専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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12月19日(水)
今日は大広 真光寺の報恩講法要御満座。
今年最後のつとめあいで、善通寺と仁方浄徳寺の御住職とともにお参りさせていただく。
11月に痛めた喉も何とか持ちこたえた。
法要が終わり、着替えをしているとき、私の着けている白帯(はくたい)を見て、ちゃんと白帯を着けているんだと感心された。
どうも皆さんはマジックテープで留めるタイプの帯を、白衣(はくえ)に着けているそうで。
私はどうもマジックテープのものは・・・。
そのときの話にも出たが、正絹の帯の方が蒸れにくい。
グルグルと何重にも巻いてはいるが、夏場それほど蒸れる感じはない。
それに、声を出すとき、お腹に力が入るため、マジックテープだとどんどん緩んでしまいそうで。
控え室で、そんな会話。
人から言われて、それが普通でないことを知る。
今年もあと少し。
体調に気をつけて。
12月18日(火)
朝9時から仏教婦人会のみなさんが集まって、まずは本堂の清掃。
一昨日、境内は仏教壮年会のみなさんが清掃してくださり、今日は本堂を婦人会のみなさんが。
正信偈をおつとめし、そのあと住職が法話。
仏教壮年会の例会でも話した、大晦日に行うキャンドルナイトに使う紙で作る蓮。
今回はデモンストレーションを交えながら。
竹筒の代わりに使うパイプと、はさみ、のり、ガーゼハンカチとたこ糸(叉焼用の糸で代用)。
そして、花に使う用紙さえあれば準備は万端。
花びらは一枚一枚絞って作るので、少し手間はかかるものの、花の組立はいたって簡単。
そんな作り方を説明し、この花に込められた意味を伝える。
『阿弥陀経』の「青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光」。
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」。
そして、このたびの選挙で座を追われることとなった野田首相が、民主党の代表選挙で引用した相田みつをさんの、
どじょうがさ、金魚のまねすることねんだよなあ
一躍脚光を浴びたこの詩も、このこころに通じる。
それが出来ていない私たちだからこそ、出てくる御文。
隣と比べ、隣をうらやむ。
また、無理して自分の色と違った色に輝こうとする自分がいる。
大晦日、この4色の蓮に彩られた境内で、いろんな思いをいただいていただければ。
この蓮は、初めての試みなので、準備は住職一人でこつこつと。
今のところ青・黄・赤・白の4色が5セット。20個の蓮が出来上がる。
これまでは、4枚づつの花びらを3重に重ねて作ったが、これからは2重にして量産を。
今回成功したら、来年は手伝っていただける方にもお願いしようかと。
何はともあれ、大晦日から新年にかけての1年に一度の行事。
参拝される方の良いご縁となりますように。
12月16日(日)
昨日の雨でぬかるんでいるものの、快晴で暖かい日曜日。
12月2日に予定されていた境内清掃。
当日、雨で中止となり、今日の午後2時より改めてすることに。
イチョウの葉もすっかり散って、今日の清掃の中心はイチョウの落ち葉拾いと、雨樋にたまった葉っぱの除去作業。
寺務所の裏の葉っぱの掃除をしていると、何故かニラの臭い・・・。
よく見ると、何とニラが群生。
一昨年は雨樋がつまり、そこにどこからともなくやってきた大根が生えていたことも。
何はともあれ、きれいになった。
明後日18日は、仏教婦人会の本堂清掃と報恩講。
一つ一つ今年の行事も終わっていく。
選挙も終わり、どうやら政権交代で新しい年を迎えそう。
世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ