専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
12月3日(火)
昨日の通り報恩講先で、御仏間に入るとパッとハスワークの蓮が目に飛び込む。
お仏壇の隣にとっても綺麗に飾っておられたので、お参りした後写真を一枚。
今日は午後から府中市の明浄寺前住職様の三回忌にお参り。
早くに予定をお聞きしていたので、午前中予定を入れず、ゆっくり行けたらいいなぁと思っていたけれど、来年の年回案内の印刷に手間取って、ギリギリの出発。。。
一昨年のお葬式は雪模様、昨年の一周忌は穏やか、そして今年は暖か。
3年連続、師走の明浄寺詣で。
こちらのお供えはいつも趣向が異なり、見ていて何だか楽しくなる。
年を重ねて分かる世界があるとのご縁。
次は4年後の七回忌。
どんなご縁となるのだろう。と、ふと。
12月1日(日)
ともかくも あなたまかせの 年の暮れ
早いもので、今年も師走。
今年は宇都宮黙霖生誕200年。
その締めくくりとなる記念行事《専徳寺寄席》を12月22日に開催。
広南中学校で落語を指導しているジャンボ衣笠さんを招いて、創作落語『黙霖物語』他、落語を。
そして、前座として広南中学校 日向亭ifさんの出演も決まったため、チラシを用意。
いい寄席となるよう、少しずつ準備中。
今夜は今年最後の呉東組法中会が川尻真光寺にて。
本願寺のポスターや本願寺手帳をいただくと、いよいよ年末だなと。
まだまだこれから1ヶ月、いろいろあるけれど、あなた(阿弥陀さま)まかせの 年の暮れ。
11月28日(木)
今週になっていよいよ冷え込んできたので、月曜日にようやく夏用白衣から冬用白衣に。
と言っても、昼間はそれほど寒くも無く、どちらかと言えば汗ばむほど。
ただいま長浜の通り報恩講。
「今年の銀杏はなかなか色づかないですねぇ。年を越すんでしょうか?」
と。
いつもなら、12月8日の仏教壮年会の境内清掃にはほぼ散っている状態なのに、今年はまだまだと思っていたら。。。
昨日から荒れ模様。
今日は一日強風で、一気に銀杏が散り始め。
これまでなら、どうせ散るのだからと思っていたけれど、どうせ掃除しなければいけないのだからと、マキタのブロア&集じん機でせっせと落ち葉を吸引。
あっという間でもなく、3回ほどバッテリーを充電交換しながら、40リットルのゴミ袋いっぱいに。
そして、玄関先で来客の応対をしていると、その後ろにまるで、
ゆきやこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も 綿帽子かぶり
枯れ木残らず 花が咲く
銀杏もこんこ。。。
そっちばかりが気になって。。。
でも、このブロア&集じん機は今年のMVP候補のはたらき。
11月18日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は2年生。
前回『火の鳥』をこの2年生で読んで、そのあとずっと他の学年でも読んできた。
まだ5年生を担当していないので、そこだけ読んでいないけれど、久しぶりに違う絵本を読むことに。
教室に入ると、後ろの壁に、「ふしぎな魚」と題して、思い思いの魚の絵が貼ってあったので、ちょうどよかったかも。
読んだ絵本は、
『クジラがしんだら』 (江口絵理 文・かわぐちしゅんいち 絵)
深海は、日の光が差さず、生きものが少なく、食べ物が少ないところです。
ところがごくたまに、突然、上から巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが、命を終えたクジラです。
クジラの体は、長ければ100年にもわたって、そこに集うさまざまな生きものの命を支え続けるといいます。
本作は、深海という厳しい世界にくらす生きものたちの、しられざる大宴会を描いた物語絵本です。
私たちの目には見えないところで、何日も何年も食べることができないで生きている生きものたち。
鳥羽水族館でダイオウグソクムシが5年も絶食したまま亡くなったニュースが以前あった。
何と、グソクムシは、一度に自らの体重の45%のエサを食べてしまうのだと。
《参考》NHKサイカル(https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2023/04/story/oogusokumushi/)
私たちの目には見えない海の底で繰り広げられる命の物語。
無事終わって廊下を歩いていると、大きなヘチマが。
その向こうに見える光景は、昨夜放送の『海に眠るダイヤモンド』に隣の広南中学校で撮影されたシーンと一緒。
午後から真徳会館の報恩講へ。