専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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9月26日(木)
今朝の席で秋季彼岸会も御満座。
今朝は、正信偈の「重誓名声聞十方」よりお味わい。
所によっては難しくなってきている“あいさつ”や“こえかけ”の話を聞かせていただいて、声が届くことの大切さを。

高齢になってくると、視力の衰え、そして聴力の衰えがやってくる。
先日、お世話になっているユニバーサルサウンドデザイン株式会社が企画・監修したショートムービーを観た。
『気づかなくてごめんね』 (https://www.comuoon.jp/)
石倉三郎さん主演。
現在難聴から認知症と誤解されるケースが少なくないようで、そのことをもっと世に知ってほしいと作られた作品。
聞こえないから不安になり、そしてあきらめる。
以前、「認知症の母が、父の祥月命日に施設から一時帰宅するからお参りして欲しい」と、お宅へお参りに行った。
「帰命無量寿如来」と正信偈をとなえると、後ろから「南無不可思議光」と一緒におつとめする声が聞こえてきたので、ずっとその声と一緒におつとめ。
おつとめが終わった後、「お母さん、私感動したわ!お経も見ずに最後までおつとめしてたじゃない!」と娘さん。
お母さんは何もなかったような顔をして座っていらっしゃる。
そのおつとめの声が私の声だとは分からなくても、ちゃんと届いたことが、嬉しくもあり、ありがたいご縁だった。
重誓名声聞十方
ようこそのお参りでした。
9月25日(水)
昨夜に引き続いて秋季彼岸会。
朝席では、正信偈の話の前に、『教行信証』より。
「信頼」「信用」、それがなければ。。。
信頼・信用のない世界だと、すべてを疑い、穏やかな顔して生きてはいられない。
でも、今はその信頼・信用を利用した犯罪も多いこと。。。
よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします。(歎異抄)
「正真の信」は、ただ念仏のみのお味わい。
朝席が終わり、法事を1件済ませ、広南中学校学校関係者評価委員会に出席。
久しぶりに各学年を参観し、いろいろと今年度のお話を。
来たる10月12日(土)。文化活動発表会を楽しみに。
昼席は、「正信念仏偈」のお題のこころ。
みんながみんな、〈自分が正しい〉と主張すると、ケンカになってしまうと。
夜席では、いよいよ正信偈の本題に入り、法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所。
どうして、私たちは迷い、悲しみ、苦しむのか。
それは、“こころ”があるからだと。
そんな中、「サザエさん症候群」というのを初めて聞いた。
日曜日の夕方、翌日(月曜日)からまた通学・通勤が始まることに対する不安や憂鬱から起こる症状だとか。
いろんなお悩みをそれぞれに。。。
如来の作願をたづぬれば
苦悩の有情をすてずして
回向を首としたまひて
大悲心をば成就せり
ようこそのお参りでした。
9月24日(火)
心配された台風17号も過ぎ、今夜から秋季彼岸会。
夜になると、庭から聞こえてくるのは、コオロギやスズムシの大合唱。
このたびの御講師は、蒲刈 淨泉寺 東元晃慈師。
2度目のご縁。
親鸞聖人は、
ただ後世のことは、よき人にもあしきにも、おなじやうに生死出づべき道をば、ただ一すぢに仰せられ候ひし・・・ (恵信尼消息)
生死出づべき道を求め、法然聖人に出会い、そして浄土真宗を。
その浄土真宗を開かれたとされるのが、教行信証(草稿本)を著された元仁元年(1224)。御年52歳の時。(立教開宗)
今夜は親鸞聖人の御生涯を通して、「恩」のお味わい。
親鸞聖人も、私も、すべて生死(迷い)を。
そこから出づべき道を迷わぬように
お念仏。
ようこそのお参りでした。
9月20日(金)
暑さ寒さも彼岸まで
今朝はちょっとひんやり。
ここのところ、毎朝螺山からたくさんのヒヨドリが西の空へ飛んでいく姿を見かけるようになり、境内には小さなキツツキ“コゲラ”が飛んでくるように。
昨日、今年の報恩講参りがスタート。
そして、今朝は報恩講に出かける前、広南小学校の2年生が町探検で専徳寺へ。
境内をまわって、いろんなことを発見するのだそう。
あの中(本堂)には何があるんですか?
中には「ほとけさま」がおられます。
ほ、ほんものですか?!
・・・
木で出来た仏さまです。
この木は何ですか?
「クロガネモチ」という木です。
おもちが出来るんですか?
おもちは出来ないけど、赤い実が出来るよ。
などなど、次々とやって来る、かわいらしい2年生の質問に答えて、報恩講へ。
明日からの3連休は雨予報。
台風の心配も。
どうぞ、お気をつけて。
おりんふたつ
さがしても
さがしても
みつからない
大切なものがおりんふたつ 鳴らすと
きこえてきますきみょうむりょうじゅにょらい
なむふかしぎこう(宇野正一 『樹にきく 花にきく』)