12月17日(水)
朝起きて、窓の外を見ると、一面うっすらと雪景色。
7時30分の時点で、車道の雪はとけていたので、一安心。
今日は東小坪地区の通り報恩講。
白波の立つ海を横目にお参りに。
どこに行っても、側にストーブを置いてくださるのが有り難い。
時折、仏間に日が射し込んでくる。
夏の明るい部屋に射し込んでくる光より、冬のどんよりとしたなかに射し込んでくる方が何だか眩しく感じる。
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇
明日で通り報恩講も一段落。
雪が降らなければ良いけど・・・。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
12月15日(月)
今朝も冷え込んだ。
今年最後の読み聞かせ。
今日の担当は2年生。
読んだ本は、

『もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし』の2冊。
まず最初に、「この本(もったいないばあさん)、知ってますか?」と尋ねると、「知ってる!」と答える子がチラホラ。
「知らない人もいるだろ・・・」と、ぼそっとつぶやく子も。
そう。
知らない人もいるだろうから、『てんごくとじごくのはなし』をいきなり読んでも、分からないかな?と思って、10年くらい前に買った『もったいないばあさん』を引っぱり出してきた。
2冊読み終わって、「何か感想ありますか?」と尋ねると、予想以上に手があがる。
せっかくだから、ひとりひとり順番に感想を。
印象に残っている場面が、それぞれ違っていて面白い。
何だか、心地よく今年最後の読み聞かせ。
12月8日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は5年生。
久しぶりの高学年で、今日読んだのは、
『からすたろう』。
第二次世界大戦中、反戦活動による投獄。
そして、日本を去り、アメリカへ渡ったこの本の作者やしまたろうは、アメリカで日本人に向けて反戦ビラを作っていたそう。
そのやしまたろうの、何ともいえない画風の絵本。
学校ではみんなから無視され続けていた“ちび”。
6年生になって、担任のいそべ先生との出会いによって、この子の持っている才能が認められ、やがては“からすたろう”と呼ばれるように・・・。
しーんと静まりかえった教室で、この本を読む。
「よき先生」との出会い、「よきひと」との出会い。
本当に出会いって大切だなとしみじみ。
12月3日(水)
12月に入って、寒い日が続く。
通り報恩講参りも、手はかじかむ、息は白く・・・。
午後から特別養護老人ホーム“延寿荘”を訪問。
20単位の仏教婦人会で構成される呉東組仏教婦人会連盟。
奇数月は成寿園、偶数月は延寿荘を訪問し、正信偈のおつとめと法話。
今月は専徳寺仏教婦人会が担当ということで、婦人会の方と一緒に訪問。
みなさん、大きな声で一緒に正信偈をおつとめ。
寒い時だけに、声を出すと少し暖かく。
そして、法話と、婦人会の方が日本舞踊を披露。
みなさん、とっても喜んで。
最高齢は、長浜の方で101歳。
まだまだ、こちらはヒヨッコだ・・・。
延寿荘からの眺めは、何とも寒そうな冬空。
寒いので、くれぐれもからだに気をつけて。