専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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11月13日(月)
何だか急に寒くなってきた。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
先月が6年生。今日は1年生。
迷わず今日選んだのは、
『どうぞのいす』 (香山美子 作 柿本幸造 絵)
これまで読み聞かせでは読んだことはなかったけれど、今から10年ほど前に呉東組仏教婦人会連盟の総会で見た『どうぞのいす』の朗読劇が印象に残っている。
先日よりひろしま美術館にて『ひだまりの絵本画家 柿本幸造展』が開催。
そんなことが重なって、1年生にはこれ!っと。
「この絵本、知ってる人!」
いつもは手の挙がらないような絵本ばかりだけど、今日はほとんどの子が手を挙げて。
「どうぞ」の気持ちを改めて。
今週末が学習発表会。
みんながんばって!
11月12日(日)
昨日、Instagramに投稿。
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いよいよ来週日曜日、慶讃法要。
御内陣もこの1週間で完成の予定。
真新しい姿となった本堂で初めての法要を迎えるので、どうぞお参りを。
御講師は、三原市明圓寺 内藤良誠師。
駐車場は、広南中学校グランドを臨時駐車場としてお借りしているので、どうぞそちらへ。
先日、呉市立美術館に『明和電機 ナンセンスファクトリー in呉』を観に。
その翌日、大和ミュージアムで
世界の見る目がぐるりと変わる?世界的アーティスト明和電機さんの科学とナンセンスの超発想を体験しよう!
というワークショップがあると知ったが、すでにその日が応募締め切り日。。。
ダメもとで応募したら、何と当選。
午前中の法事を終えて、大和ミュージアムへ。
子供対象のワークショップではあったけれど、なかなかこれが面白い。
コモンセンス(常識)とナンセンス(非常識)
「ナンセンス発想法ワークショップ」というプログラムで、ナンセンスなものを自分の中で作り上げていく。
子供たちの発想を聞いてるだけでも、自由で愉快で、何とも楽しい。
と同時に、いかに日頃自分がコモンセンスにとらわれ、ナンセンスな発想ができていないか。。。
こんなナンセンスな発想ができるのは、人間だけ。
と言っていたのは昔の話だそう。
今はChatGPT、いわゆるAIがいくらでも作り出してくれる。
そのAIをうまく使いながら、よりよい発想を考える。
さぁ、これから1週間。
通り報恩講もあるけれど、法要に向けていろいろと。
11月8日(水)
今日は朝9時から仏教婦人会、本堂の清掃と報恩講を。
例年12月に行っていた本堂清掃と報恩講。
今年は11月19日に行われる慶讃法要に先立って。
金障子や金灯籠・輪灯などがまだ設置されていないけど、昨日御内陣の御厨子にお戻りになられた阿弥陀さまの前で初めてのご縁。
御内陣は翠簾を垂らし、襖も閉め切ったまま、お掃除をしていただく。
一番大変なのは、サッシにこびりついた汚れ。
このたびは総代長さんと総代有志の2名もお手伝いいただき、みなさんのおかげでスムーズに。
掃除が終わり、報恩講法要をつとめる前に、襖を開け、そして翠簾を上げる。
輝く御内陣に思わずどよめき。
正信偈のおつとめをし、簡単にこのたびのことを説明して、2グループに分けて御内陣へとご案内。
みなさん、綺麗になった御内陣に喜んでくださった。
そして、思い思いにスマホで撮影。
おみやげはコアンドルさんのパンを。
お掃除、ありがとうございました。
そして、夜は仏教壮年会。
正信偈のおつとめの後、いつもの例会どおり『歎異抄』の準備もしていたけれど、朝と同様、御内陣の中をゆっくりとご案内。
ようこそのお参りでした。
11月7日(火)
朝から昨日に引き続き、御内陣修復作業。
昨日到着した御厨子が御内陣にお戻りに。
これがなかなか大変だったよう。
そして、ずっと御厨子の留守中、仮の御厨子でお過ごしになられた阿弥陀さまが元の御厨子へと。
阿弥陀さまだけが修復作業に出ず、昨日も撮影をしながら、元の姿に戻られたら逆に浮いてしまうのでは?と心配していたけれど、戻るところに納まって、むしろ輝いて見える。
御本尊の蓮台に赤い玉が。
くすんでいて分からなかったけれど、このたびの修復でここには赤い漆塗りの玉が入っていたから、それを再現しましたと。
以前は金一色だったので気づかなかったのか、波の文様が。
明日は仏教婦人会と仏教壮年会の方がお掃除に来てくださり、報恩講をおつとめ。
そのため、職人さんたちがお帰りになってからその準備。
明日を楽しみに。
11月6日(月)
11月に入って連日暑い日が。
今日から広本町の通り報恩講。
4月から修復に出ていた御本尊・御開山・御代前の御厨子などが全ておかえりになる予定だったので、一番心配だったのが雨。。。
朝の天気予報では、午後から雨の予報だったのに、報恩講に出かけようと思ったらすでに外は雨。。。
でも、お昼前に搬入の時には、やんでいたのでホッと。
その前に、御厨子に御本尊の阿弥陀さまがお戻りになると、恐らく間近に見ることも出来なくなるので、写真に収めておくことに。
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特に阿弥陀さまの後ろ姿は今後生きている間に見ることはないかも。
御厨子搬入。
御本尊の御厨子は、3つに分かれているので4人でトラックから下ろし、正面の石段を登って本堂の御内陣まで3往復。
これがかなり重いらしい。
そして、御開山の御厨子。
以前のものは金一色だったのが、このたびの御厨子には少し色が。
これ↑が修復前の御厨子。
そして、こちらは御代前(蓮如上人)の御厨子。
そして、↑修復前の御厨子。
漆が塗り替えられ、金箔が押されると、新品のような姿に。
聖徳太子孝養像は
以前の聖徳太子像。
このたび照明を変えたと言うこともあるのだろうけど、以前は薄暗かったのだろうなぁっと。
このたびの慶讃法要で、参拝されたみなさんからため息が漏れるくらいのご縁になれば。