専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
10月19日(土)
広南中学校文化活動発表会「広南劇場」のなかで、3年生が発表。
予定では11時ということだったので、法事と重なり観ることはできないかなと、とりあえずビデオを客席にセッティングして、法事に。
法事が終わり、次の12時の法事までにビデオを回収に行こうと思っていたら、少し開始がずれたようで、到着するとちょうど2幕目に入るところ。
男の子なのにどうしてこんな名前がつけられたのだろうという疑問から、この物語が作られたそう。
その理由は明らかではないが、この劇では『万葉集』のなかにある、宮中へと出仕する“采女”への想いを歌った大伴宿奈麻呂の、
うち日さす
宮に行く児を
まかなしみ
留むれば苦し
やればすべなし
この歌をヒントに両親の名前に込めた思いを表した。
少年時代は恵まれていなかったかも知れないが、この長浜で叔父の常諦に勉強を教わり、石泉文庫に収められているたくさんの書物に出会い、その才能が開花。
病気で聴覚を失い、ことばも。
それでも、志を高くもった黙霖。
吉田松陰との往復書簡がなかったら、日本の歴史は変わっていたかも。
保護者・地域の方々の前で披露した創作劇。
一回きりで終わるのも惜しいかな。
その他、1年生が「食べることは生きること」、2年生が「人は食べるために働くのか」というテーマで発表。
10月18日(金)
明日、広南中学校の文化活動発表会で、創作劇『宇都宮黙霖物語-旅立ちの章-采女15歳」が開かれると。
15歳の黙霖と同じ年頃の中学3年生が、「采女」という幼名に込められた親の願いを演じるそう。(何と15秒間のCMまで!)
観たいのは山々だが、今日お聞きすると、上演は11時頃になるそう。
明日は11時に法事の予定が・・・。
あとでビデオ観賞となるかな。
時間の許される方は是非ご来場を。

急に寒くなってきて、報恩講でお参りした小坪地区でも柿が色づいてきた。
お互い風邪などひかぬよう、からだに気をつけて。
10月16日(水)
報恩講法要3日目。
朝早くからお斎の準備。

今年もたくさんの方にお手伝いいただいて、おむすびが作られ、パック詰めされていく。
専徳寺のお斎は、大きなおむすびと煮染めのセット。
そして、寺でいただかれる方には長浜名物“うどん豆腐”が用意されるが、ほとんどの方はお持ち帰り。

そのお斎の札は昔から板の札。
現在使われているのは数年前に新調したもの。
御満座の昼席では、御開山聖人の前に大きな御仏飯。

善通寺御住職を導師に、住蓮寺・浄円寺・広真光寺・呉専徳寺より御住職がご出勤。
賑々しく法要が勤まった後は、『絵ものがたり 正信偈』の誕生秘話なども聞かせていただき、みなさん良いご縁をいただいたとよろこんで、青空のもと“如来の家”へと帰られた。
ようこそのお参りでした。
10月15日(火)
台風が心配されたが、こちらへはそれほど影響はなさそう。
ただ、進路に当たっている方にとっては大変。
報恩講法要2日目。
朝席が終わると、明日のお斎の準備が始まる。

明日はこんなふうにパック詰めされ、大きな塩むすび2個と一緒に850から900食分が作られる。
ご法話を聞かせていただきながら、随分昔のことをふと思い出す。
朝席で聞かせていただいた大原問答の勝林院。
20数年も前、大学に入った年の秋、紅葉の大原を初めて訪れた。
ヘルメットが義務化されていなかった頃の原付バイクに乗って。
3時をまわると団体客がどんどんいなくなり、人のまばらな勝林院の境内で西日に照らされた紅葉がきれいだったこと。
ヘルメットもなかったので、凍えそうになりながら・・・。
夜席はお聴聞した長男が、「ナマステ」の意味が分かった!と嬉しそう。
ただ、この「ナマステ」にも一つの思い出が。
同じく20数年も前、インドの仏跡を旅した時、『註釈版聖典』の表紙にもなっているポカラを訪れた。
早朝からホテルのベランダに上がり、朝日が山をピンク色に染めていくところを見ていた。

同じホテルに泊まっていた台湾からのツアーのガイドさんが、日本語が少し話せるようで、たどたどしい日本語で話をしてくださった。
そのなかで、
あのことば、「ナマケモノ」っていいですね。
といわれ、こちらは「・・・」。
すると、手を合わせて「ナマケモノ」と。
それで、やっと「ナマステ」のこと??と。
笑っては失礼と思い、「ナマステですね?」と聞くと、「そう!」と。
たわいもないことではあるが、忘れていることでも、こうしてご縁を通していろんなことを思い出す。
明日は昼席で御満座。
お誘いあわせてお参りを。