ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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お葬式 広南イルミネーション

12月19日(月)

今日は親戚のお寺、府中市の明浄寺前住職のお葬式に。

天気予報では雪だったため、昨日冬用タイヤに交換。
雪のチラつく中を府中市へ。

こちらのお葬式は、法要の始まりに鐃祓にょうはちと言うシンバルのような楽器で賑々しく始まる。

開けっ放しの本堂で、寒いけれども厳粛に。

先週お亡くなりになられたけれど、報恩講法要を控えていたので、予定どおり法要をおつとめし、引き続いて通夜・葬式と。

連日大変な日々をお過ごしだったことだろうと拝察。
ただ、最近の簡素化してきたお葬式事情を考えると、このお葬式を迎えるための数日、大切な時間、大切なご縁があったのだろうなぁと。

先月の正蔵坊での御法事で、前住職より〈遺影になってから初めて向き合うことの出来る世界〉の話を聞かせていただき、今日も住職よりそのお話を。

 

帰宅して広南中学校へ。

今日から23日まで、広南イルミネーション開催。

今日は点灯式があったのだけれど、そこには間に合わず。

 
 
 
 
 
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文化祭や広教育祭で中学2年生の子どもたちが企業企画HMⅡで得た収益を地元の人たちを笑顔にするためにと、イルミネーションを昨年より。

今年はもくりんさんの竹灯りが初登場。

この竹灯りは、平成30年7月豪雨災害の時に、竹林の土砂崩れの被害があったことで、放置された竹林を活用しようとしている企業との協力だそう。

長浜も放置竹林、何とか出来たらいいのになぁと。

寒い一日だったけれど、どちらもいいご縁。

 

2022年12月19日 | カテゴリー : 地域, 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 本堂清掃・報恩講

12月16日(金)

今日は朝9時より仏教婦人会の本堂清掃と報恩講。

住職は去年に続いて今年もひたすらバケツにお湯を汲んであっちに行ったりこっちに来たり。。。

 

1時間ほどで掃除も終わり、そのあと正信偈をお つとめして法話。

「昨年の報恩講で何を話したか覚えていますでしょうか?」

「・・・・・・」

案の定、誰一人覚えていない。
それもそのはず。
話した本人も覚えていないのだから。

年を重ねてくると、忘れることは仕方がない。
「忘れないように」と頑張ったところで。。。
でも、忘れても思い出す手立てがある、ご縁があることが大切。

最近はこのぶろぐのおかげで、忘れても大丈夫と思えることもしばしば。

 

昨年のぶろぐを振り返ると、昨年は絵本『しらすどん』を紹介。

その直前に小学校の読み聞かせでも読んだ絵本。
学年末にいただいた手紙の中に、この絵本が印象に残っていると書いてくれた子がたくさんいたので驚いた。

ちゃんとその心が届いていたことがうれしかった。

 

今年は先日読み聞かせで読んだ『やさしいきもちのおすそわけ』を。

浄土真宗本願寺派でもう10年ほど取り組んでいる御同朋の社会をめざす運動(実践運動)。

Dana for World Peace 子どもたちの笑顔のために

組内でずっとこの運動に関わってきているけれど、具体的に「お寺」でアクションが起こせていない。
小学校で読み聞かせをずっとしているのも、どこかでつながっていると思っているのだが。。。

「お寺で」

先日の読み聞かせで紹介したこの絵本のあとがきにあった「池に投げ入れられた小石」の話。
大きな打ち上げ花火のようなイベントでなくても、小さな小さな今できることから始めよう。

そこで、年明けに仏教婦人会主催で「新年お寺でコンサート」を開催することに。

婦人会の会員のみでコンサートを開くという案もあったけれど、婦人会の活動の中心はダーナ活動。
やさしいきもちのおすそわけ。
子どもから大人まで誰でもみんなが楽しめるようなコンサートを通して、自他ともに心豊かに過ごせる時間をお寺で。

このたびはサクソフォン・カルテット。
サックス四重奏。

たくさんの笑顔が見られますように。

それから、先日届いた暖かマット、なかなか好評。

足下に敷く人、足を包むようにする人、それぞれに。

 

コアンドルさんの塩バターロールとゆずドリンクをおみやげに。

ようこそのお参りでした。

 

2022年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(202)

12月12日(月)

今朝は今年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ絵本は、

『やさしいきもちのおすそわけ』(作 へこだ・れん)

きびしい季節を前に
森の仲間たちにおすそわけ
 
りすさんが あつめた 木のみを、
料理好きの くまの お兄ちゃんが、
クッキーにして 森のみんなに おすそわけ。
やさしい気持ちが ひろがります。

今週末に仏教婦人会の境内清掃・報恩講を控え、そこで何を話そうかといろいろと探していて見つけたのが、この1冊の絵本。

あとがきの最後に、

この絵本は、池に投げ入れられた小石をイメージして作ったものです。小さな小さなやさしい気持ち。その一粒が波となって広がりつたわって行く。最初は小さな取り組みでも、つたわり広がっていけば、なにかが変わってくのでは・・・・・・? それは、自分に今できることは何かないかと考えることから始まるのです。

そうそう。
このことが今回伝えたいことにぴったりだと。

読み終わった後、「やさしい気持ちのおすそわけがひろがって、みんながあたたかくなったんだと思いました」と感想を。

ちゃんと3年生に伝わっていて、読んだこちらもあたたかく。

 

終わって帰宅すると、すぐに今日は沼田地区の通り報恩講へ。
そして、お葬式。
午後からは総代会。

 

先日、お試しで買った暖かマットの追加分と、ケースが届いた。
ケースに入れてみたら、思い通りピッタリと。

やさしいきもちのおすそわけ。

 

2022年12月12日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃・12月例会

12月8日(木)

先日、侍ジャパンのワールドカップカタール大会が終わった。
クロアチアと延長の末のPK戦で敗北。

8強入りはならなかったけど、「新たな景色」は見せていただいた。
お疲れさまでした。

 

今朝は9時より仏教壮年会の境内清掃。

例年、この時期にはほぼ散ってしまっているイチョウも、
今年はまだまだ残っている。。。

それでも、昨日の朝にはこの倍くらいの葉が残っていたのに、午後から一気に散り始め。

そして、本堂の裏にたくさん実った柚子を収穫。

皆さんにおみやげとして持って帰っていただく。

また、本堂にストーブも設置していただいて、ようやく冬支度。

 

鐘楼前にどこからともなくやってきたススキが今年は大きく茂っていたので、この際短く刈り込んだ。

すると、

何故かこんなところにソテツの葉っぱが落ちてる。

そう思って拾おうとしたら、何と!落ちてるのではなく、生えている。

 

2年前、2020年7月にソテツの花が咲いた。

 

 
 
 
 
 
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ソテツの花は、10数年に一度花が咲くのだそう。

その時できた種がその後下へ。

ソテツの種は結構大きいので、大体掃除する時に無くなってしまう。

たまたまススキの近くに一粒埋まり、そして2年の時を経て芽が出たのかな。

専徳寺のソテツは、雌雄あったが、雄株は現在広市民センター前に。(呉市天然記念物)

ここには雌株だけが残っているのに、どうして実がなったのだろう?

それにしても、こうしてちゃんと芽を出すと、”ご縁が整う”と言うことはこう言うことなんだなぁと。

 

今夜は今年最後の仏教壮年会の例会。

大晦日の除夜会に使う蓮のキャンドル用に、紙で蓮の花作り。

簡単そうに見えるけど、意外と力がいる。
筋肉痛になりませんよう。

お疲れさまでした。

冷たい畳対策

12月2日(金)

今日は冷え込んだ。

でも、朝から熱かった。

サッカーワールドカップ、カタール大会。
スペイン×日本戦。

日本時間28時(午前4時)キックオフ。

昨夜寝る前は、さすがに起きるの無理だろうと思っていたけど、自然と3時半頃に目が覚めて、暖かくしてテレビで観戦。

ドイツに続いて強豪スペインを破るとは。

もうしばらく楽しめそう。

 

今日は通り報恩講は休みだったが、午前中にお寺で法事が1件。

大きなストーブは8日の仏教壮年会の境内清掃で出していただこうと思っていたので、今日は小さなストーブを用意。

そして、

《やみつき暖かマット》なるものを。

以前から本堂の椅子に座った時の畳の冷たさが気になっていた。

先日のブラックフライデーとやらに、これは!と思うものを見つけ、注文。
ただ、こればかりは試してみないと分からないので、とりあえず4枚購入。

 

今日はお二人でお参りになられた法事で、本堂に向かうと案の定爪先立ちのようにして椅子にお座りに。

どうぞ、これを足元に敷いてくださいと。

すると、法事が終わるまでピタッとマットの上に足が。

これは良いかも。
と思いながらも、もう少し様子を見て。

 

無財むざい七施しちせ

眼施げんせ やさしいまなざしで他者に接すること。

和顔悦色施わげんえつじきせ おだやかな顔で他者に接すること。

言辞施ごんじせ やさしい言葉で他者に接すること。

身施しんせ からだを使って他者に奉仕すること。

心施しんせ 他者のためにこころを配ること。

床座施しょうざせ 他者に席や場所を譲ること。

坊舎施ぼうじゃせ 他者をあたたかくおもてなしすること。

 

マット自体は購入したものなので、厳密に言うと「無財」ではないけれど、何となく無財の七施のことをふと思い出す。

このたびのワールドカップ。
森保監督はじめ、選手の皆さんの姿にもこの無財の七施をふと。

 

がんばれ、日本!