先進国」と呼ばれているようで、特にスイスでは動物保護法で「動物を扱うときは、動物の尊厳、つまり生来の価値を尊重しなければならない」と厳しく定められているそう。
大まかなキリスト教しか知らないので、何となく違和感を感じたが、面白い記事を見つけた。
〈参考〉読売新聞オンライン『西洋における文明の転換…動物権思想とキリスト教的DNA(https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/ckworld/20220105-OYT8T50062/)
キリスト教文化圏でも、時代の中でいろいろと変わってきているようだ。
仏教ではサンスクリット語の「sattva(サットヴァ)」を〈衆生〉〈有情〉と漢訳し、人間のみならず生きとし生けるものすべてを生命として見てきた。
ただ、すべてのものを共に生きる衆生と見る一方で、動物は六道のなかの「畜生」。前世の悪業によって生まれたものとして、〈人〉と〈畜生〉が分けられてきた。
そのあたりも、西洋と日本の動物に対する考え方の違いとなっているのかなと。
違った目線からのアプローチはなかなか刺激的。
そして、今夜は仏教壮年会、4年ぶりの納涼会。
本堂隣の集会所でこれまで開いていたけれど、さすがに暑すぎる。。。
そこで、本堂で納涼会開催に。
おつとめをし、ちょっとした話をし、会場設定して納涼会。
天井から扇風機を回し、網戸にして外陣を全開にしておくと、台風の影響もあって心地よい風を感じる。
その中で、みなさんの地元愛、専徳寺愛を久しぶりにいろいろと聞かせていただく。
暑い中をようこそのお参りでした。
8月6日(日)
78回目の原爆の日。
今朝、8時15分に鐘を撞き、おつとめ。
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今年のピースナイターは日曜日。
お盆前の日曜日ではあるけれど、ピースナイターの手伝いもあるため、法要の受付を少しセーブ。
10時と11時の2件お受けしていたのだけれど、そこへお葬式の連絡。
先月末、「病院からもうそろそろと言われているのだけれど、広島市内でも葬式に来ていただけるのでしょうか?」と尋ねられたので、「こちらの予定次第ではどちらへでもお参りさせていただきますから、またその時にお尋ねいただけたら」と。
そのお葬式の連絡があったので、11時の法事が終わってから広島市内に13時のお葬式へ行くことに。
すると、そのあと、もう1件お葬式が出来たので、9時の開式でよければと、9時からのお葬式。
広島市内での葬式を終え、帰宅してお昼を食べたらほんの少しの休憩で再び広島へ。
今日はまた特に暑く、日中ベランダに出しておいたデジタルの温度計が48度!!だったそう。
マツダスタジアムへ17時に行くと、すでにたくさんの方が折り鶴コーナーに。
昨年と違ってスタッフの人数制限がなかったので、今年は50名ほどのスタッフ。
熱中症対策のため、交代制で休憩をたっぷり取りながらの作業となる。
試合が始まってからも、相手の巨人が早々と先制したこともあり、折り鶴コーナーには小さなお子さま連れで次々と。
今年はマツダスタジアムでオールスター戦があったため、ピースナイターの準備がギリギリとなり、直前の打ち合わせでは監督や選手にお願いできないかも知れないとの情報だったけど、新井監督、藤井コーチ、秋山選手、矢崎投手、上本選手、小園選手が、優勝争いで大変な中、おりづるを折ってくださった。
この展示場所でおりづるを折られる方が出ると、折角展示してあるのに気づかず通り過ぎていかれる方が出てくるので、この横に立っておくことにした。すると、次々と見に来られては写真に収めて帰られる方が次々と。
ご覧になって「ありがたいですねぇ」との声も。
本当にありがたいこと。
久しぶりに共命鳥を。
今日は巨人が大勝。
でも、この暑い暑い長い長い1日を無事終えられることに感謝。
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ
7月25日(火)
今日も暑い1日。
昨日は午後から総代会。
そして、今日は午後から広島別院で「貧困の克服に向けての研修会」に。
「御同朋の社会をめざす運動」安芸教区委員会と社会福祉部会が担当の研修会に、組重点プロジェクトリーダーとして出席。
今日の研修は、
「たよってうれしい、たよられてうれしい
~おてらおやつクラブの活動の現場から~」
と題し、認定NPO法人 おてらおやつクラブ理事、野田芳樹師(愛知県・妙心寺派林昌寺副住職)を御講師に迎えて。
「おてらおやつクラブ」のことは、今日の話の中でも紹介されたキティちゃんのYouTubeに御講師自らおてらおやつクラブのことを紹介しているのでそちらをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=s6gNQnj_3kI
「おてらおやつクラブ」については以前にも研修でお聞きしていたけれど、このたびは判別討議で意見をいろいろと。
印象に残っているのは、仏さまへのおそなえをおさがりとしていただく。
お届け先がご門徒さんであろうとなかろうと、近いところであろうと遠いところであろうと、今困っている方のもとへと。
布施、喜捨
その意味を改めて。
7月12日(水)
月に一度、第2水曜日に奉仕でお寺を掃除してくださっている。
お寺からお願いして集まっていただいているのではなく、有志のご門徒さんが声を掛け合い、5~7名の方が、朝9時からお掃除を。
ちょうど先月、掃除をしている時にたまたま他の御用でお寺を訪ねて来られたご門徒さんが、奉仕のことを知り、今日わざわざバスに乗って来られ、これから参加できる時は参加したいと申し出てくださった。
何とも有難い。
雨で茂った境内の草をとってくださったのだが、何とも手際よくあっという間に。
そんな中、雨水がたまり、汚れていた手水鉢の水を張り替え、境内に咲いた紫陽花の花を浮かべて久々に花手水。
掃除の帰りに携帯で写真を撮ってくださっていた。
喜んでいただけたよう。
ようこそのお参りでした。
7月8日(土)
週末再び大雨予報が出ていたので、いつ降るのか、本当に降るのかと。。。
午後4時からの法事で呉のホテルに向かい、終わってどんよりとした空を見上げながら車に向かうと、生暖かい突風が吹いてきて、車に乗り込んだ途端に土砂降り。
いつもより慎重に帰宅すると、ほぼ雨上がり。
この辺りはそれほど降らなかったのかな?と思いながら本堂の階段を見ると、ずぶ濡れ。
排水口にはヒマラヤスギの落ち葉が渦巻いて残っている。
相当降ったのだろうか。。。
とりあえず、次の雨に備えて落ち葉は撤去。
今夜は仏教壮年会の例会。
雨が雨だっただけに、来る人はいないかもなぁと思いながらも、中止の連絡はなかったので、とりあえず準備。
いつもよりは少ないけれど、それでも7名の参加者。
今日も『学仏大悲心』で、歎異抄第2条を。
善鸞さんの話や日蓮の「念仏無間」の話は、あまり触れることもないので、新鮮だったかも。
来月は2019年以来の納涼会を予定。
ようこそのお参りでした。
どうぞ、これからお気をつけて。
7月5日(水)
今日は午前中、令和5年度 専徳寺門信徒会世話係総会開催。
年に一度の総会が10時から。
9時前から総代さん方が来られて準備。
そして、次々と世話係の皆さんが。
式典の部ではおつとめをし、この一年間に亡くなられた門信徒を偲んで黙祷。
そして、住職挨拶。
挨拶では、コロナウィルス感染防止のため、2020年4月よりずっと着けていたマスクを外してご挨拶。
先日の広南小学校2年生の町探検のあとにいただいた手紙に、「せんとくじにまた行きたいです」と書いてくれていたのを紹介し、「また行きたい」と思えるようなお寺作りをこれから考えていかなければと。
長年お世話いただき、このたびお辞めになられた方には感謝状。
新しく世話係を担当して下さる方には委嘱状を。
そして、式典後の総会では皆さまの承認をいただき、無事終了。
雨降りで足元の悪いなかをようこそお集まりくださいました。
夕方の雨上がり、お通夜から帰って来て、境内を見てまわると、
何と、気づかないうちに手水鉢のほとりに一本のネジバナを発見。
こう言うことがあると、何だか心地よく。
6月16日(金)
今日は青空の広がるいいお天気に。
桔梗の花が咲き始め。
今日はお昼前、広南小学校2年生の児童が町探検で専徳寺へ。
せっかくなので、その前に今年も向拝にウィンドチャイムを設置。
その直後に御門徒さんが訪ねて来られ、玄関先で話をしているとかすかにウインドチャイムの音色が。
その音色に誘われ、向拝へと。
ウィンドチャイムがお好きだそうで、SNSとかでよく見ているのだと。
その生の音色に感動され、また来ますと。
何事もご縁。
夏の暑さが年々厳しくなってきているので、夏の衣体を何とか出来ないかと。
そこでネットで見つけたSOU・SOUの白のジバンと着物のようなパンツ“筒下”を布袍の下に着たら、案外違和感なく着れるのではと、注文した商品がちょうど届いたので、早速今日から着用。
時間前に準備を整え、本堂で待っていると山門から子どもの声が聞こえてくる。
そこで本堂下でお迎えすると、
「えっ!大洲先生ですか?」と。
そう、読み聞かせに行っても、この学年の子どもたちだけ何故か「大洲先生」と親しげに呼んでくれる。
今日は子どもたちからの質問に答える形で話を。
最後にせっかくなので、阿弥陀さまを近くで。
「また、読み聞かせに来てください」
「また来るかも知れません」
と言って学校に戻っていった。
何事もご縁。