1月20日(水)
昨日は長浜にも雪が舞ったが、今日も寒いけれど、少しは落ち着いて、午後から阿賀西光寺にて呉東組聞名講の例会。
正信偈のおつとめ、御消息、浄円寺御住職の法話に続いて、御示談。
今日も最初に講の役員さんが、始まる前にアンケートを採ってくださったので、その話から。
お墓に関しての質問。
あなたのご家族のお墓は、今後守ってくれる人がいますか?
一、私もその墓に納骨してもらおうと思っているが、子どもが別所帯で不安。
一、次の世代までは、大丈夫と思う。
一、寺か、組で納骨堂を用意したら安心できる。
こんな質問を用意してくださった。
ほとんどの人が2番目と回答。
後で、役員さんから、この質問を出したのは、まわりでお墓をどうしようという意見をよく聞くから、もっといろんな意見が出るかと思ったけど、ここに集まる人は、ほとんどが「大丈夫」との答えだったので、逆に驚いたと。。。
『浄土真宗辞典』(本願寺出版社)には、「墓」という項目に、
浄土真宗では故人を偲び、故人も遺族もともに阿弥陀仏の慈悲につつまれていることに感謝する縁となるものとされ・・・
と。 誰かに拝んでもらうためのお墓でなく、遺族である「私」がお慈悲の中にいることを味わうご縁と。。。
それ以外、「自力本願」という人に、何といったらよいのでしょうとのお尋ねから。
「自力本願」ということばはなく、「他力本願」から生まれた俗語。
そんなことで、「自力」と「他力」について、ご教示いただく。
そのあと、役員会。 今年もよろしくお願いします。 ようこそのお参りでした。