平和の鐘

9月18日(水)

午後1時15分、鐘楼の鐘を撞く。

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国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において、本日第33回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要が行われ、そのなかで撞かれる鐘に合わせ、午後1時15分から各寺院で平和の鐘を鳴らしましょうとのご案内があったので。

 

昭和6年(1931年)9月18日、柳条湖事件が起こった日にあわせて、毎年9月18日に行われている全戦没者追悼法要。

この柳条湖事件から満州事変がはじまり、第2次世界大戦へと向かっていく。

 
もう一度、ふり返り、過ちを繰り返さないよう願いながら鐘を撞く。

 

専徳寺の梵鐘は、戦時中に供出されて無くなった。

そして、戦後門信徒のみなさんの願いをいただいて、昭和28年に今の梵鐘を迎えた。

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「南無阿弥陀佛」と「正覚大音響流十方」と記された梵鐘。

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「正覚大音 響流十方」は、『讃仏偈』のなかに出て来る御文。

正しく覚られたみ教えが、大きな音となって十方に響き流れる。

 

世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

 

2013年9月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

ゆるキャラグランプリ2013

9月17日(火)

秋空。

窓からさわやかな風が入ってくるようになった。

 

今日から『ゆるキャラグランプリ2013』の投票がはじまった。

「ゆるキャラ」って何?

と思われる方も多いと思うが、『国宝 阿修羅展』をはじめ、仏像ブーム(?)をひろめた“みうらじゅん”氏が、日の当たらなそうな地方のキャラクターに目を付けた。

 

第1回目のグランプリが「くまもん」。

九州に行くと、くまもんを見ないところがないくらい“くまもん”だらけ。
ものすごい経済効果である。

 

そこにこのたび、ご当地広から「ひろげんき君」がエントリー。

広甘藍(ひろかんらん)と呼ばれるキャベツがイメージキャラクターに。

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明治17年に当時の広村が大きな台風に襲われ、堤防が決壊し、田畑が海水で水浸しになり、荒れ果てた。

貧困の中にいた広村を救ったのは、アメリカに移住した広村出身の矢口亥之吉さん。

ロサンゼルス沿岸の塩気を含んだ土地で育つキャベツを見て、広村の役に立てるのではと、実家の父へ種を送ってきた。

そこからキャベツの生産がはじまり、海軍へ納められるようになってからは、広村は大変裕福になったのだそう。

 

ただ、時代の流れで、次第に広甘藍も姿を消していったが、今またその広甘藍が注目され、作られるようになってきた。

その広甘藍がイメージキャラクター“ひろげんき君”として登場。

 

矢口さんがキャベツを送ってきたのは、家族や故郷を思う心を持っていたからこそ。

このたびの台風で川が氾濫し、大変な被害が出ている。

矢口さんのようにはいかなくても、そこに心を寄せていると、何かのご縁で矢口さんのようなことが生まれるかも。

 

呉からはもうひとつ船をモチーフにした“てつぞー”がエントリー。

何と、京都からは本願寺門前町のマスコットキャラクター“おりんちゃん”が。

 

結果はどうあれ、こうしたことが良いご縁となりますように。

 

 

2013年9月17日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

敬老会

9月16日(月)

父、前住職が亡くなってから昨日でちょうど1ヶ月。

夕方、お内仏にて初月忌をおつとめ。

 

おつとめを終え、電気を消すと、障子越しに何ともいえない光が差し込む。

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外を見ると、黄金色というのはこんな色?というような空。

台風18号の影響で、境内には時折突風が舞う。

 

そして、夜が明け、こちらは快晴。

ただ、京都の桂川が氾濫し、たくさんの方が避難されているとの大変なニュースに驚く。
ここ最近の竜巻に洪水。本当にここは日本だろうか?と。

 

今日は専徳寺の本堂で、長浜自治会主催の敬老会。

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地域の御高齢の方をお招きし、特設舞台が設置された本堂で、いろんな催し、余興などが披露される。

笑う門には福来たる

笑うことは大切なことだそう。

そんなことを聞きながら、最近お腹を抱えて笑うようなことがないなぁと・・・。

お腹を抱えるほどでなくても、笑えるご縁をいただきたいものだ。

いろいろと大変な時代となってきたが、みんなで一緒に!

み仏の恵みを喜び、互いに敬い助けあい、社会のために尽くします。

2013年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 9月例会

9月10日(火)

今日は戸田説教所にて呉東組聞名講の9月例会。

戸田という地名より、「小須磨」と呼ぶ方がピンとくる。

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先日の台風による大雨の影響で、戸田から仁方までの間が崖崩れで通行止めとなっている。

そのため、長浜・小坪からの海岸線を、マイカーかバイクでしか行くことができない状況。

 

今日のお参りは少ないかなと思っていたが、地元の会員の方を中心にたくさんのお参りをいただいた。

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バイクで説教所に向かう途中、この説教所を少し下りたところに、呉市教育委員会の看板を見つける。

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何と、ここには適塾(緒方洪庵塾)で西洋医学を学んだ三刀寛一郎の収集した資料がたくさん残っているのだそう。

同時代、宇都宮黙霖が大病にかかった際、仁方の名医 碓井玄硯が治療したと記録にあるので、仁方には名医が多かったのだろうか?と。

何はともあれ、新しい発見。

 

今日の例会は、浄徳寺住職による御消息の拝読と、法謙寺住職の法話。

そして、御示談。

「到彼岸と聞かせていただくが、到るとあるのを浄土真宗ではどのように味わうのでしょう?」との質問。

組内法中から、彼岸に到るというはたらきの中にいるのだと。

 

説教所の窓の外を見ると、海が広がり、その対岸には蒲刈が。

穏やかそうな海に見えても、ここから蒲刈へ泳いで渡ろうとしても、まず私は無理だろうなぁ。
でも、絶対大丈夫という船(願船)に乗せて渡らせてもらうと・・・。

その船に今乗せてもらっているということが、到彼岸の味わいなのかな。

 

ただ、船に乗せてもらって、絶対に大丈夫だからといわれても、ああだこうだと理屈を付け、不安や迷いを持っている自分がいる。

不断煩悩得涅槃

船の上でよかった。 

2013年9月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ (15)

9月9日(月)

今朝、2学期最初の読み聞かせ。

今回の担当は1年生。
一番前にずらりと椅子を並べて座り・・・。

今日、読んだのは『チリンのすず』。

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「この本、知ってますか?」

と尋ねると、ほとんど初めての様子。

「この絵本を書いたのは、やなせ・たかしさん。誰だか知ってる?」

「何か、聞いたことがある・・・。」

「アンパンマンの作者です!」

 

母をオオカミ「ウォー」に殺された子羊「チリン」。

オオカミよりも強くなりたいと、「ウォー」に弟子入り。

3年の歳月が過ぎ、ウォーとチリンは羊を襲おうと企てる。

ところがチリンはウォーをだまし、母の仇討ちを遂げる。

でも、 

「ぼくは おかあさんの かたきを とった。しかし ぼくの むねは ちっとも はれない。

ゆるしてくれ ウォー。おまえが しんで はじめて わかった。おまえは ぼくの せんせいで おとうさんだった。

ぼくは いつのまにか おまえをすきになって いたのだ。

もう ぼくは ひつじには かえることが できない。」

何とも考えさせられる結末。

 

「やられたらやり返す。倍返しだ!」という大好評のTVドラマ『半沢直樹』。

見ていてスカーッとするところもあるのだが、果たして・・・。

 

憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む。

 

第2次世界大戦後、敗戦国日本の処遇を決める議論のなか、セイロン(現スリランカ)のジャヤワルナダ氏が、釈尊のこの言葉を引用して賠償請求を放棄することを演説し、各国の賛同を得たため、今日の日本があるのだそう。

 

1年生には、この『チリンのすず』、どんなふうに感じたかな?

2013年9月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

講演とビデオの夕べ

9月8日(日)

今夜は年に一度の仏教壮年会・仏教婦人会の共催行事。

 

例年、御講師をお招きしての法話と、ビデオ鑑賞をしているのだが、30~40分のビデオにだんだんと限界を感じる。

ただ、ビデオを長いものにすると、今度は法話の時間を短くしなければならず、限られた時間のなかでそれも難しい・・・。

 

ということで、この度はおつとめの後、ビデオを中心にして、その前後に少しだけ話をすることに。

 

今日紹介したのは、今年1月に101歳でお亡くなりになった詩人、柴田トヨさん。

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『99歳の詩人 柴田トヨ ~心を救う言葉~』。

これは2010年の大晦日にNHKで放送されたもの。

その年は宮崎県の家畜に口蹄疫が発症したからと、たくさんの家畜が殺処分され、たくさんの農家の方が苦しんた。

そんななか、柴田トヨさんの詩に救われたのだと。

人生いつだってこれから。朝はかならずやってくる。

昨日、お母さんと娘さん2人が法事でお参りに来られ、少しそれに似た法話をした。

 

そのあと、娘さんから「いつもつらいことばかりなんですけど、どうしたら良いです?」と質問された。

「つらいことばかり?」と聞き返すと、「つらいことばっかりでもないですけど、どちらかというと・・・」と。

 

今年の8月、猛暑が連日続くと、「いつまで続くんだろう・・・」と愚痴をこぼしていた。

でも、夏の次には秋が来る。

当たり前のことかも知れないが、暑いあいだはそんなことが考えられない。

それと同じように、つらい時にはなかなか考えられないですよねぇと話をする。

 

でも、つらい時に「つらい」と言葉にできるっていいことだなと感じた。

今日の柴田トヨさんの詩を聞いていても、そんなことをふと思った。

 

 「自分に」

ぽたぽたと 蛇口から落ちる涙は 止まらない

どんなに辛く 悲しいことがあっても

いつまでも くよくよしていてはだめ

思いきり 蛇口をひねって 一気に涙を ながしてしまうの

さあ 新しいカップでコーヒーをのみましょう

 

11月には柴田トヨさんの半生を綴った映画『くじけないで』も公開されるそう。

 

2013年9月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

ゴッホ展

9月6日(金)

前売り券を買っていたのに、なかなか行く予定が立たず、ようやく広島県立美術館で開催中の『ゴッホ展』に。

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図録を買ったが、やっぱりこの人の絵は実際に見るのと、写真で見るのとでは全然違う。

3Dとまではいかないが、塗り重ねた絵の具でかなり立体感を感じる。

こうした表現方法もあるのだなぁと。

 

一番目に止まったのは、「あおむけの蟹」。

「あおむけの蟹」で検索すると、結構この絵が印象に残った方の多いこと。

 

でも、これも写真では分からないかも。

 

見るもの、聞くもの、ホンモノを見て、ホンモノを聞くことって大事なことだと改めて。

 

先日の台風で、里子のひまわりたちは少し倒れてしまったが、何とかがんばってる。

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2013年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

9月4日(水)

台風17号が早朝鹿児島に上陸し、朝からこのあたりも暴風雨。

早々と小学校から休校の連絡。

 

台風の進路をニュースで見ながら、今晩の法中会は・・・。

と思っていたが、午前中に温帯低気圧と変わり、そこからがらりと様子が変わった。

 

夕方には青空がひろがり、今宵は星空のもと、大広の真光寺にて法中会。

今日はそれほど大きな議題もなく、確認事項のみで終了。

 

帰宅して、第5回ご縁の会のポスター兼チラシを作成。

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作成といっても、日にち等を少しつついた程度で、あとの作業は担当部長におまかせ。

10月はいろいろと組内行事も重なり、報恩講と合わせて忙しい1ヶ月となりそう。
そんななかで、良いご縁があれば。

お問い合わせは、呉東組各寺院まで。

2013年9月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 納涼会

9月3日(火)

台風、秋雨前線の雨のなか、福島のひまわり、里子のひまわりの花が咲いた。

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7月に植えたからか、少し小ぶりなサイズで。

 

今夜は呉東組我聞会の納涼会。

みなさん、先日のお葬式があったから、欠席すると思ってみたいだが、せっかくの案内をいただいたので出席。

先日、父の葬式のことでいろいろと知るなかで、父が継職して4,5年くらいしてから副組長として組内の仕事をずっとしていたからと知って、なおさら組内のことを大切にと・・・。

いろいろなことがそれぞれにいろんなことがあるようだが、そのまんまの姿がそれぞれで良いのが大切なことかなと。

2013年9月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

雨の日曜日

8月25日(日)

昨日から久しぶりの雨。

渇いたところに恵みの雨と思っていたら、山陰地方では大雨の被害。呉にも大雨警報が。
そこまで降らなくても・・・と、勝手なことを思ってしまう。

 

父の通夜から1週間。

帳場で筆で書いていただいた香典帳を、パソコンに入力する作業がやっと完了。

たくさんの方にご縁をいただいたのだなぁと、分かる方はお顔を思い浮かべながら。

 

ただ、以前仏教壮年会の葬式をテーマとした話の中で、自分が家長になった時、まず親から香典帳を渡され、これだけの方にご縁になってるんだよと伝えられたという話を聞かせていただいたことがある。

自分がその身になって、改めてそのことを知らされる。

パソコンに入力したものの方が何かと便利ではあるが、紙の重み以上に香典帳に重みを感じる。

 

父の葬式の後、2件のお葬式のご縁をいただいた。

こちらのお悔やみの言葉の前に、御遺族の方、葬儀社の方に心遣いの言葉をかけていただく。

 

昨日の葬式は会館葬だったが、導師席に着こうとしたら、足元に何やら黒い・・・。

七条袈裟を着けているので、下をのぞき込むことができなかったが、1匹のコオロギがそこに。
踏まないようにと気をつけながら最後までおつとめしたが、ずっとその場所に。

何かご縁があったのだろうか?

 

何はともあれ、こうしてご縁に遇わせていただくことはありがたい。

 

この1週間の間には、初七日法要も。

お内仏で、長男が導師をつとめ、家族揃って『讃仏偈』のおつとめ。

 

8月もあとわずか。
寺報の作成、報恩講参りの日程調整・・・。
何とか夏バテしないよう、一つずつ。