専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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5月27日(土)
今日は住蓮寺にて初参式。
5月21日の親鸞聖人御誕生をお祝いして、毎年その日に近い土曜日に住蓮寺・専徳寺が交互に行っている初参式。
今年は、5月20日(土)が広南小・中学校の運動会と重なったため、本日開催。
今年は8名のお子さんが受式。
らいはいのうた、御消息の拝読、そしてお祝いの法話。
今年は『また おこられてん』の絵本を読んで、仏さまの願いについてお話。
おってくれたら ええです。 おるだけで ええです。
いつもはおこりんぼマシーンのようなお母さんの本当の願い。
その願いを知ったけんたろう君は。。。
そのあと、婦人会の皆さんより記念品が贈られ、記念撮影。
このご縁を大切に。
ようこそのお参りでした。
5月26日(金)
今日は午後4時30分より、広ステーションホテルにて、呉東組総代会総会。
総会と研修会と親睦会。
専徳寺からは総代2名出席。
昨年11月に呉東組同朋研修会が開かれた。
それまでは、主に組内寺院の法中・寺族の研修会として開かれていたのを、昨年度はこの問題は寺だけの問題でないとのことで、呉東組総代会、仏教壮年会連盟、仏教婦人会連盟、各教化団体の長も一緒に研修。
その席で、総代会会長より、ぜひ総代会総会でもこの問題を取り上げたいとのご意向を受けて。
講師は、組内の同朋委員、法幢寺若院。 無意識のうちにしている差別、また、これは「差別的な用語」と意識して自分では使わないと意識する差別。
「御同行・御同朋」、御開山親鸞聖人のこころをいただく。
そのあと、親睦会。
御一緒した他所のお寺の総代さんから、腹が立ったときとか、「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」ってお念仏称えたら、意味は分からないけど、すっとおさまるんですよと。
意味は分からないとは仰るけど、お念仏をいただいた時、ふとわが身をふりかえるんだろうなぁと。。。
明日は住蓮寺にて初参式。
5月25日(木)
朝まで少し雨が残っていたけど、朝席が終わる頃には陽が射して。 今朝の席で永代経法要も御満座。
「なもあみだぶつ」のお念仏に、阿弥陀さまの願い、そして仏となられた先人の願いが込められ、それをいただくご縁。
ちゃんとその願い届いてますよと、「なもあみだぶつ」。
続いて、ようこそのお参りでした。
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法座が終わって、後片付けを総代のみなさんと一緒にして、そのあと臨時総代会。
今年度で総代の任期を迎えるにあたり、人事の確認。
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そして、お昼前に広南小学校3年生が。 今日は地元のゲストティーチャー山根先生から境内でいろいろとお話を。
どうやら、近々私が詳しい話をするのかな?と、そばで聞かせていただく。
住蓮寺、専徳寺、入江神社とまわりながら、地域の歴史を学ぶ。
ちゃんと伝えられるよう、準備をしておかなければ。
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午後から旅行社と来週に迫った呉東組団体参拝の最終打ち合わせ。
無事、「良いご縁でした」と帰宅できますように。
5月24日(水)
今日は朝から雨。
週間天気予報、随分前からチェックはしていたけど、いつこんな天気に変わったのか。。。
今日は朝・昼・夜と永代経法要。
朝の席で、「五劫思惟之摂受」のお話が。
五劫。
「寿限無・寿限無・五劫のすり切れ・・・」と落語でもおなじみの「五劫」。
とてつもなく長い長い時間をかけて、というより、それだけの長い時間をかけなければならなかった私の姿。
それでも迷う私に、往き先を。 永代経、先に往かれた方々が導いてくださって、今遇えたご縁を今度は次へ次へと永代にわたって。。。
今朝、お参り来られた御同行より、築地本願寺参拝記念の華葩を。
インクジェットプリンタで、色あせない印刷が出来れば、当山でも出来そうなのにな。。。
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夜席では、根っ子を抜かないと意味がないとの話を。
草の上っ面だけを抜いたところで、根っ子が残っていると、また次から次へと草は生える。
私たちの煩悩も、根っ子が残ってるから、どんどん湧き出てくる。
不断煩悩得涅槃 私たちには根っ子が残ったまんまだけど、それでも阿弥陀さまの願いに包まれて。
明日の朝席で御満座。
足もとの悪い中をようこそのお参りでした。
5月23日(火)
呉東組仏教婦人会連盟の総会が終わり、夕方、黒瀬へお通夜。
葬儀社を介さずにご自宅での家族葬と、初めてのスタイル。
本来は地域の講中でされているのを、家族葬でするからと、お棺の用意から何から何までご親族で。。。
帰宅して、今夜より当山の永代経法要。
御講師は、三原市大和町 明圓寺 内藤良誠師。
高田専修寺蔵国宝本の浄土和讃、「摂取」の左訓、「摂めとる。ひとたびとりて永く捨てぬなり。摂はものの逃ぐるを追はへとるなり。摂はをさめとる、取は迎へとる」との話より。
どんなに迷おうとも、どうにかして救わずにはおれないぞのお呼び声が私に。
あの手この手でのおはたらき。
ふりかえって、ふと、「あれもそうだったんだな」と、我が身に引き寄せながら。
ようこそのお参りでした。
明日もお誘いあわせてお参りを。