1月25日(月)
昨日の大寒波。
全国で大雪の情報が流れていたけど、ここはまったく。
ただただ、寒い日曜日。
一夜明け、長浜もうっすらと雪化粧。
雪に不慣れなところはこれだけでも大変。
今朝は広南小学校読み聞かせ。 こんなに寒いのに、子どもたちは大はしゃぎ。
体育館横の花壇の花が凍りつき、地面も凍ってスッテンコロリとなりながらも。。。
今日の担当は4年生。 読んだ絵本は、
『フレデリック ちょっとかわった のねずみの はなし』 (レオ=レオニ)
読む前に、この本を知ってる人と尋ねると、1人だけが手をあげる。
(同作者の『スイミー』は知っていたけれど。)
この物語は、イソップ物語の『アリとキリギリス』と正反対のお話。
冬を間近に迎えた5匹の野ねずみ。
4匹は冬ごもりのためにせっせと食べものを運ぶけど、フレデリックだけは働かず、ボーッと過ごしている。
「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」
「さむくて くらい ふゆのひの ために、 ぼくは おひさまのひかりを あつめているんだ。」
また、あるときは、
「いろを あつめているのさ。 ふゆは はいいろだからね。」
そして、またあるときは、
「ぼくは ことばをあつめてるんだ。ふゆは ながいから。はなしのたねも つきて しまうもの。」
冬を迎え、食べものが尽きてしまったある日、そのことを思い出し、フレデリックに尋ねると。。。
目をつむって、おひさまの光を思い浮かべる。
こころのなかで塗り絵をしているように、楽しい色を。
そして、集めたことばで四季の詩を。
寒いときは、こころをあたたかく。
それにしても、寒くて何度もかみまくり。。。