専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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6月8日(木)
昨日梅雨入りしたらしいが、今日は青空が。
今日・明日と、本願寺広島別院では総講習会。
総講習会百周年記念に大谷光真前ご門主様を御講師にお迎えし、基調講演が予定されていたけれど、午後から広南小学校の参観日・懇談会・PTCと重なって。。。
今日の参観日、3年生は国語。
全員が順番に「話したいな うれしかったこと」をスピーチ。
次男は、捕まえたザリガニにエサをあげたことを。
3年生にもなると、だんだん緊張する子もいたりするけど、みんなしっかりと。
PTCでは、親子でドッチボール。そして、懇談会。
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今夜は、仏教壮年会の6月例会。
先日の呉東組団体参拝でいただいた『伝灯奉告法要御満座の御消息』
そのコピーと、法要初日の御親教「念仏者の生き方」(本願寺ホームページ)お配りして。
6月5日(月)に広島別院で、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)安芸教区委員会が開かれ、その席で
この御親教「念仏者の生き方」をもととし、あらゆる人々が自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に向け、門信徒と僧侶が積極的に現実の課題と向き合い、協議する
と話に出たので、早速今日の例会で「念仏者の生き方」を読み、お味わい。
「少欲知足」 「和顔愛語」
例会が終わった後、団体参拝に御一緒した会員の方より写真をいただいた。
ようこそのお参りでした。
6月5日(月)
5月30日にホトトギスの忍び音(初鳴き)を聞いて、最初ほどではなくなってきたけど、時折まだ螺山から聞こえてくる。
「本尊かけたか」。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は4年生。
ホトトギスで、『よぶこどり』(浜田廣介作・いもとようこ絵)を思い出し、それにしようかと引っぱり出した。
よぶこどりは、ホトトギスと同じ仲間のカッコウのお話。
良い話なんだけど。。。
ちょっと今日読むには長い。。。
そこで、今日読んだ本は、
同じ作者の『たぬきのちょうちん』(浜田廣介作・いもとようこ絵)。
おじいさんタヌキが、遠くを眺めていると、孫のタヌキがやって来て、何を眺めているの?と尋ねる。
おじいさんは昔のことを思い出し、孫にその話を聞かせる。
おじいさんタヌキが小さかった頃の話。
生まれつき利口ではないからと、そのおじいさんのおじいさんタヌキから、 「なにか一つをしっかりおぼえて、やくにたてればそれでよい」 と、バカの一つおぼえでもいいから、何に化けたいか言ってみなさいと。
小さかったおじいさんタヌキは、考えて考えて、「ちょうちん」になりたいと。
それから、化け方を一生懸命教わって、ちょうちんに化けた。
誰かが持つちょうちんではなく、祭の晩に柳の下にただぶら下がっているだけのちょうちん。
でも、その下を通る人が、誰が用意してくれたか分からないけど、細い橋の足元を照らしてくれて、ありがたいちょうちんだと思っているのが分かる。
ただ、そのことを思い出すだけでうれしくなると。
それを聞いて、孫もその方法を教えて!とおじいさんに。
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とってもほんわかとしたやさしいお話。
そのあとの感想で、「タヌキはいつも畑をぐちゃぐちゃにして悪さをするのに、こんなやさしい良いタヌキもいるんだと思いました」と。
悪い、良い。 ホトトギスは、托卵といって、ウグイスなどの巣に卵を産み、ウグイスのヒナよりも早くかえり、他のウグイスの卵は落としてしまう。
そして、我が子と信じて疑わないウグイスは、せっせせっせと自分より大きなヒナにエサを運ぶ。
それだけを聞くと、何てひどい鳥なんだと思うけど、今子孫を残すため、昼夜を問わず鳴き続けるホトトギスの声を聞いていると、それはそれで大変ないのちを生きてるんだなと、ふと。
良い、悪いって。。。
6月4日(日)
団体参拝に御一緒したご門徒さんが、参拝したときの記念品の中に入っていた本願寺新報に、専徳寺のご門徒さんの記事を見つけたとの連絡が。
え!?と、まだ袋に入ったままの記念品の袋を急いで開けると、「次につなげたい」と。
3月末に本山に参拝して、取材を受けたこと。その取材をした記者と話をしていたら、どうやら私の友人だったと、いろいろと土産話を聞いて、毎回本願寺新報、大乗、宗報、くまなく見ていたけれど見つからず、これは法要が終わった後にでも出るのかなぁと思っていたら、何と『本願寺新報』の法要の特別号に。
それぞれの思いをつなぐこのたびの法要。
『京都新聞』に法要を終えられたご門主の記事。
浄土真宗本願寺派の大谷光淳門主(39)が2日、門主就任を内外に披露してきた「伝灯奉告法要」を5月31日に終えたのを受けて、本山・西本願寺(京都市下京区)で記者会見した。「多くの皆さんに参拝してもらい、感謝している」と述べた。 大谷門主は、昨年10月から、10期80日間にわたった法要を、「門主として務めることにプレッシャーもあったが、無事終えることができて安心している」と振り返った。最終日は、団体参拝のバスの見送りに立ったといい、「手を振る人々の笑顔が忘れられない。門徒の方々の気持ちを大切にし、これからも努めていきたい」と話した。 今後は「都市部の住民や若い世代など、これまで教えに触れる機会の少なかった人に積極的に伝えていきたい」との意向を示した。原発について、関連産業に従事する門徒に配慮を示しながらも「100%安全でないと、安全とは言えないのではないか」と、再稼働に懸念を表明した。 また本願寺派は2日、期間中に延べ45万4996人が西本願寺を訪れ、延べ15万4015人が法要に参加したと発表した。
最終日にお見送りになられた時の「手を振る人々の笑顔が忘れられない」と。
尊いご縁にお参りさせて頂きました。
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その疲れの癒えぬまま、今夜は光明寺にて月に一度の法中会。
大きな法要が終わり、また次に向かっていろいろと。
5月31日(水)~6月2日(金)
呉東組団体参拝第2弾。
このたびの伝灯奉告法要の呉東組団体参拝は、3月の1泊2日コースと5月の2泊3日コース。
2パターンを用意。
当山専徳寺は、せっかくなのでどちらも募集したら、3月も5月もそれぞれ10名ほどの申し込み。
今回は、呉東組全体でバス3台、総勢128名参拝。
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5月31日(水)
朝5時40分に長浜桟橋からバスに乗車。
朝早いとは言え、一番乗りの仁方からの参加者は5時15分乗車!
その時間が気になって、前夜はぐっすり寝れず、しかも夜中じゅう外からホトトギスの声。。。
それでも何とか起き、無事乗車して、上山。
昼前に大谷本廟へ到着。 納骨を済ませて明著堂へ。
そして、本願寺の伝灯奉告法要御満座参拝。
3月は阿弥陀堂、今回は御影堂に。
堂内は蒸し暑く、途中気分の悪くなられた方もおられたけど、無事御満座。 安芸教区の赤いスカーフはよく目立つ。
法要終了後、伝灯奉告法要御満座の御消息発布式。(御消息は本願寺ホームページに。)
仏さまのような執われのない完全に清らかな行いはできなくても、 それぞれの場で念仏者の生き方を目指し、精一杯努めさせていただくことが大切です。
その後の帰敬式が大幅に遅れて行われる。
120名ほどの受式者の中、呉東組からは21名が受式。(内専徳寺2名)
御影堂の外されていた扉が全部はめられ、薄暗い中でご門主さま直々に厳粛なる受式。
終わってバスに向かうと、何と帰敬式を終えられたご門主さまが着替えを済ませ、お裏方さま、敬さま、総局、職員の皆さんと一緒にバスの見送りを。
感動の中、一行は、滋賀県おごと温泉へ。 夜は大宴会。何故か、「広島カープ おめでとう日本一!」。
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6月1日(木)
昨夜、雷雨だったとか。
一行は、三重県にある真宗高田派の本山、専修寺へ。 御影堂(みえいどう)
如来堂
そして、宝物館を案内していただく。 お昼は、伊勢神宮の門前、おかげ横丁。
高速道路のリフレッシュ工事の大渋滞を避け、下の道を。。。
お泊まりは長島温泉。連日の宴会。
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6月2日(金) 昨夜も激しい雷雨があったらしい。
宿を出て、なばなの里へ。
たくさんのベコニアやバラ、アジサイに囲まれて、疲れを癒やし、 蓮如上人創建、三河一向一揆のゆかりの本宗寺に参拝。
境内には、蓮如上人の御遺徳を偲ぶご門徒さんが、上人のお髭を石に貼り付けたと伝えられる御髭石なるものも。
お寺をあとにし、関ヶ原で昼食をとり、あとは延々と呉までバス移動。。。
帰宅したのは9時。
御一緒したご門徒さん、御同行のみなさんが、口々に「良かったです」「いいご縁でした」と笑顔で仰ってくださるので、ホッと。
荒れ模様の予報だった天気も、荒れたのは夜だけ。
おかげさまで無事終了。
ようこそのご参加でした。
どなたさまもお疲れが出ませぬよう。
5月29日(月)
今日も青空の広がる月曜日。
今朝、螺山からホトトギスの声がよく聞こえてきた。
今年もおかえり。
今朝は、ウグイスにエナガ、いろんな鳥たちが歌う。
今朝の広南小学校読み聞かせ、担当は3年生。
次男のいる3年生教室。
何がいいかなぁと。。。
先日図工で歯みがきのポスターを描いたと聞いたのを、ふと思い出し、2年ぶりに読んだ本、
『えんまのはいしゃ』 (くすのきしげのり 作 二見正直 絵)
「おまえは、かんじゃに さんざん いたいおもいを させてきたであろう!!」
「いえいえ わたしの うでまえは たしかに てんかいち。」
いきているときのいいかげんな ちりょうを えんまさまに せめたてられた はいしゃは、 いいのがれをして、なんとか じごくに おくられないよう たちまわります。
ほらふき はいしゃに ふりまわされるえんまさまと じごくのおにたちの、 ゆかいな おはなしです。
閻魔さま、鬼たちが「いたいというものは勇気のないものです」との歯医者の言葉どおり、我慢して「いたい」と言わず、それを見ていた他の鬼たちは、こんな思いはしたくないと、それから歯みがきをせっせとするように。
なるほど、天下一の歯医者とは、虫歯の患者を治すよりも出さないようにすることか。
読み終わって教室の後ろの壁を眺めると、みんなの歯みがきのポスターが貼ってあるのに、我が子の絵がない!!
でも、帰りに階段の踊り場で目がとまる。
我が子のポスターはこんなところに。
歯を大切に。6月4日は虫歯予防デー。
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午前中、法事を1件済ませて、広南中学校へ。
今日は広南小学校・中学校合同の学校関係者評価委員会。
1年生から9年生まで参観して、いろいろと協議。
みんな、みんな、がんばってる。
がんばってるといえば、昨年、中学校の校庭に植えられた桜島大根。
大きく育ち、花が咲き、たくさんの実がなり、たくさんの種が。
こんなにたくさんの種、今度はどうなるんだろう。。。