ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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報恩講 住蓮寺報恩講 呉東組法中会・・・

10月30日(水)

昨日と今日、横路地区の報恩講。

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お参り先で93歳の方と一緒に正信偈をおつとめ。

私の読経の声を聞いていると、前住職の声と重なって「涙が出てきそうになりました」と声をかけていただく。

 

み仏を呼ぶわが声は

 み仏のわれを喚びます みこゑなりけり (甲斐和里子)

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そのお宅のお仏壇の上に額に入ったこの写真が。

この写真、20数年前に初めて訪れたインドのアジャンター石窟寺院の涅槃像を撮った1枚。

お釈迦さまへ頭上から斜めに光が当たるよう、カメラからストロボを離して撮ってみたら、何とも穏やかなお顔に。

デジカメなんてものはなく、現像に出してみないと分からない頃の写真だったが、なかなか気に入っている1枚。でも、どうしてこのお宅へ??

不思議なご縁である。

 

午後から住蓮寺の報恩講法要。

浄念寺御住職を導師に、浄円寺様・住蓮寺様と一緒に賑々しく。

お天気でなによりの御満座。

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そして、夜は通夜にお参りした後、広の教法寺にて呉東組法中会。

 

朝9時前に衣を着てバイクに乗って通った道を、夜9時過ぎに同じ姿で帰って行く。

夜のバイクはそろそろ厳しいかな。

 

明日から古新開地区の報恩講。

広南小学校 ふれあい参観日

10月26日(土)

今日は法務の合間をぬって、広南小学校のふれあい参観日へ。

 

3,4時間目はふれあい活動。

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地域の方々がゲストティーチャーとなって、昔遊び、銭太鼓、絵手紙を。

 

4年生は銭太鼓。

銭太鼓。元々は出雲地方に伝わるものだそうだが、見た印象は和製ジャグリング。

何とも軽快にリズムに乗って。

 

特に「カープ、カープ、カープひろしま、ひろし~ま~カ~プ。」は圧巻だった。

 

地域の方々とのふれあいを通して、またPTAの方々とのふれあいを通して、何を学んだかな。

2013年10月26日 | カテゴリー : 地域, 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ (16)

10月21日(月)

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

2年生を担当。

元気な2年生に、先日いただいた出来たてほかほかの絵本を読み聞かせ。

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『ミツバチのあっちゃんといろんなおしり』。

ホタルにカメムシ、いろんな虫たちの素敵なお尻との出会い。

 

児童たちは前に椅子を運んできて、最後までじっとかぶりつき。

 

それぞれに自分が一番と思っているけど、

「すてきなおしりね。あたしにちょうだい。」

もちろん、おしりはもらえません。

相手の素敵なところを見つけられるっていいね。

 

終わったらさっさと帰宅して、報恩講参り。

 

2013年10月21日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組ご縁の会 第5回

0月20日(日)

クレイトンベイホテルで春と秋に開催している呉東組寺院主催の婚活パーティー“ご縁の会”。

今回で5回目。

午後4時から始まるので、スタッフは1時間前から会場作り。

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会場には御本尊が置かれ、テーブルには、

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聖典。

会のはじまりは『讃仏偈』のおつとめから。

そのために聖典を用意しているのだが、これが結構な荷物となる。

「A4用紙に経文のコピーをしたものを用意したら」という意見もいただいたのだが、ペラペラの1枚紙と聖典・・・。

 

第1回目ご縁の会の時、参加された方が「この経本をいただいて帰ってもいいですか?」と尋ねて来られた。

もちろん、喜んで。

 

そんなこともあったので、少々荷物になろうが、毎回この聖典は持参することに。

 

今回は男女合わせて25名の参加。

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それぞれが自己紹介カードを用意して、それを交換しながら、すべての方とお話し。

そして、軽食をつまみながら、フリータイム。

 

最後に意中カードを書いて提出していただき、後日郵送にて結果発表。

今回はよいご縁が整うかな。

 

次回は来年4月20日開催予定。

2013年10月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南劇場

10月19日(土)

昨日の中国新聞に紹介された『宇都宮黙霖物語』

広南中学校文化活動発表会「広南劇場」のなかで、3年生が発表。

予定では11時ということだったので、法事と重なり観ることはできないかなと、とりあえずビデオを客席にセッティングして、法事に。

法事が終わり、次の12時の法事までにビデオを回収に行こうと思っていたら、少し開始がずれたようで、到着するとちょうど2幕目に入るところ。

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黙霖の「采女(うねめ)」という幼名。

男の子なのにどうしてこんな名前がつけられたのだろうという疑問から、この物語が作られたそう。

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その理由は明らかではないが、この劇では『万葉集』のなかにある、宮中へと出仕する“采女”への想いを歌った大伴宿奈麻呂の、

うち日さす
宮に行く児を
まかなしみ
留むれば苦し
やればすべなし

この歌をヒントに両親の名前に込めた思いを表した。

 

少年時代は恵まれていなかったかも知れないが、この長浜で叔父の常諦に勉強を教わり、石泉文庫に収められているたくさんの書物に出会い、その才能が開花。

病気で聴覚を失い、ことばも。
それでも、志を高くもった黙霖。

吉田松陰との往復書簡がなかったら、日本の歴史は変わっていたかも。

 

保護者・地域の方々の前で披露した創作劇。

一回きりで終わるのも惜しいかな。

 

その他、1年生が「食べることは生きること」、2年生が「人は食べるために働くのか」というテーマで発表。