我聞会忘年会

12月24日(土)

昨夜は冷え込むなか、我聞会の忘年会。

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現役会員6名、OB1名が参加。
お互いの一年の労をねぎらう。

 

ちょうど隣のテーブルでは誕生日会。

おじいちゃんらしき方の誕生日をお祝いして、3歳の女の子が「ハッピ~バ~スディ、トゥ~ユ~」と可愛く歌う。

歌が終わると、まったく知らない方ではあるが、自然と拍手でお祝い。
これもご縁である。

 

そして、今夜はクリスマス・イヴ。

イエス・キリストの誕生を祝う行事であるから、仏教徒には関係ない。なんてことをよく聞くが、隣の知らない方であっても、大切なことを祝っている方々に対し、「おめでとう」と祝福の気持ちを持つのも大切なことかと。

キリスト教をはじめ、他の宗教、文化からいろいろと学ぶ点も多い。
背を向けることなく、お互いの良いところを認め合おう。

 

今宵はキリスト教徒の方々に敬意を表して、メリークリスマス。

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2011年12月24日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

キンナラ・アルパナ 東日本大震災ベネフィットコンサート

12月22日(木)

午後2時より川尻の光明寺にて、「キンナラ・アルパナ 東日本大震災ベネフィットコンサート」が開かれた。

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東日本大震災支援のため、アメリカからやってきた2つのグループ。

緊那羅グループは、1969年ロサンゼルスの洗心寺にて、仏教と仏教文化を学ぶグループとして結成され、雅楽・舞楽は東儀季信師(前宮内庁学部楽師・UCLA教授)のもとで指導を受けている。(1968-2009)

緊那羅太鼓は、新しい邦楽パフォーマンスアートとして設立され、この新しい太鼓のスタイルは、アメリカの浄土真宗のお寺の間に広まっていった。

アルパナ ダンスカンパニーは、カリフォルニア州アーバインを拠点として活動。
ハリシャンカー・ランヤ女史の指導の下、アメリカ・ヨーロッパ・インドで公演をし、これまで開いたチャリティー公演では75,000ドル以上を寄付しているのだそう。

 

このたびのコンサートは、昨日が広島別院。そして今日は光明寺(呉東組後援)で開かれた。

「ベネフィット(benefit)」とは、利益とか恩恵、また慈善事業のことを意味する英語。

ちなみに、よく耳にする「チャリティー」とはどう違うのか?

 

チャリティー(charity)とは、キリスト教の《愛》(ギリシャ語でアガペー)のラテン語訳が「カリタス(caritas)」。そのカリタスにあたる英語がチャリティーなのだそう。

カリタスとはイエス・キリストの十字架において啓示された人間に注がれる神の愛、また、それに応えて人間が神と隣人に示す愛を意味することばに由来する。

だから、チャリティーコンサートではなく、ベネフィットコンサート。

 

仏教では、喜捨とか布施にあたることば。

コンサートは入場無料であったが、この志を受けて施しを。

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法務のため、残念ながら前半の雅楽は見れなかったが、アルパナのインド舞踊、緊那羅太鼓とアルパナのコラボレーションは見せていただいた。

廊下に立ち見するほど、たくさんの方がご来場。

「日本人以上に日本のこころを大切にしてるねぇ」との声を聞く。

 

如来よりいただいた願いをこころに。

2011年12月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

年回法要の案内

12月20日(火)

報恩講も一段落し、今日は一日案内状づくり。

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来年(平成24年)年回法要の当たっておられるお宅へご案内ハガキを。

年回法要とは、年忌法要とも呼ばれ、故人の御命日を御縁に営む法事のこと。
ただし、浄土真宗の場合は、追善供養の法事ではない。

『歎異抄』第五条に、親鸞聖人のことばとして、

親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏申したること、いまだ候はず。そのゆゑは、一切の有情はみなもつて世々生々の父母・兄弟なり。いづれもいづれも、この順次生に仏に成りてたすけ候ふべきなり。わがちからにてはげむ善にても候はばこそ、念仏を回向して父母をもたすけ候はめ。ただ自力をすてて、いそぎ浄土のさとりをひらきなば、六道・四生のあひだ、いづれの業苦にしづめりとも、神通方便をもつて、まづ有縁を度すべきなりと云々。

と、出てくる。

追善供養のための法事ではなく、亡くなられた方に導かれ、今私がお念仏に出遇う大切なご縁。

そのご縁をいただくからこそ、故人を敬い、尊ぶこころがそこに湧いてくる。

 

来年、年回法要が当たっているのは、

     一周忌    平成23(2011)年に亡くなられた方
     三回忌    平成22(2010)年に亡くなられた方
     七回忌    平成18(2006)年に亡くなられた方
   十三回忌    平成12(2000)年に亡くなられた方
   十七回忌    平成 8(1996)年に亡くなられた方
 二十五回忌    昭和63(1988)年に亡くなられた方
 三十三回忌    昭和55(1980)年に亡くなられた方
   五十回忌    昭和38(1963)年に亡くなられた方
    百回忌    大正 2(1913)年に亡くなられた方

このうち、一周忌と三回忌は亡くなられてから2年続くので案内は送らず、七回忌から五十回忌に当たっているお宅へ案内状を送っている。

 

パソコンの寺院管理ソフトを使ってこれらの案内状を作るのだが、何から何まで自動でしてくれるわけではない。

この案内状を世話係の方にお手伝いいただいて、配っていただけるお宅へは配っていただき、それ以外のお宅へは郵送。

配っていただけるハガキと郵送するハガキを仕分け、配っていただけるハガキは地区ごと、世話係ごとに仕分けていく。

 

今日は一日、チェック作業。

世話係の方には、近いうちにお世話になります。

2011年12月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

真光寺報恩講

12月19日(月)

今日は昼から広の真光寺報恩講御満座へ。

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仁方浄徳寺の若院が初めて導師をつとめ、善通寺と専徳寺がご一緒させていただく。

 

これで、今年の報恩講、つとめあい(寺同士が参り合うこと)も終了。

住蓮寺にはじまり、浄円寺・呉専徳寺・善通寺と続いて、最後に真光寺。

年によっては雪がちらつくこともあったが、今年はどのお寺も青空の下。

 

あとは年が明けて御正忌。

小坪説教所が10日昼席から11日昼席まで。
そして、専徳寺が14日夜席から16日朝席まで。
どちらも例年どおり住職がつとめる予定。

本願寺では、9日から16日まで。

どうぞ、お誘いあわせてお参りを。

2011年12月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

報恩講参りも一段落

12月16日(金)

今日で東小坪の報恩講が終了。

9月に小坪からはじまった報恩講参りも、これで一段落。

戸別の報恩講参りがあと少し残っているものの、地区ごとに回るのを終えた。

 

今年は何とか体調も崩さず、喉を痛めて声が出なくなることもなく、ここまで来れた。

例年よりも暖かく、白い息を吐きながらということがなかった。
それも1つの要因かも知れない。

 

ただ、今朝は冷え込み、午後からはチラチラと初雪。

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冷え込んだことで、島が浮かんで見える“浮島現象”が見られた。

これは、暖かい海面上に冷たい空気があるとき、そこを通る光が強く屈折してこのように見えるのだそう。

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それから、頼んでおいた図録が届いた。

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東京国立博物館で先日閉幕した『法然と親鸞 ゆかりの名宝』展の図録と、BE@RBRICKとのコラボで、額に白毫の付いた阿弥陀ベア。

朝日新聞社のオンラインショップで販売しているのを知って購入。

図録は、予想以上に分厚かった。
これだけ博物館で見ようと思ったら、さぞかし時間がかかったことだろう。

 

ついでに、夏に奈良国立博物館で開かれた『天竺へ 三蔵法師3万キロの旅』の図録も扱っていたので、一緒に購入。

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こちらはキューピー人形とのコラボで、三蔵法師・孫悟空・猪八戒・沙悟浄のストラップ付き。

 

今どきの特別展は、こうした限定コラボ商品も。

2011年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広島別院報恩講

12月15日(木)

今日は午前中に東小坪の報恩講。

午後1時30分より広島別院の報恩講に。

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広島別院の報恩講は13日から16日まで勤められるが、15日と16日の法要には、安芸教区25組から各1名ずつ出勤して報恩講を勤める。

呉東組は今日(15日)。

 

このたび初めて組の代表として報恩講に出勤させていただいた。

12時40分集合だったが、少し早めに到着。
それでも、すでに境内は車・車・バス・・・。

 

到着して、新しく出来た安芸門徒会館でお斎をいただく。

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お斎には、

お斎とは、法要・法座の参拝者にお出しをする精進料理のことです。
み仏のお慈悲の心を聴聞し、みなさんと共にみ仏の御前で、すべての恵みに感謝しながら会食いたしましょう。
               本願寺広島別院

と、書かれた紙が巻かれ、箸袋に(新)食事のことば。

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そのお斎をいただき、本堂裏の香房で別院の色衣と五条袈裟を着け、1時30分より法要に。

広島別院輪番導師のもと、「正信念仏偈 第二種」のおつとめ。

そのあと、副輪番が『御俗姓』を拝読。

 

満堂の法要の御縁に遇わせていただいた。

 

2011年12月15日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会報恩講

12月14日(水)

朝9時から仏教婦人会の皆さんが集まって、本堂の清掃。

毎年仏教婦人会の報恩講を勤める前に、一年間溜まったほこりを大掃除。

そして、きれいになった本堂で報恩講をつとめる。

 

それがいつもの婦人会の報恩講であったが、今日は阿賀と黒瀬で葬式があり、時間の調整が付かないため、婦人会の報恩講は前住職がつとめることに。

 

明日は午前中、東小坪の報恩講をつとめ、そのあと広島別院の報恩講に。

 

 

2011年12月14日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組忘年会

12月13日(火)

今日は午前中、長浜胡子地区の報恩講。

これで長浜地区は個別の数件を残すのみ。

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後は東小坪地区が2日間。

今年は9月のお彼岸前からはじめた報恩講参りも何とか一段落を迎えそう。

 

今夜は呉東組の忘年会。

今年もいろいろと組内行事があり、お互いにその一年の労をねぎらう会である。

昨日、今年を表す漢字一文字が、毎年恒例の清水寺貫首さんの手により「絆」と表された。

「絆」とは、元々犬や馬などの動物を繋ぎとめておく綱のことをいい、そこから家族や友人など人と人とを離れがたくしている結びつきを「絆」というようになったのだそう。

 

忘年会といいながら、なかなか「忘」とはいかないもの。

特に今年は大きな出来事がたくさんあった。

忘れることのないよう、こころに繋ぎとめておきたい。

輪袈裟につけた『願』のバッジを見るたびにそれを思う。

2011年12月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

皆既月食

12月10日(土)

今夜は皆既月食。

専徳寺境内の親鸞聖人像の前で約2時間、ダウンジャケットに手袋・マフラーと防寒対策をしっかりして鑑賞。

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カメラで皆既月食の模様を撮影しようと試みるも、うまくいかず。

そこで、ビデオで撮影して静止画保存することに。

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午後10時前に欠け初め、

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欠けた瞬間、雲に覆われてしばらく見えなくなる。

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その後、雲から出てきたら、皆既月食の赤い月。

また戻っていく様子を見ようと思ったが、再び雲隠れ。

 

今年は各地で天変地異。
大変な一年であったが、最後は皆既月食で締めくくり。

 

きれいな星空と皆既月食を眺めながら、

月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人のこころにぞ住む

法然聖人の歌がふと心に浮かぶ。
 

親鸞聖人750回大遠忌、法然聖人800回大遠忌の年にまたひとつ不思議な御縁をいただいた。

2011年12月11日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

善通寺報恩講

12月10日(土)

今日は昼から善通寺の報恩講御満座に。

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毎年この日に、広の町田・塩焼・徳丸地区の報恩講を勤める。

以前は善通寺でお斎が用意されていたので、それまでに勤めるようにしていたが、数年前から広地区寺院の申し合わせで、お斎はしないこととなった。
それでも、その頃の名残で、この地区の報恩講はこの日。

 

専徳寺の報恩講は、世話係の方へお願いをして日程を各家庭に知らせていただき、お参りさせていただいている。
世話係のいない地域でも、専徳寺門徒のお宅がかたまっている地域にはハガキで案内をしてお参り。

それ以外の方は、電話等で報恩講の依頼をされたお宅にお参りさせていただくことになっている。

 

今日はそんなことで、広地区以外に依頼のあった郷原と仁方のお宅にも報恩講参りに。

 

善通寺の報恩講では、導師を勤めさせていただく。

善通寺の七条袈裟を着け、広の真光寺・郷原の浄光寺の御住職と一緒に、正信偈第二種の法要。

 

今夜は皆既月食。

晴れてはいるが、寒い夜となりそうだ。

2011年12月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku