ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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恋虹ベンチ

3月4日(土)

午後から御法事のお参り先で、今日の午前中に三角浜(長浜第一公園)へ新しいベンチが設置されたと言う話を聞き、その帰りに三角浜へ。

 

オーストラリアの戦争花嫁第1号、チェリー・パーカー(桜元信子)さん。

《参考》『白豪主義に風穴を開けた日本の戦争花嫁、チェリー・パーカー』(SBS日本語)

チェリーさんゆかりの三角浜に、昨年「長浜里山を愛する会」がクラウドファンディングで寄付を募り、このたびベンチを設置。

ベンチの裏側には、ベンチの由来が。

新しい架け橋となりますように。

2023年3月4日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

今日から3月 3つの会合

3月1日(水)

今日から3月。
穏やかな青空。

11時から広浄円寺にて呉東組聞名講委員会。

各地区の委員の皆さんが、集めて回った会費を納め、令和4年度の行事・決算報告、そして令和5年度の予定を。

それに先立って1月に本願寺でいただいた「御巧の御消息」の披露。

当初の予定では組長より披露することになっていたけれど、お葬式のため急遽欠席。
代わりに聞名講担当ということでお役が回ってきた。

長い長い巻物をクルクルしながら読むのかな?
そう思って会所に向かうと、長い長い御消息が机に広げられ、披露してあった。
そして、御消息は読み上げ用にご用意してくださっていたので、ホッと一安心。

 

 宗祖親鸞聖人は、煩悩具足の凡夫が阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、浄土に往生して仏となり、迷いの世に還って人々を救うという道をお示しくださいました。私たちは、釈尊が明らかにされた諸行無常や諸法無我、縁起というこの世界のありのままの真実に気づくことができず、自らの欲望の赴くままに自己中心の心で物事を捉え、自分の思い通りにはならないことで悩み苦しみ、また他人ひとと争ったりしています。
 このように我執、我欲という煩悩から一歩たりとも自由になれない私たちを阿弥陀如来は哀れみ悲しまれ、そのままの姿で救うというご本願を建てられ、その願いのままにはたらき続けてくださっています。この願いが南無阿弥陀仏のお名号となって私に至り届き、私の信心となり、私の称名念仏となっているのです。
 浄土真宗のみ教えを依りどころとする私たちは、お念仏申す人生の中で常にわが身をふりかえり、慚愧と歓喜のうちに御恩報謝の生活を送らせていただくのであり、その中で他人ひとの喜びや悲しみを自分の喜びや悲しみとするなど、如来のお心にかなう生き方を志すような人間に育てられるのです。
 全国各地の講社の皆様が今日まで、愛山護法の思いから本願寺を支えてこられましたことは、まことに尊く有り難いことであります。呉東組聞名講は組内専徳寺の大洲順道住職、ならびに現在の呉市広地区にあたる旧広村の藤田譲夫初代村長の教導によって一八七八(明治十一)年に創設され、一九〇二(明治三十五)年九月二十九日付をもって本願寺から正式に設立承認されました。爾来、百四十年余りの長きにわたり、講員の皆様はその講名のごとく、お名号のおいわれを聞いて一味の信心をよろこび、仏恩報謝の生活にいそしまれて長く御法義相続、本山護持に努めてこられましたが、核家族化や少子高齢化など、講社を取り巻く今日の社会状況は従来とは少なからず変化しています。しかし、このような時代であるからこそ、聴聞を大切にされる講社の重要性はますます高まっていくでしょう。
 今後とも講員の皆様におかれましては、お念仏申しつつ、呉東組聞名講の一層の充実発展に努められますとともに、浄土真宗のみ教えを一人でも多くの方々に伝えることで、すべての人々が心豊かに生きていくことのできる社会の実現に尽くされますよう、心から念願いたします。

 令和元年 二〇一九年 八月六日

 本願寺住職 釋専如

 呉東組聞名講の方々へ

次回例会は3月10日専徳寺にて。
その時にこの御消息が披露される予定。
どうぞ、お参りを。

 

それが終わると広島別院に向かい、13時30分から今年度最後のサンガ部会。
いつもより開始が早くない?と思ったら、昨年のピースナイターで折っていただいた折り鶴を糸で千羽鶴にする作業が。

会議をしながら手元では糸通し。

机の上でしていたら何と「3」の文字が出来上がり。

とりあえず何とか50羽ずつ3本制作。
でも、ピースナイターで折っていただいたのは16,000羽。
3本したところで1%にも満たない。。。

 

夕方帰宅して、夜は今日3つめの会合、住蓮寺にて呉東組法中会。

いろいろと議題が終わり、最後は『御本典作法』の正信偈の練習2回目。

馴れてくると、なかなか心地よく。

 

帰宅する頃には雨がパラパラと。

明日は少し気温が低め。
体調には気をつけて。

2023年3月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

行列の出来る店

2月26日(日)

2月最後の週末。

今朝、螺山からウグイスの声が聞こえてきた。

日差しがどんどん春めいて、今年もフジバカマが次々と芽を出してきた。
昨年は小さなバッタに食べられ、残ったのは茎だけ。。。
そのあと、ホームセンターで見つけたのを植えたけど、花が咲くのがちょっと遅かったのかな。
今年こそはアサギマダラが立ち寄ってくれたらいいな。

 

立ち寄ると言えば、今朝10時前、法事で広に向かうと、行列。。。
お蕎麦屋饕餮庵さんのちょっと北、角っこに出来たお店。

とろり天使のわらびもち

昨日もお参りに行く途中、こんなところにわらびもち?
と思ってはいたけれど。。。

11時前に寺へ戻る頃はもっと行列。

 

広にはこれから吉野家にマクドナルドが次々と出店予定とか。

しばらく立ち寄れないなぁ。
そう思っていたら、結局一度も飲むことのなかったタピオカと同じことになるのかな。

 

 

 

2023年2月26日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

ピカソ

2月21日(火)

先週の月曜日。
読み聞かせをした後、お葬式。
そして翌日もお葬式。

2月に入って、寝る時の喉の乾燥予防のため、ナイトミンの口閉じテープを利用するように。
そのおかげか、喉の調子がよくなった。
調子に乗って思わず久しぶりに下っ腹に力を入れて読経して、翌日腹筋に激痛。。。
どうやら腹筋も肉離れを起こすらしい。

それからとにかく安静に。

そのおかげもあってか、何とか復活。

 

昨日は午後からひろしま美術館で開催中の『ピカソ 青の時代を超えて』展に。

ピカソの作品には、なかなか難しいところもあるけれど、いろいろご縁があって生まれた作品だったんだなぁと思いながら。
また、展示する場所で、作品の見方は変わってくるかなぁと思いながら。

 

そして今日。宇都宮黙霖の書を二幅、ご門徒様より寄贈頂いた。

 

先代が収集されたものだけれど、手元に置いておくよりも、お寺にある方が安心するからと。

何はともあれ、ありがとうございます。

 

 

 

 

2023年2月21日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(203)

2月13日(月)

雨の月曜日。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

先月はちょうど御正忌報恩講と重なったため、読み聞かせは休ませて頂いた。
今年初めての読み聞かせ、担当は6年生。

読んだ絵本は、『おにたのぼうし』(あまんきみこ 文・いわさきちひろ 絵)

毎年、この時期は鬼にまつわる絵本を。この絵本は2回目。

「2月にある行事って何がある?」と聞くと、「節分?」と答えが帰ってきた。
「バレンタインデー」と言われなくてよかったとホッとしながら、取り出した絵本は『おにたのぼうし』。

読んだことある人!と尋ねると、3人ほど手を挙げてくれた。

にんげんって おかしいな。おには わるいって、きめているんだから。おににも、いろいろ あるのにな。
にんげんも、いろいろ いるみたいに。

心やさしい“おにた”の切ない物語を、いわさきちひろさんのやさしい絵で。

 

終わった後、私にとっては今日が6年生への最後の読み聞かせだったので、最後の御礼を言ったら、6年生も御礼を言ってくれた。

6年間の読み聞かせで、心に残るような絵本と出会えていたらいいなと思いながら。

2023年2月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku