1月14日(火)
今年初の三連休最終日の昨夜、日向灘を震源とする震度5弱の地震が宮崎県内で。
速報を見ると、呉市も震度3。
???
揺れた地域の方はどうぞお気をつけて。
この三連休は法事が続けてある中に葬式3件も入ったので、何とかやり繰りして。
そして、今日は午前中お寺での法事が終わってから明日の御正忌報恩講に向けての準備。
親鸞聖人の御正忌報恩講。
住職自勤で、15日・16日の朝席・昼席。
また寒くなりそうなので、暖かくしてお参りを。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
1月8日(水)
寒い。。。
今年もいよいよ始動。
昨日は呉東組聞名講臨時役員会が開かれ、法中を代表して参加。
150周年に向けて、との話題が中心に。
お正月は穏やかだったけれど、ここに来てとにかく寒いし、インフルエンザは流行っているし、中国では呼吸器感染症なる新たなウィルスが拡大しているとか。。。
今年もこれまで通り注意しながら。
今朝の『中国新聞』SELECTの「想」欄に、先月寄席で来ていただいたジャンボ衣笠さんの「落語で人生豊かに」。
今年もこれからいろいろあるだろうけど、笑いの多いご縁、出遇いがありますように。
今夜は仏教壮年会の新年互礼会。
おつとめをしたあと、本堂にて会食。
年末のお供えなどでいただいたビールやお酒を〈おさがり〉としてみなさんに。
〈おさがり〉だけに、みなさん遠慮なくいただいていただけるのはありがたい。
この寒さと、どんどん会員の高齢化が進んでいるので、参加者も年々少なくなってはいるけれど、みなさんの力強い意見もいただいたり。
寒い中をようこそのご参加でした。
明日から小坪説教所の御正忌報恩講。
令和7(2025)年1月1日(水)
新年あけましておめでとうございます。
穏やかな朝を迎えた。
昨日の昼間の風が嘘のように昨夜は無風。
昨夜の除夜会は、満天の星の下。
おつとめを終えると、みなさん焼香。
焼香は、これまで3つ用意していたけれど、このたびは毛氈を敷いて一人ずつ並んで焼香していただくことに。
そして、テーブルに座ってそれぞれの願いを紙に。
その紙をキャンドルグラスに巻いて蓮の花の上に載せ、親鸞聖人の前に灯りをお供え。
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除夜の鐘の鳴る鐘楼には、孫悟空が如意棒を担いで見守っていた。
暗くて気づかないかな
と思ったら、家族の中では「あれは怖い」と不評。。。
1時をまわり、一段落付いたところで椅子を並べて解散、消灯。
朝、元旦会用に昨日の写真とごあいさつの法語、そして『教行信証』総序の文を入れたリーフレットを作成。
そして、9時から元旦会。
正信偈をおつとめし、総序を拝読。
お参りが終わった後、ある御門徒さんが仏華に目が止まったようで近くまで寄ってじっくりと見てくださった。
これも大切なご縁。
午後、ゆっくりと除夜会のキャンドルなどを片付け。
これで一段落。
今年もいろいろあるだろうけれど、よいご縁をいっぱいいただけますように。
12月31日(火)
令和6年もあと少し。
今年は正月早々能登半島地震、日航機炎上に初まり、何とも大変な一年。
令和7年は、少しでも穏やかな一年でありますように。
今日は一日大忙し。
朝から幕を張ろうと思ったら。。。
ミシン糸が経年劣化でほつれ、幕が二箇所、50㎝ほど裂けたように。
何とか縫って応急処置はしたけれど、他も近々裂けるかなぁ。
2時間ほどかかってしまったけれど、一番大変な作業は、針に糸を通すこと。。。
午後から息子達にも手伝ってもらって打敷を掛け、坊守が仏華を生けている間、朝からの強風で散った葉っぱをブロアで片付け。
そして、竹あかりの準備。
そのあと、このたび初めて取り入れてみる餅花。
去年の年末、花屋で枝垂れ餅花を見て、何とかこれを正月飾りに出来ないかと。
一昨日取り付けた竹の手製花器に松と一緒に。
なかなかいい感じ。
花手水も用意し、御門徒さんが育てた葉ボタンを先日お供えしてくださったので、それを親鸞聖人の前に。
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今日は雨や雪の心配はなさそうだけど、風が強いので蓮灯りが心配。
除夜会には、どうぞ暖かくしてお参りを。
12月29日(日)
令和6年最後の日曜日。
「仕事納め」と言う言葉を聞きながら、お寺って仕事納め。。。と。
今日も朝からお墓で納骨、法事2件、葬式、お通夜と、いつもとそう変わらない日曜日。
ただ、とにかく寒い。
午後からホームセンターに行き、材料探し。
この年始、参拝される方に少しでも気持ちよくスタートしていただけたらと、新しいものを1つ用意。
ただ、それをどう飾るか、いろいろと思案して、竹筒を下足棚に取り付けて飾れば良くない?と。
竹筒を固定するイメージで、ホームセンターを物色。
竹筒がするりと抜け落ちないよう、まずは黒いL字金具を下足棚の脚にしっかりと黒色の針金で巻き付けて固定。
そこに竹筒を乗せ、銅の針金を巻き付けて完成。
すんなりイメージ通りに仕上がると気持ちがいい。
あとはここに何を飾るか、それは当日のお楽しみ。
明日も本堂で法事があるので、本堂の荘厳などはそれ以降。
今日、祖母の郷、勝願寺より本を贈っていただいた。
『福山 郷土の偉人たち』 (発行 エフエムふくやま)
福山の偉人、34名が連なる中、一番最初に甲斐和里子さん。
祖母が息を引き取る間際まで慕っていた伯母。
そして、10番目にその弟であり、祖母の父、足利瑞義和上。
本に載っている甲斐和里子さんの写真を見てると、どことなく祖母の面影が。
その本に紹介されている
悲しさは みな取り捨てて 嬉しさの 数のかぎりを 数へてぞ見る
(意訳)人生には良いことも悪いこともありますが、悲しみにだけ支配されるのではなく、嬉しいことを思いながら生きていきたいものです。)
来年は、嬉しいことをたくさん数えられる年となりますように。
12月22日(日)
天気予報では曇り。
降水確率30%。
雨は大丈夫かなと思っていたのに、朝から雨音。。。
雨雲レーダーでは、寄席までには何とかなりそうかなと。
午前中法事が一件あったので、それまでに中学校に駐車場の看板を立てに行き、境内の掃除。
そして法事から帰って来て、本堂のストーブをつけ、音響機材のチェック。
ジャンボ衣笠さんがお昼に来られ、音響等チェック。
そのあと、広南中学校1年生の日向亭ifさんが来られ、着付けの方に浴衣を着せてもらい、リハーサル。
13時30分過ぎ、リハーサルを終えると一斉に本堂に入場。
総代さんが誘導係を買って出てくださった。
あっという間に席が埋まり、70名ほどがご来場。
午後2時開演。
まずは住職挨拶。
せっかくなので、高台の上で。
こんな高いところから挨拶するのはないと思うので。
毎年広南中学校ではジャンボ衣笠さんより落語を教えていただいていて、今年習った1年生より日向亭ifさんが『動物園』を披露。
実は、2011年にお寺数珠つなぎ落語会で、笑福亭仁智さんとお弟子さん笑福亭智六さんが来られた。
その時、最初の演目が笑福亭智六さんの『動物園』。
生で初めて見た落語が『動物園』。
その智六さんが今年の5月にお亡くなりになられたことをその時のニュースで。
その智六さんが演じた『動物園』がこの寄席で。
そんなことを思うと、いいご縁だなぁと。
そして、そのあとジャンボ衣笠さんが創作落語『黙霖物語』。
広南中学校の文化祭「広南劇場」以来だそう。
そのあと、『時そば』『猫の災難』の古典落語、そして最後は
怒濤の小咄でみんな笑顔に。
どうぞ、その笑顔で新しい年を。
ようこそのご来場でした。
12月9日(月)
昨日の仏教壮年会の境内清掃に続いて、今朝9時から仏教婦人会のみなさんによる本堂清掃。
早い方は8時30分頃来られ、昨日の境内清掃後に散った落ち葉など、綺麗にしてくださった。
入江神社のイチョウはまだまだこれからという感じだけど、昨日の清掃に合わせたかのように。
これも、「清掃までには散ってくれるといいのにな」と、毎日のようにイチョウに伝えたおかげ?
ぞうきんで拭くとすぐにバケツのお湯が黒くなる。
ぞうきん
ぞうきんは
他のよごれを
いっしょけんめい拭いて
自分は よごれにまみれている
(榎本栄一『群生海』)
汚れた分だけ、今年のいろいろなことを。。。
掃除が終わって報恩講をおつとめ。
法話は読み聞かせで読んだ『火の鳥』より。
終わった後、「まだ読み聞かせしているんですか?」と尋ねられ、
「なかなか人数が集まらないから、声がかかる限りはお手伝いしてますよ」
と話をすると、
「若い方は仕事で忙しいから、今こそ私たちの出番かも」と力強い言葉を。
そうなると、これもいいご縁だなと。
ようこそのお参りでした。
12月8日(日)
今日は成道会。
お釈迦さまがおさとりを開かれた日。
寒くなる寒くなるとニュースで聞いていた割には、それほどでも。
午前9時より仏教壮年会のみなさんによる境内清掃。
昨年外れた梵鐘の撞木の紐。
今年は外れることのないように。
そして、この日に合わせたかのように、イチョウの葉がほぼ散った。
蔵の屋根に溜まったイチョウの葉、雨樋に溜まったイチョウの葉を落としていただく。
無理のないよう、事故のないよう、出来るところを。
おかげできれいになりました。
夜は今年最後の例会。
例年最後の例会では蓮作り。
こちらもお手伝いいただけることがありがたいので、出来るまでのところを。
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明日は朝から仏教婦人会のみなさんが本堂の清掃。
ようこそのお参りでした。
11月8日(金)
あれだけ汗ばむ陽気が続いていたのに、急に冷え込んで。。。
これまでなら、9月、10月、11月と、徐々に体が慣れていくのに。。。
菩提樹の葉に白い葉??
気になって調べたら、すぐにウラギンシジミと判明。
初めて見た。
と言うか、これまで気にも留めなかったのかも。
今日は午前中、広本町の通り報恩講。
もう限界に来ている50ccのスクーターに乗って。
来年春に法改正で新基準原付(125cc)になるとかで、頑張ってそこまでは持たせたいなと。
とりあえず、今月いっぱいは。
午後から総代さんに集まっていただき、呉市文化振興課と石泉文庫補修事業の打ち合わせ。
そして、夜は仏教壮年会の11月例会。
来月は蓮作りが予定されているため、今日で今年最後の『歎異抄』。
本日は第十二条。
この条はとっても長いので、「学ぶ」「愚者になりて往生す」、そこに絞って。
「もっと若いうちに勉強しておけばよかったと、今になって思うことが多い。」
と感想が。
でも、今になって気づくのも、一つのご縁。
「周囲の人に迷惑もかからず御法義に疵つかぬことなら、私は自殺したい」これは身の上相談をしたあとで、大抵のの人がいいそえられた言葉である。
この世を無事なもの、平穏なものと、かねて思うていらるるから、たまたま苦しい事に出会うと、自分だけかと思い僻んでスネ言葉を吐かれるのであろうが、苦しいことや悲しい事は誰にもある。珍しいことはすくない。
堪え難い苦しみ、忍びがたい悲しみの一つずつが人間学校の進級試験である。
いかなる難問に出くわしても、狼狽せず、ジッとおちついて工夫しているとよい答案を考え出すものである。
人生の面白みも、仏教のありがたみも、ほんとうは老境に達してからはじめて理解るのである。なんにもわからないうちに死ぬのはおしいことである。
自殺どころか、みなさん御身を大切にして八・九十までいきてください。
ネットで、甲斐和里子さんの言葉として、「人間学校の進級試験」が紹介されていた。
どれも「本の中に『人生は人間学校』という章がある」とだけ紹介されていて、何の本かが分からない。。。
でも、そうだなぁと思って紹介。
ようこそのお参りでした。
10月30日(水)
月曜日にようやく衣替え。
お葬式の衣体も冬用衣体。
とにかく重い。。。
慣れるまで、しばらくの辛抱。
今日は午前中、通り報恩講。
そして午後から「呉市立広南中学校区教育研究会」に出席。
廊下に大きくドラマのポスター。
生徒や先生がエキストラで出演しているとか。
体育館へ向かうと、お昼のアトラクションとして1年生の落語「饅頭こわい」。
そして、後ろでは2年生が企業企画の商品を販売。
研究会は午前中から開かれていたけれど、午後からなら出席できるかなと思って参加すると、来賓席へと案内され、真ん中二列目に席が用意。。。
何とも恐縮。。。
昨年度より
呉市小中で創る「未来の学び」実践事業研究指定校
広島県「道徳教育推進拠点地域事業」指定校
となり、〈主体的に考え、議論し、自己の生き方を考える道徳科の授業づくり〉をしてきた成果を発表。
道徳が学校全体に浸透し、それが家庭、地域へも影響しているよう。
先日、今年の「くらしの文集」作文コンクール受賞者の発表を見てびっくり。
「くらしの文集」(https://www.momijibank.co.jp/portal/link/concours/)
学校賞 広南小学校
1年生 特選1名・入選1名
2年生 特選2名・入選1名
3年生 特選1名
4年生 特選1名
5年生 入選1名
6年生 「小さな親切」運動賞1名
広南小学校は3年連続で学校賞を受賞しているそう。
そして、今年は特選作品がずらり。
それも影響しているのかな。
これまで準備とかいろいろと大変だったと思うけど、実りある研究会に。
ホッとする間もなく、帰宅してお通夜へお参りし、今夜は浄円寺にて呉東組法中会。