専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月3日(月)
午前11時より、広の真光寺において、呉東組聞名講の委員会。
年に一度、各地区の委員の方が集まって、それぞれに集めた会費の徴収。
そして、平成25年度の行事報告・決算報告、平成26年度の行事予定・予算などが審議される。
現在講員数1,059名。
1,000名を超えるとはいいながら、講員の高齢化。
どんどん減ってきて、来年度はひょっとすると1,000名を切ってしまうかも。
誘いあって、協力しあって、続いてきた聞名講。
それも、時代の波に・・・。
木造で、歩行者専用となっているが、老朽化が進み、このように落下防止策がとられている。
長年、みんなが足を運んだこの橋。
今の時代にあった安全で大きな橋もいいけれど、こうした昔ながらの姿も、できることなら伝えて欲しい。
平成26年度
5月12日(月) 法謙寺
7月10日(木) 浄念寺
9月10日(水) 東福浦説教所
10月10日(金) 法幢寺
1月20日(火) 名田説教所
3月10日(火) 浄徳寺
※いずれも午後1時30分より午後4時まで。
お誘いあわせてお参りを。
3月3日(月)
今朝はここ数日の霞もなく、青空のひろがるお天気に。
つぶ山からはウグイスの声が聞こえてきた。
広南小学校読み聞かせ。
今日は1年生を担当。
「前に出てもいいですか?」と聞いてきたので、「いいですよ」と答えると、みんな前に椅子を持って移動。
今朝読んだのは、
おばあちゃんが、孫のももちゃんのからだを、お母さんの作ったおひなさまでさすってくれた。
そのおひなさまを川に流すと、川の底からすーっと手が出て、そのおひなさまを持って行った。
ももちゃんは、「かえしてー」と川へ飛び込み、追いかけていく。
おひなさまを持って行ったのはカッパのお父さん。
娘のかなこが病気で寝ている。
その娘を助けてほしいと、おひなさまをさすり続け、川へと流すと・・・。
ひなまつりは、川に流して厄払いをする流しびながはじまりといわれる。
浄土真宗では「厄払い」はしないけれど、この絵本を読むと、親が子を願うこころ、おじいちゃん・おばあちゃんが孫を願うこころは、いつの時代も、どんな世界でも同じなんだなぁと感じさせられる。
もう10年くらい前になるが、1羽のシジュウカラのヒナが、巣から落ちて境内をヨチヨチと。
飛ぶことも出来そうになく、ネコに食べられたら大変だと思って、そーっと近づき、手を伸ばしたら・・・。
どこからともなく、親鳥が飛んできて、伸ばした手に小さなからだで体当たり。
「ごめんなさい!」
ずっと子どものことを心配で見てるんだなと。
そんなことを思い出した。
この本を読んだことのある児童は数人いたが、みんな静かに聞いてくれた。
感想も手を挙げてくれて。
「カッパのかなこちゃんが元気になってよかったです」と。
みんな、みんな、願われてる。