9月7日(金)
小坪から長浜へと向かう道。
これまでとは違った光景に気づく。
そして、もうひとつ
これは、広南小学校の学校だより9月号によると、中学生のボランティア活動で地元企業の工場の壁に描かれた交通安全メッセージ。
学校と地元が協力し合って、お互いが気持ちよく走れる道づくり。
道だけでなく、何でもそうでありたい。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月4日(火)
新学期も昨日から始まった。
先週、お通夜で読経しようと思ったら、声に違和感。
どんどんかすれたような声となり、翌日の葬式ではひどい声に。
どうやら、夏の疲れが声に来た。
そんなときは声を休めるよう心がけるしかない。
そんななか、夏休み最後の週、家族で沖縄に出かけた。
いろいろと事前に調べていて、ふと目に止まったのが美ら海水族館にほど近いもとぶ元気村。
そこでイルカとふれあいながらイルカについて学ぶドルフィンスクールというのがあった。
0歳から体験可能とあったので、次男も一緒に体験することに。
午前中、美ら海水族館を訪れ、そこでイルカショーを見る。
子どもたちにはその光景が目に焼き付いている。
そんな状況で、午後からイルカのもとに。
思ったよりも大きなイルカにびっくりしたようだが、インストラクターの指導を受けながら、いろんなことを楽しませてもらう。
ここはそうした遊びだけではなく、ドルフィンセラピー(ドルフィン・アシステッド・セラピー)を行っている。
十数年前にアニマルセラピー(アニマル・アシステッド・セラピー)やペット・ロスという問題に興味を持ち、そこに浄土真宗がどのように関わっていけるのかということを論文に書いたことがある。
その時に、このドルフィン・セラピーのことを知ったが、それが国内に。
長男が近所の大型犬に襲われ、それ以来トラウマとなってしまっている。
ドルフィン・セラピーを受けるまではいかないが、こうした大きな動物とふれあうことで、少しそれが和らげばと、そんなことも思いながら。
何はともあれ、大変良い思い出となったようだ。
そして、昨夜は我聞会の納涼会。
OBを交え、お盆の慰労とこれからの報恩講に向けて・・・。
彼岸会が終われば、報恩講参り。
それに加えて10月は組内行事が目白押し。
今週末の8日には、仏教壮年会と仏教婦人会共催で「講演とビデオの夕べ」を開催。
お誘いあわせてお参りを。
8月26日(日)
夏休みも残すところあとわずか。
昨日、今日の2日間、父と子、母と子で広島アンデルセンの「夏休み 親子でアンデルセンに行こう!」イベントに参加。
昨日は長男と一緒に「夏休みのモビール作り」に挑戦。
そして、今日はこどもお菓子教室「夏野菜のカップケーキ&クリームディップ」。
いろいろと夏休みの良い思い出となったよう。
その間、ずっと留守番の次男は、アンデルセン3階に新しく出来た子ども用のパン工場がとても気に入ったようで、パン屋さんになりきり。
昨日はそのイベントの後、福屋八丁堀本店で開催中の「金子みすゞ展 ~みんなちがってみんないい」に。
たくさんの来場者で、ゆっくりと見ることが出来なかったが、図録を買って帰って家でじっくりと。
没後80年。
それでも、たくさんの方に影響を与えている。
金子みすゞの育った山口県長門市の仙崎。
その近くに、世界で初めて作られた日曜学校があったのだそう。
小児念仏会
200年以上も前、浄土宗の西円寺で、近所の子を集め、仏法に触れる機会を設け、お供えのお菓子を振る舞ったりしたのが始まり。
【参考】築地本願新報
金子みすゞも、小さい頃日曜学校に通っていたことが、詩の背景にあると聞く。
小さい頃から、こうしたご縁を通して育てられるこころ。
子どもたちにも、いろんなことを学んでこころを育てて欲しい。
8月21日(火)
残暑とは言いながら、毎日毎日暑い日が続く。
「残暑見舞い」。
これは、立秋(今年は8月7日)から8月末くらいまでに出すのだそう。
季節の上ではもう秋なのだが、秋らしさ・・・。
何もなさそうだが、白百合がいろんなところで見られるようになり、境内でも咲き出した。
また、ツバメの姿が少なくなった。
もう、南方に飛び立ったのだろうか。
台風14号と15号が続けて沖縄方面に来ているから、それまでに飛び立ったのかな?
そう思うと、秋が少しずつ。
夏休みもあとわずか。
暑い暑いと言ってるのも、あとわずか・・・と思いたいところ。
今年は金子みすゞさんが亡くなって80年。
明後日から福屋八丁堀店にて『金子みすゞ展 ~みんなちがってみんないい』(8月23日~28日)が開催される。
それから、8月20日号の『本願寺新報』に隣りの住蓮寺さんの記事が紹介されていたので、ご報告。
この門徒大会には、長浜日曜学校のほとけの子たちも参加。
長男も参加させていただきました。
何はともあれ、暑さ寒さも彼岸まで
あと少し、この暑さに気をつけて。
8月15日(水)
今日は朝から法事に盆参り、葬式、お通夜と、一日法務に追われる。
それから、今日は終戦記念日。
日露戦争以来の戦没者追悼法要が、夜7時30分より入江神社にて執り行われ、住蓮寺ご住職と一緒におつとめする。
戦争によって、たくさんの尊い命が失われた。
その第二次世界大戦終戦より67年。
それでも、いろんなところに戦争の傷跡が残り、毎日のようにニュースで流れてくる。
追悼法要は、亡くなられた方々を偲びながら、二度とあのような悲劇は繰り返さない。そんなことのなくなる世界に!と、こころにいただくご縁である。
長浜のご遺族とともに、自治会・女性会主催で営まれる追悼法要。
だんだんと高齢化が進み、参列する遺族の方の姿も減っていく。
一度消えてしまうと、再び歴史を繰り返してしまうかも。
資源の取り合い、食料の取り合い。
一つ間違えば・・・。
今こそ、
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ
明日から2日間、盆踊り。
ともしびを絶やすことなく、次の世代に。
暑いなか、ようこそのお参りでした。
8月14日(火)
今夜の西脇神社の祭礼は、天候不順のため中止に。
午後から雨は上がったものの、不安定な天気。
太鼓や御輿のない静かな夏祭りとなった。
ちょうどお盆であるが、専徳寺では初盆のお参りを依頼されたお宅だけを参る。
ただ、お盆にしか家族が集まれないからと、法事をされる方が多い。
墓参りに帰り、そして法事を迎える。
法話は閉幕したばかりのオリンピックの話から。
日本選手の活躍がいろいろと感動を与えてくれたが、あの活躍があったのは、良い準備をしてきたから。
備えあれば憂いなし
良い準備は大切なことではあるが、私たちは日頃の生活のなかで良い準備が出来ているだろうかと考えたとき、なかなか出来ていないことに気づかされる。
老いに対する準備、病に対する準備、死に対する準備。
こころの準備が出来ているかと問われたら、どれ一つ出来ていない。
日頃出来ていないからこそ、法事、盆、彼岸といったご縁を用意してくださっているのではないだろうか。
お盆。
亡くなられた方が帰ってくるご縁ではない。
亡くなられた方が用意してくださったご縁。
そのご縁を大切に、こころに良い準備をさせていただこう。
8月9日(木)
広南小学校の藤平校長先生より情報をいただいた。
今春、小坪小学校と長浜小学校が統合して広南小学校となったが、それに伴い小坪からの児童はバス通学することとなった。
安全にバス通学できるようにと、広長浜東自治会が学校と協力して、バス停に『広南ふれあい情報ステーション』を設置。
そして、このたびその横に、「守ろう命 広げようえがお」の石碑が建てられた。
夏休みの登校日、そこに広南小学校3年生が花を植えたのだそう。
この石碑は、広まちづくり推進委員会主催の活動助成コンペにおいて、広長浜東自治会が申請した「きまりを守って 安心・安全・笑顔の輪宣言」が選ばれたことによるもの。
いくら自分の命を守ろうと思っても、自分ひとりでは成り立たない。
お互いがお互いの命を大切に思いやるところから始まる。
花が植えられたのも、小さな命を思いやるこころから。
毎日、先生方や地域の方々の協力で、事故なくバス通学が続いている。
それでも、事故はいつどんな形で起こるか分からない。
だからこそ、みんなが思いやるこころを共有することが大切に。
そこから安心・安全が生まれ、笑顔が広がるのではないだろうか。
「えがお」の広がるまちづくり。
広南ふれあい情報ステーションから、そんなメッセージが発信された。
8月8日(水)
今日の朝席で、盂蘭盆会の法座も御満座を迎えた。
昨夜は卓球団体の女子が銀メダル。
そして、そのあとサッカー男子。
なでしこジャパンと一緒に決勝進出!とはいかなかったが、これまでのがんばりにせめて銅メダルを。
とはいうものの、3位決定戦の相手国、韓国も同じことをいっているだろう。
今朝は『観無量寿経』のアジャセの物語を通して、お話を聞かせていただいた。
来たる9月13日(木)、呉市民ホールにて、川崎麻世主演『親鸞 わがこころのアジャセ』が再演される。そのことにちなんで。
この暑いさなか、ようこそお参りくださいました。
そして、夜は仏教壮年会の納涼懇親会。
いつもより早い18:30より例会。
重誓偈のおつとめのあと、少し話をし、会場を移して懇親会。
1月の新年会と夏の納涼会。
今年は一段と暑く感じるが、親睦を深め、夏を乗り切って参りたい。
8月7日(火)
今日も暑いなか、盂蘭盆会の法座が朝席・昼席・夜席と。
昨夜というより早朝、なでしこジャパンのサッカーを観戦。
3時間ほどの睡眠で、一日法座。
今夜もおそらく。
本当の自分に気づくことの大切さ、導かれて今のご縁に出遇っているということを聞かせていただく。
そのなかで出てきたことば
我以外皆我師也
この言葉は吉川英治の『新書太閤記』のなかに出てくる言葉なのだそうだが、今のオリンピックを見ていると、頷ける。
全力を出し切って、すばらしい成績をおさめた選手、力を出し切ることの出来なかった選手、無気力だということで失格となった選手などなど、いろんな姿すべてがいろんなことを教えてくれる。
明日の朝席が御満座。
お誘いあわせてお参りを。
8月6日(月)
昭和20年8月6日午前8時15分、原子爆弾が広島に投下された。
あれから67年。
全国の被爆者の平均年齢が78歳を超えたそう。
午前8時15分、専徳寺の鐘を長男 碧流が撞く。
鐘を撞いた後、本堂にておつとめ。
毎年行われる8月6日の光景。
以前、私が撞いていた鐘を今は息子が撞いてくれている。
こうして何かが伝わっていけばと思う。
まだまだ戦争の怖さ、原爆のすさまじさを知るところまではいっていない。
そのうち、平和学習を通して、いろんなことを知っていくだろう。
ただ、知ることのないこころもある。
この日のことを何一つ語ることなく、そっとこころにしまったままお浄土へと往かれた方々のこころ。
伝えていくことも大切であるが、伝えることの出来ない方の思いもこころにとどめておきたい。
今夜から盂蘭盆会の法座。
御講師は、呉市本通の法眼寺 黒田順真 師。
原爆の日に始まった盂蘭盆会の法座。
暑いなか、ようこそのお参りでした。
法座は、8日の朝席まで。お誘いあわせてお参りを。