呉東組我聞会 3月例会

3月31日(金)

早いもので3月も終わり。

プロ野球も開幕というのに、今朝から雨模様で寒い寒い一日。

今夜は川尻真光寺にて、我聞会の例会。

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(218)(219)。

(218)は、法敬坊が蓮如上人のおられないところで法話をするのは、間違わないだろうかと冷や汗が出るけれど、蓮如上人がおられると、間違っていてもすぐに直していただけるから、安心して話ができるとの話。

初めて研究発表をさせていただいた時のことを思い出す。

目の前には今はお浄土に往かれた和上がずらり。

浅野和上も梯和上も、まだ司教だった頃。。。

冷や汗どころか。。。

(219)に「疑問に思うことと、知らないということは別のことである」と出て来るけれど、何にも知らずに、いきなりそんな場によく出れたものだと。。。

でも、そのご縁もあって、いろんな和上方とのご縁をいただいた。

**************

法話は、先頃お姉さんに第一子が誕生し、「お母さんよ、お母さんよ」と呼びかける姿より、『お念仏は親の呼び声』のご法話を聞かせていただく。

私も長男が生まれたとき、京都での里帰り出産だったため、しばらく2週間に1度、数時間くらいしか会えなかったので、行くたびに「お父さんよ、お父さんよ」と呼び続けてたかな。

**************

その後、新年度の「やわらか真宗」の講師の割り当てが。 次回で我聞会を卒業するため、お役御免と。

あとは、若い頼もしい法中方におまかせして。      

2017年3月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 3日目

3月29日(水)

今日の朝席で春季彼岸会も御満座。

このたびは、『観無量寿経』のこころ。

なんぢよくこの語を持て。
この語を持てといふは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり。

お念仏のお味わいを。

彼岸(お浄土)からのおよび声。

そのよびごえが私に届いて南無阿弥陀仏。

今日は広交差点で一羽のツバメを見かけた。

居酒屋の入口にある我が家(巣)へと帰ってきたようだ。

こちらも、迷わずふるさとへ。

ようこそのお参りでした。

 

2017年3月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 2日目

3月28日(火)

春季彼岸会、2日目。

朝席がすみ、午前中のお参り先に。

最近はカーナビよりもスマホの地図アプリが頼り。

住所を入力すると、あっという間に出て来る。

昔は地図を片手に回ったものだけど。 今日は地図アプリを頼りに、そのお宅までの急な坂道を登って行くのだが、どうも表札の名前が違う。。。

とりあえず、そこのお宅にお尋ねしたら全然違う。

ひょっとしてと思い、違うアプリで検索すると、案の定全く違う場所にいる。

時々、間違いがあるんだな。。。

それに気づかなかったら。。。

全く疑うことなく向かったところが間違っていたら、ずっと迷いっ放し。

阿弥陀さまは日の没する西方にお浄土を建立された。

迷うことのないように。

迷ったニュースが連日。

完成間近でストップのかかった豊洲問題に森友問題。

途方に暮れて、私が何をした?悪いのは誰だ?の繰り返し。

変わらないのは日の沈む方向と、人間の姿かな。。。

門信徒会より、このたび提灯を新調していただいた。

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。      

2017年3月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会  1日目

3月27日(火)

暑さ寒さも彼岸まで。

とは言うものの、彼岸が開けてもまだ寒い。

それでも、春はそこかしこに。

今夜から春季彼岸会。

住職自勤で、このたびはお彼岸の由来とも言われる『観無量寿経』のこころを。

お釈迦さまを前に、「何で私がこんな目に遭わなきゃならないんですか!私が何をしたと言うんです!お釈迦さまのいとこにうちの子はそそのかされて!」と、韋提希夫人の第一声。 韋提希夫人にかかわらず、こんな言葉はいろんなところで。。。

他人事でなく、私のこととして、このたびはご一緒に『観無量寿経』のこころを。

 

ようこそのお参りでした。

2017年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 終業式 離・退任式

3月24日(金)

今朝は少し肌寒く。

今日は広南小学校・中学校、どちらも終業式。

毎学期、終業式にはその学期を振り返って学級代表が全校児童の前で発表をする。

次男は一人クラスのため、毎回発表。

今回は初めて台本を見ずにがんばって、緊張しながらも『一年間がんばったこと』を発表。

*************************

 

終業式に引き続いて、お世話になった先生方の離任式・退任式。

6名の先生が、このたび小学校を去られることに。

特に次男を2年間担任としてご指導していただいた高橋先生もこのたび退職。

次男が3歳の時、呉市PTA連合コーラス発表会で、観客席から舞台に立つお母さんの姿を見つけ、「おかあさん」と呼んでた時、すぐ近くに座って写真を撮っておられたのが次男と先生との出会い。

1年生の時は、ことばの学習の一環で、中国新聞に俳句を次々。 それがいつもいつも新聞に載るので、たくさんの方からお声をかけていただいた。

阿弥陀さまとの出遇いは終わりがないけど、人との出会いは別れに向かってのカウントダウンだと。

いろんなことを思い出しながら、ここまでお育ていただいたことを、ただただ感謝。

**************************

中学校は、このたび珍しく異動なし。

4月から、今度はどんな出会いがあるだろう。      

2017年3月24日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 成寿園訪問

3月17日(金)

呉東組団体参拝(団参)から帰って2日目。

寒い寒い参拝だったけど、今日はウグイスの谷渡りがいよいよ聞こえてくる陽気に。

「法、聞けよ。聞けよ、聞けよ、聞けよ、聞けよ・・・」と螺山から連呼して。

**************

今日は午後から特別養護老人ホーム 成寿園へ。

呉東組仏教婦人会連盟の活動で、2ヶ月に1度、組内の各仏教婦人会が順番に成寿園を訪問。

今月は、専徳寺仏教婦人会が当番。

しばらくインフルエンザ等の感染症予防のため、この法話会は休みだったそうで、今年初めての法話会。

**************

正信偈をおつとめし、法話。

「鬼サンこちら、手の鳴る方へ」

鬼ごっこ、こっちへ来て欲しいとの子どもの喚び声の話より。

そのあと、恩徳讃をみなさんと一緒に歌って、婦人会会員の方より歌のプレゼント。

ペギー葉山の『おもいでの岬』。

団参のおり、大谷本廟に家族揃って御主人の納骨をされて、今日はちょっと主人のことを思いながら歌いますと。

今日は5名の婦人会の方のうち、団参でご一緒した方が3名。

控え室で、みなさん、団参がよかったよかったと喜んで。

そのことばに、「ほっ」と。 ようこそのおまいりでした。

呉東組団体参拝

3月14日(火) 15日(水)

呉東組の団体参拝第一弾は、1泊2日。 バス3台。

ご夫婦で、ご家族で、お友達同士で、お一人で。

下は7歳、上は91歳と、途中参加も含めて127名での参拝。

朝早くに各地を出発。 早い方は5時10分のご乗車。

長浜は最後の乗車で5時50分発。。。

それでも、まだ真っ暗。 お昼前に大谷本廟へ到着し、参拝。

納骨される方と一緒にお参りした後、梯和上のお墓にお参りしたいと言うご門徒さんと一緒にお参りすることにしたものの、場所が分からない。

うろうろしてたら、親切な方が声をかけてくださり、わざわざお墓まで案内してくださった。

話を伺うと、何と梯和上のそのお墓を建てられた業者の方。

でも、そのお墓が大阪のお寺の方なのに、どうして広島の方がこの間もお参りになられるのかと…。

何ともいえないご縁を。 そのあと、本願寺に向かい、伝灯奉告法要に参拝。

このたびは、呉東組は阿弥陀堂でのご縁。

寒い本堂の席には、膝掛けが用意されて。 法要が終わると、帰敬式(おかみそり)。

受けられない方は書院等の拝観。

55名の受式者中、呉東組からは21名の方が、法要を終えられたご門主さまより直々に。

そして、一行はお泊まりの宿、湯の花温泉へ。

**************

そして、2日目。

朝、雨が降っていた。

それが、次第に雪に変わり、どんどん山に積もりだしていく。

ホテルに近い大石酒造に立ち寄り、そのあと、一行は蓮如上人ご建立の大阪 八尾の顕証寺へ。

限られた時間の中で、御住職より、顕証寺の由来などを聞かせていただき、

また、お内陣の余間に上げていただき、大切な法物を見せていただいたりと、ありがたいご縁を。

惜しまれながらも顕証寺をあとにして、最後は、

なんばグランド花月へ。

立ち見席が出るほどの会場の前列を安芸教区の目印、赤いスカーフを付けた団体が占める。

よっぽど目立ったのか、舞台の上から出演者にいじられながら。。。

4月8日に放送予定だとか。

**************

3月とは思えない、とっても寒い2日間となったけど、帰りの大阪の空には虹。

午後9時頃、おかげさまで、無事呉の各地へと。

長い長い2日間。 専徳寺からは10名。

みなさん笑顔で帰宅。 ようこそのご参加でした。

お疲れが出ませぬよう。      

2017年3月15日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ

3月13日(月)

今日で平成28(2016)年度の読み聞かせが終了。

このたび、お子さんの卒業とともに、読み聞かせボランティアの方が3名がお辞めになることに。

今日は、長い間お世話いただいたその方々を中心に最後の読み聞かせがあって、終わったあと、各教室で素敵なプレゼントが児童より贈られたそう。

今日は担当を外れていたので、その素敵なプレゼントは坊守が預かって。

1年生から6年生までの手紙が2枚ずつ。

○ 読み聞かせが楽しかった。

○ 絵本や読書が好きになった。

○ 自分も大きくなったら、読み聞かせをしてみたい。

などなど、お世辞でもうれしくなる言葉がたくさん。

また、印象に残ってる本の題名に、私が今年度読んだ本が何冊か書かれていて。。。

4月からもこれを励みに。

お手伝いいただける方も、募集中。

2017年3月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

3.11 長浜日曜学校修了式・広南中学校卒業式

3月11日(土)

青空の広がる穏やかな朝。

朝8時30分より、住蓮寺において長浜日曜学校の修了式。

このたび、6年生3名が修了。

月1回開かれる日曜学校、今年の皆勤賞は4名。

6年生のみなさん、これからもほとけの子として、たくさんの出遇いを大切に。

それから、先月募集した花まつりの絵。

4名が絵を提出してくれた。

これが来月の花まつりに何に化けるかお楽しみに。

**************

修了式が終わって、9時30分より広南中学校の卒業式。

22名の3年生がこのたびご卒業。

最後に見せたお辞儀がとっても美しく。 ご卒業、おめでとう。

体育館前のサイカチの木の下に、校長先生寄贈の“もくりんさん”石像が。

卒業生たちがキャラクター化し、いろいろとそこからご縁が広がったなぁ。

そして、南極の石にも、立派なプレート。

**************

今日は東日本大震災より丸6年。

地震の起きた午後2時46分、梵鐘を鳴らす。

今年は次男と一緒に。

真宗大谷派(東本願寺)では、今年も「勿忘の鐘」を呼びかけ。

響流十方 正覚大音

盛りだくさんの、それぞれの3.11。      

呉東組聞名講 3月例会

3月10日(金)

寒さが少し緩んできた。

今日は午後1時30分より住蓮寺にて、呉東組聞名講の3月例会。

毎年3月例会は、この1年間にお亡くなりになられた講員の方々の追悼法要を、御遺族の方を招いて行う。

このたびもお揃いの聞名講の色衣と五条袈裟を法中方が付けて、阿弥陀経のおつとめ。

そして、川尻真光寺様の御法話、引き続いて御示談。

今日の御示談には、お参りに来られた方に、

今日は平成28年度物故者の追悼法要をつとめますが、このような御法事というのは、どうして行うと思われますか?

との質問を役員の方々で用意してくださった。

初めてご縁にあう御遺族の方もおられるので、「霊を慰める」とか、「供養」という言葉が出て来るかなと思ったけど、ほとんど「亡くなられた方をご縁として、私が導いていただく」とか、「亡くなられた方を偲び、遺された人が集い、思い出話や近況の報告などをして、なごやかな時間を共有し、仏縁を自分も子どもたちにも伝えて行きたい」との答え。

故人に導かれてご縁に遇う。

ほとんどの方がそうやってご縁にあってきた。

亡き人を偲びながら、いろんなこと、自分の姿を振り返り、「私のことだ」と大切なことに気づかせていただく。

そんなご縁にあうことを、「ようよう参ってくれたねぇ」と、お浄土へと往かれた方もよろこんでくださってることでしょう。

明日は、東日本大震災より6年目。

そして、まもなく、お彼岸。

亡き人を偲びながら、御恩報謝のお念仏。

ようこそのお参りでした。