呉東組聞名講 1月例会

1月20日(月)

今日は午後から呉東組聞名講の1月例会が白石説教所にて。

天気予報では雨だったが、何とかお天気が。

 

正信偈のおつとめ、御消息の拝読、そして法話。

中休みには白石の方々がみなさんに甘茶の接待。

今日は大寒。

御示談の進行役が控えていたので、飲むことはご遠慮させていただいたが、お気持ちで暖かく。

 

御示談では、法話の前に「不体失往生とは何ですか?親鸞さまは不体失往生されたのですか?」との質問を紙に書いたものをいただいた。

どうしてこのような質問が出たのかと思って、「不体失往生」を検索すると、真っ先に出て来たのは某団体のアニメ。

昨年、このあたりでも上映会があったとは聞いていたが、・・・。

 

何はともあれ、「体失往生」「不体失往生」は、親鸞聖人の孫 覚如上人の著した『口伝鈔』のなかに登場する。

身体がなくなった時に往生することを体失往生。身体を失わず信心を得た時に往生することが確定することを不体失往生という。(『浄土真宗辞典』)

法然聖人門下で、証空上人と親鸞聖人がこの義に分かれ、親鸞聖人は、今、その身と定まらせていただくことをよろこばれたという話。

 

今日はその後に役員会があるため、質問はこのひとつ。

 

役員会で3月に開かれる委員会に向けての議案。

どうしたら講員の方に講のことを伝え、例会にお参りいただけるか。
一生懸命知恵を出し合っておられるのを聞かせていただいた。

 

外に出ると雨。

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ようこそのお参りでした。

2014年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

「声掛け合って」の一日

1月18日(土)

今日の中国新聞朝刊、呉・東広島版に昨日の石泉文庫防火訓練の模様が掲載。

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「意識して周りの家に声を掛けたい」

昨日、ニュースで19年前の阪神淡路大震災で家を失った方で、公営住宅へ入居されている方の高齢化が進み、孤独死のケースも増えていると聞いた。

声を掛け合うことの大切さをしみじみと。

 

午前中、法事を2件済ませて大急ぎで呉市文化ホールへ。

広南小学校の出番は、予定では12時14分。

時計を見ながら、大急ぎで少し離れた場所に車を駐め、息子を抱えてホールへと・・・。

さすがに手前の横断歩道で息切れ。

それでも、急いでホールへ到着すると、ロビーのモニターから「ビビデバビデブー」!

もう始まってる!!と思い、広南は前の方の席だったからと下の扉へ走って向い、ソーッと開けた扉の向こうには・・・。

何と舞台袖!?

大慌てで扉を締めて上に駆け上がり、一番後ろで鑑賞。

 

次男が「お母さんはどこ?」と問うので、ビデオをズームしてお母さんの姿を。

お母さんの姿を見つけて、それで安心したかと思うと、今度は近くで座ってみたいと・・・。

ほんの数分の出来事だったけど、良い時間をいただいた。

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小学校の学習発表会、広地区合唱祭、そしてこのたびのコーラス発表会。

3回観させていただいたが、練習を重ねて、みなさん良い顔で。

 

こんなに一生懸命な親の姿、是非とも子どもたちに見せて欲しいなと、観客席からふと。

 

この後、午後4時から広ステーションホテルにて呉東組の役員会。

続いて6時から呉東組総代会の新年会。

 

いずれもいずれも、声をかけあって。

今日はそんな一日。

2014年1月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練

1月17日(金)

阪神・淡路大震災から19年目。

今日は、1月26日の文化財防火デーを前に、呉市の文化財で1番最初の防火訓練が石泉文庫にて。

今年も広南小学校3年生のみなさんが地域の方と一緒に参加。

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午後2時、石泉文庫から火災発生!!

消防署への通報と、地域の方の初期消火。

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しばらくして消防車が専徳寺・住蓮寺前に到着し、消火栓よりホースを伸ばして石泉文庫へ。

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消防隊員の消火活動により鎮火。

 

そのあと、場所を専徳寺境内に移して、消火器の扱い方の講習。

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消火器が使える時間はたったの15秒。

短い時間のなかで、まわりに「火事だ!火事だ!」と知らせ、「○○さん、119番に連絡お願いします!」の指示。そして、火の近くへ消火器を運んで、ピン・ポン・パン!

「ピン」で栓を外し、「ポン」でホースを外して狙いを定め、「パン」で発射。

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小学生は2人1組で水消火器に挑戦。

 

そして、天ぷら火災の実験を見学。

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燃える天ぷら油のなかに、お猪口一杯の水が入っただけで、

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ご覧のとおり。

 

間近で、地域の宝、文化財をみんなで守る姿。そして、火事の怖さを学ぶ良い体験となったかな。

火の用心、マッチ一本火事のもと。

日頃からの心がけを大切に。

御正忌報恩講 3日目

1月16日(木)

朝席で御正忌報恩講も御満座。

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しかるに終焉にあふ門弟、勧化をうけし老若、おのおの在世のいにしへをおもひ、滅後のいまを悲しみて、恋慕涕涙せずといふことなし。(『御伝鈔』より)

お浄土へ往生されたことをよろこぶこころより、いろんなことを思い出しては涙する。

今も昔も私たちの本当の姿。

 

朝席でお取り次ぎをさせていただいていると、朝日が差し込んで、御同行の方々の後ろから照らす。

みなさん、後光が射したように輝いて。

 

今朝は闇を照らす光の話をさせていただいたが、いくら明るくても、昨日大竹沖では自衛隊の船と釣り船が衝突する事故が起きて、尊い命が失われている。

昨日の朝、穏やかな海を眺めているだけに何とも・・・。

清浄光明ならびなし
 遇斯光のゆゑなれば
 一切の業繋ものぞこりぬ
 畢竟依を帰命せよ

「光に遇う」

阿弥陀さまの光に照らされ、今を生きる私の姿を大切に。

ようこそのお参りでした。

2014年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 2日目

1月15日(水)

御正忌報恩講2日目。

朝、喚鐘を叩くとき、喚鐘越しに朝日の昇る前のきれいに晴れた海と島が。

寒いけれど、朝からそんな光景に出会うと心地よい。

 

大逮夜の夜席は、中休みにぜんざいの接待。

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そして、『御伝鈔』を拝読した後、もう一席。

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親鸞聖人の御遺徳を偲ばせていただきながら、『重誓偈』のお話を。

寒いなか、ようこそのお参りでした。

2014年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 1日目

1月14日(火)

今夜から御正忌報恩講。

先日の小坪説教所の報恩講に続き、住職自勤で『重誓偈』をお味わい。

専徳寺の御正忌は、ずっと1月14日から16日。

最近は本願寺の御正忌もインターネット中継を通して、また、いろんなお寺の報恩講の様子を知れるようになったので、何だか嬉しく。 

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先日、入手した芹沢銈介氏の因幡の源左同行の絵はがき。

最後の1点が手に入ったとよろこんでいたが、その絵はがきを見ていると、

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「偽になったらもうえゝだ。中々偽になれんでのう。」

仏さまがすべてのものをと願ってくださってるのに、こちらは最後の1点が手に入ったと・・・。

こちらもにせものだったと気づかせていただいた。
そのにせものをほんものにする願いをかけてくださった。

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こちらは長谷川富三郎氏の『語録版画集 妙好人因幡の源左』(法蔵館)より。

 

どちらも味があって、ほのぼのと。

寒いなか、ようこそのお参りでした。

2014年1月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌 2日目

1月10日(金)

今日一段と朝から寒い一日。

昨日に引き続き、朝席と昼席、小坪説教所の御正忌報恩講へ。

 

小坪説教所の法座は、喚鐘が鳴り、正信偈のおつとめがあり、そして法話。

ここでは、喚鐘を叩くのも、おつとめの導師も、講師の接待も、地域の方がずっと受け継いでされている。

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今日も「重誓偈」の現代語訳をみなさんと一緒に読ませていただき、お取り次ぎ。

朝席が終わり、外に出てみると、雪が!!

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帰って、雪の舞う境内を撮ろうとするのだが、撮ってみるとまったく雪の存在が・・・。

テレビで広島市内の中継を見ると、このあたりの雪はホントにかわいらしいもの。

 

御満座の昼席が終わって帰宅すると、注文しておいた荷物が届いてた。

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ようこそ ようこそ

これは妙好人 因幡の源左同行を、人間国宝 染織工芸家の芹沢銈介氏が描いた作品。

源左同行の50回忌に、ご縁のあった願正寺からの依頼で、昭和55年に絵本が制作されたのだそう。

古本屋のサイトで見つけたが、安くても15万円!

ふ~っとため息をつきながら、探していたら、絵はがきと色紙大の復刻版があるのを発見。

 

早速注文させていただいたのだが、どちらも最後の1点。

今は生産中止となっているようで、できれば色紙大の12枚セットというのが欲しかったけど、どちらも最後の1点をいただけたのはありがたいお年玉。

 

法話のなかで、「かぎりない光」「かぎりないいのち」の話もさせていただいたのだが、かぎりあるものもありがたいな。

かぎりがあるからこそ有り難いのかも知れないが。

 

その妙好人つながりで他のことを調べていると、来年の大河ドラマとつながった。

来年の大河『花燃ゆ』の主人公は、吉田松陰の末妹で、久坂玄瑞の妻となる杉文

そのお母さんは杉滝子

このお母さんが御法義に篤く、妙好人だということは、以前教えていただいた。

ただ、文のお姉さんで、初代群馬県知事楫取素彦の妻となった楫取寿子も妙好人として、『新妙好人伝』に登場するのだと。

この姉 寿子が44歳で亡くなると、母の勧めで夫久坂玄瑞を亡くした文が、美和子と名を改め、義兄 楫取素彦と再婚するという話。

どんなふうに物語が展開するのかな?

 

この方の話は、山口教区の極楽寺さまのホームページに詳しいことが。

またゆっくりと読ませていただこう。

 

ようこそのお参りでした。

2014年1月10日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌 1日目

1月9日(木)

今日から本願寺では御正忌報恩講。

こちらは昼席から明日の昼席まで小坪説教所の御正忌報恩講のお取り次ぎ。

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昼は青空がひろがり、夜は星空が広がるなかでのご縁。

このたびは、重誓偈を意訳したテキストをみなさんと一緒に読みながら。

 

夜席に向かうため、着替えようと支度部屋に入ると、畳の上に先客が・・・。

この寒いなか、そこにいたのは↓、

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竈馬(カマドウマ)と呼ばれるバッタの一種。

午年の新年早々「馬」を見るとは、

こいつぁ春から縁起がいいわえ

さて、そんな縁起の善し悪しは関係ないとして、いろいろ考えさせられるご縁にはなったかな。

 

今夜から冷え込むそう。

暖かくしておやすみを。ようこそのお参りでした。

2014年1月9日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 新年互礼会

1月8日(水)

穏やかだった正月も終わり、今日は午後から冷たい雨。

 

いつもよりも1時間早い6:30スタートの1月例会。

1月例会は、重誓偈のおつとめと住職の短い法話で例会を終え、集会所に場所を移して新年互礼会。

ビールに熱燗、焼酎のお湯割りといただいて・・・。

いただきながらも、頭は明日の昼席からの小坪説教所、御正忌報恩講。

昨年は『御俗姓』原文をお配りして拝読した後、お話をさせていただいた。

どうも、聞くだけでなく、お土産というか、何か残るものがある方が良いのかなぁと思うので、今年は『重誓偈』の現代語訳を少しアレンジしてテキストに。

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それはそうと、今日やしきたかじん氏が亡くなったことを知る。

一度だけ、一人ふらっと入った広島駅新幹線ホームの立ち食いそば屋で、隣同士、そばをすすったことがある。

朝からサングラス姿で立ち食いそばを隣で一人すする姿に、近寄りがたい何かを感じながら・・・。

それでも、同じ大学(龍谷大学)出身で、京都にいる頃はテレビでよく拝見していただけに、この度のニュースはいろいろと思うところが。

袖振り合うも多生の縁

何かの因縁があったのかなぁ・・・。

2014年1月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

初夢

1月4日(土)

今年は急な予定も入らず、穏やかなはじまり。

「一富士、二鷹、三茄子」と、昔から初夢のことをいうが、初夢のことを調べてみると、四葬式、五雪隠(トイレ)なんていうところもあるらしい。

普段の夢でも見ないのに、そんな初夢見ることなんて・・・。

 

今年のNHK大河ドラマは、『軍師官兵衛』。
そして、来年が井上真央さん主演で『花燃ゆ』と発表され、吉田松陰の妹が主人公だと。

吉田松陰の出て来るドラマは、これまでいくつか見たことがあるが、僧月性は出てきても、宇都宮黙霖が登場したのを見ることがない。

このたび宇都宮黙霖が登場することを期待する声も少なからず出てきているようで、NHKのホームページに「ご意見・お問い合わせ」というのがあったので、そのことを意見させていただいた。

無理かも知れないけれど、大河ドラマで宇都宮黙霖が取りあげられたらなぁとの夢を描いて。

松陰の出会った頃の黙霖は30代。
もし出て来るとしたら、誰が演じるかなぁと。

 

今日、正月用の荘厳を片付け、明日から通常の法務に。

いずれにしても、今年も念佛日和な毎日を。

2014年1月4日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku