仏教婦人会 本堂清掃・報恩講

12月16日(金)

今日は朝9時より仏教婦人会の本堂清掃と報恩講。

住職は去年に続いて今年もひたすらバケツにお湯を汲んであっちに行ったりこっちに来たり。。。

 

1時間ほどで掃除も終わり、そのあと正信偈をお つとめして法話。

「昨年の報恩講で何を話したか覚えていますでしょうか?」

「・・・・・・」

案の定、誰一人覚えていない。
それもそのはず。
話した本人も覚えていないのだから。

年を重ねてくると、忘れることは仕方がない。
「忘れないように」と頑張ったところで。。。
でも、忘れても思い出す手立てがある、ご縁があることが大切。

最近はこのぶろぐのおかげで、忘れても大丈夫と思えることもしばしば。

 

昨年のぶろぐを振り返ると、昨年は絵本『しらすどん』を紹介。

その直前に小学校の読み聞かせでも読んだ絵本。
学年末にいただいた手紙の中に、この絵本が印象に残っていると書いてくれた子がたくさんいたので驚いた。

ちゃんとその心が届いていたことがうれしかった。

 

今年は先日読み聞かせで読んだ『やさしいきもちのおすそわけ』を。

浄土真宗本願寺派でもう10年ほど取り組んでいる御同朋の社会をめざす運動(実践運動)。

Dana for World Peace 子どもたちの笑顔のために

組内でずっとこの運動に関わってきているけれど、具体的に「お寺」でアクションが起こせていない。
小学校で読み聞かせをずっとしているのも、どこかでつながっていると思っているのだが。。。

「お寺で」

先日の読み聞かせで紹介したこの絵本のあとがきにあった「池に投げ入れられた小石」の話。
大きな打ち上げ花火のようなイベントでなくても、小さな小さな今できることから始めよう。

そこで、年明けに仏教婦人会主催で「新年お寺でコンサート」を開催することに。

婦人会の会員のみでコンサートを開くという案もあったけれど、婦人会の活動の中心はダーナ活動。
やさしいきもちのおすそわけ。
子どもから大人まで誰でもみんなが楽しめるようなコンサートを通して、自他ともに心豊かに過ごせる時間をお寺で。

このたびはサクソフォン・カルテット。
サックス四重奏。

たくさんの笑顔が見られますように。

それから、先日届いた暖かマット、なかなか好評。

足下に敷く人、足を包むようにする人、それぞれに。

 

コアンドルさんの塩バターロールとゆずドリンクをおみやげに。

ようこそのお参りでした。

 

2022年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku